「今日は朝からいい天気だね〜」
「そうだな〜」

みなさん、おはようございます。城嶋家長男のシンジです。
俺は今色ボケ妹と一緒に登校しています。

「お洗濯もよく乾きそうだね〜」
「そうだな〜」
「青姦にはもってこいの陽気だね〜」
「そう…れはダウトだ!」

危ねぇ!危うく肯定しちまうところだった!

「え〜?そうかな〜?たまには外でヤるのもいいんじゃない?観衆に見られながらの結合!あぁ、考えるだけで興奮しちゃう!」
「猥褻物陳列罪で捕まるぞ」
「さすがにそれは冗談だよ。私の裸を見ていいのはお兄ちゃんだけだもん!それに、どうせ外でするなら草むらとか路地裏とかだよね?」
「いい加減口閉じないと禁止令1ヶ月の刑に処すぞ」
「っ!…そ、そうだよね!こんな天気のいい日は、日光を浴びながらフェラチオだよね!」
「とりあえず1週間禁止な」
「くぅっ!…ま、まぁ1週間くらいなら我慢してみせようじゃないの!」
「いい心がけだ。ついでにこの1週間は後ろも禁止だからな」
「なんで!?」
「あいにく俺には流血プレイの趣味はないんでね」
「?」
「お前そろそろだろ?」
「何が?」
「生理」
「っ!?!?!?!?」

おお、カナミが真っ赤だ。

「なんてこと言うのよお兄ちゃん!」
「何で怒るんだよ?普段あれだけ(下ネタ)飛ばしておいて」
「それとこれとは別なの!もう!デリカシーがないんだから!」
「お前にだけは言われたくないぞその台詞!!」

カナミにデリカシー云々を説かれるとは何たる屈辱!

「大体…痛っ!」
「どうした?」
「…目にゴミが入ったみたい」
「掻くなよ?下手すると眼球を傷つけるからな。ちょっと見せてみろ」
「ん…」

じーっと見詰め合う俺達。

「(左目…異常なし。右目…)ん?」
「んー」

と、突然カナミが両目を閉じた。



「…何の真似だ?」
「んー」

質問には答えず唇を突き出す妹。

「…まさかキス待ちのつもりか?」
「(こくん)」

体勢はそのままで頷く。そんなベタな…

「んー、んー」
「…………」

いい度胸だ妹よ。俺がいつもヤられてばかりだと思うなよ。

ガシッ!

「へ?」

ぶっちゅ〜〜〜っ!!

「んんんんんんっ!?!?!?!?」

カナミの両頬を掴み、思いっきり口付ける。しかもただのキスじゃない。ディ〜〜〜〜〜プなキスだ。

ぐちゅ…くちゅ…

「ん…んぁ…はんっ…」

ちなみにディープキスとは英語ではなく日本語だ。あっちではディープキスのことをフレンチキスという。ただ唇を合わせるキスはソフトキスだ。よい子のみんな、覚えておくように。

「ぷはぁ…」

時間にして十数秒。口を離すと、銀色の橋がつつ〜っと…いや、それより

「お…にぃ…ちゃ…」

焦点のぶれた目で、熱に浮かされたような妹の顔。実は俺は、カナミのこの顔を見るのが好きだったりする。

「さて、お遊びはこれで終わり。学校行くぞ」
「えっ!?」

突然素に戻った俺に、文字通り目を白黒させる愚妹。

「ちょ、ちょっと待ってよお兄ちゃん!これで終わり!?」
「当たり前だ。俺達は今登校中なんだぞ。時間に余裕があるとはいえ、寄り道するわけには行かないだろ」
「そ、それは…」
「早く行くぞ。これも罰の一環だ」
「ぅぅ〜っ!」

恨めしそうな唸りを聞きながらさっさと道を行く。たまには兄としての威厳を見せなきゃなw



その夜、俺の晩飯はご飯と味噌汁、そしてエロ本だけでした。orz

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