「お兄ちゃん!お風呂空いたよーっ!」
「ぅーい!」

皆さんこんばんわ。城嶋シンジです。自室で本(マンガ本ですよ?18歳未満閲覧禁止の書物ではないですよ?)を読んでいると、妹から入浴の催促がかかりました。

「…よし、入るか」

ここ最近妙なアプローチの仕方(女体盛りだったりハイテナイ攻撃だったり)をされていたため、無意識のうちに警戒感を持ってしまっていたようだ。

「♪〜」

タンスから着替えを取り出し、鼻歌交じりに脱衣所へ。

「今日は宿題もないし、襲われる前にさっさと寝よう」

カナミも学校で友達ができたらしく、『一緒に帰る→商店街で買い物→玄関で一発』のコンボが発動する頻度も少なくなってきた。
その分夜這いされたり、入浴中に乱入されたりと言うことは多くなったがな! orz

「ま、カナミはもう(入浴を)済ませてるわけだし、今日は乱入ってのはないよなw」

なんて油断してたのが運の尽き。

ガラッ!

「あ、お兄ちゃん?」

ピシャッ!

「????」

今、何か、いた?

ガラッ!

「やほ〜」

ピシャッ!

「す〜は〜、す〜は〜」

うん、認めよう。認めた上で対処しよう。

ガラッ!

「お客さ〜ん、いらっしゃ「あいてねーじゃん!!」

渾身のツッコミ。



「湯船が空いたということで〜」
「そんなとんちは要らんわ!!」

今更一度脱いだ服を身につける気にはなれない。今日は気温が高く、また体育の授業もあったので、結構汗を掻いた。

「ったく…」
「何だかんだで入るんだね?お兄ちゃん」
「汗だくのシャツをもう一度着る気になれないだけだ」
「お兄ちゃんの脱ぎたてシャツ!?」
「何でそこに反応するんだよ!?」
「いや、実の兄と肉体関係を持つ妹としては一応反応しとくべきかな〜と」
「それじゃブラコンじゃなくてキモウトだぞ」
「…そーだねー。お兄ちゃんの匂いでハァハァするのはキモウトだよねー。」
「何で棒読みなんだよ。何で視線を外すんだよ。こっちむけコラ」

こいつ…まさか…

「さてと…」

カナミは体についていた泡を流すと、俺が先に入っている浴槽に無理やり割り込んできた。

「…おい妹さんや」
「何でしょうお兄様」
「アナタは何をしているのかね?」
「ナニを弄っております」

…こいつ…

「…うりゃ」
「ぁんっ♪」

人のムスコを断りもせず弄っているカナミに対抗し、俺もカナミの胸を揉んでみる。ぅ〜む…

「相変わらず小さいな…ぎゃっ!」

つ、爪を立てるな!

「何すんだ!?」
「それはこっちの台詞だよ!人が気にしていることを!」
「ぅぬぅ…うりゃっ!」
「きゃんっ♪…このっ!」
「くっ!…ならば!」
「あんっ♪…ぅぅ…えいっ!」
「ぐはっ!…やるな!」

何をしてるかって?想像にお任せします。

「えぇい!埒が明かん!こうなりゃ実力行使だ!」
「受けて立ってあげるよ!胸の大きさが戦力の決定的な差じゃないってことを証明してあげる!」

城嶋シンジ VS 城嶋カナミ 第○○次お風呂の乱の火蓋が気って落とされた瞬間だった。



え?勝敗?フッ…第3の要因により、両者K.O.とだけ言っておこう。ぁぁ気持ち悪…

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