ＳＳなど061220001
18 猪(ギター) 2006/12/20(水) 02:18:36.70 ID:sjW2pxq70
もしギャルゲーになるとしたらこんなストーリーであろうって奴書いてみたんだが
好評かどうかは（´・ω・｀）
まぁ参考ぐらいに捕らえておいてくれ
19 猪(ギター) 2006/12/20(水) 02:20:13.92 ID:sjW2pxq70
主「もー嫌だ」
鉄「これ若様。まだ学ぶべきことはたくさんあるのですぞ？」
主「そうはいっても鉄厳、もうかれこれ半日も勉強しているのだよ？」
鉄「それはこの国の為、そして貴方ご自身の為でも御座いまする。そもそもこのお勉強の……」
また始まった、長い説教だ。
鉄「民も兵も皆もっと苦しいのです。主君が苦しまずに、国を……」
ガサゴソ
鉄「また、米がどのくらい取れるのか、それを知らずに……おろ？」
主「上手く行ったな」
鉄厳の説教は勉強以上に退屈だからな。身が参る前に退散退散っと。
城内をしばらく進むと、中庭から威勢の良い掛け声が聞こえる。
主（同じ位の年の子でもいるのか？）
昔から城で暮らしていたせいか、周りは皆大人ばかり。
こんな若い声を聞くこと自体、とてもひさびさだ。
少し胸を躍らせながら廊下を進む。
？「ハッ！」
中庭に出ると、自分と同じ位の少女が大人相手に剣の稽古をしていた。
剣の稽古なら自分だっていつもやっている。しかし
主「……すごい」
まだ剣が未熟な自分にも分かる。
大の大人相手に物怖じすることもなく、むしろ相手が押されているようにも見える程の腕だった。
そして何より、その黄金のような美しい髪に包まれた真剣な表情を、俺は一生忘れる事は無いだろうとさえ思った。
20 猪(ギター) 2006/12/20(水) 02:20:28.62 ID:sjW2pxq70
鉄「あれは某の娘の金で御座います」
主「おぉ！？」
鉄厳、いつのまに……。
鉄「将来、若様の命をお守りすることになりましょうぞ」
鉄厳はそう言うとちょうど稽古の区切りがついた金に手招きをした。
金は小走りで縁側まで走ってきた。
近くで見れば見るほど見惚れてしまう、それほど美しい少女だった。
金「若様。鉄厳の娘、金で御座います。以後、お見知りおきを」
金はペコリと頭を下げると、早々に稽古に戻ってしまった。
鉄「さて、若様」
ガシッと襟首をつかまれる感覚
こ……これは。
鉄「お勉強の残りを済ませてしまいましょう」
ズルズル
主「わ、わかった。ちゃんと歩くから離せ！」
俺が初めて金と会ったのは、こんな感じだった。
28 お年玉(げんこつ) 2006/12/20(水) 02:39:59.45 ID:ixlpOc5J0
身の丈に合わぬ刀を両手で担ぎ、思う。
この刀を振るえるようになるころ、余はどのような人生を生きてるのだろう、と。
王族として、立派にその座についているか。はたまた殺されてしまっているか。
どちらでも文句は無い。それが人生というもの。
まこと無常の世の中よ。
「と、このように考えたのじゃが、金！ お主の考えを教えるのじゃ！」
「……頑張って考えましたね」
「むぅー！ 余は真剣じゃ、何か微笑ましいものを見るような目つきで見るな、頭を撫でるなーっ！！」
「はいはい」
両手を広げ、背伸びをいっぱい。
＞12を書いてみようと思ったら、ほのぼのした。うん。これはこれでいいと思った。
75 猪(はげ) 2006/12/20(水) 20:41:30.52 ID:IPT23o7uO
俺は男女混合派。なおかつ駒同士フラグ希望
以下妄想流出
角が、初めて戦に出た日の前日
飛｢本当にいいのか？角｣
角｢私は獣人よ？貴方よりも十分強い｣
飛｢強さの問題ではない。お前は…自分の姿が……
竜馬になることを恐れていないのか？｣
角｢……正直怖い。でも、一緒に戦ってくれるんだろう？
私がおかしくなったときは、ちゃんと止めくれ｣
飛｢あぁ、ちゃんと止めてやる―――――――
だが、自分の体ぐらい自分でなんとかしろよ。
好きな人を傷つけたくない｣
角｢ハハ……って………お、お前はこんなときに………
そんなぁ………｣
229 猪(ほろよい) 2006/12/21(木) 02:42:22.92 ID:4YER51sb0
試しに王将の設定案を考える。 （幼女Ver）
男皇子のみに世継ぎをさせてきたが、子宝に恵まれず、結局娘のみが生まれることになった。
女にはまともな政治はできぬと考えていたが、一縷の願いを込めて、親交のある寺に預けることにした。
娘を託された住職は娘にこの領地の未来を保てるだけの裁量を授けようとし、教育にあたる。
数ヵ月後、領主は病に倒れ、その噂は草（諜報員）によって近隣諸国に知れ渡る。
世継ぎがいないと知られているこの国では、その噂の流布は他の国に侵攻を許すことと同義である。
娘が頭角を現すのはその時であった。
娘は領主の死を、隣国一国へのみ伝えるよう進言する。もちろん領主はまだ死んではいない。
そして我が国はその国の傘下へ入るとほのめかすように話をつけてこいという。
初めは誰もが怪訝な顔をしたが、住職はその読みを見抜く。この娘は覇道を以って王道を行こうとしていると。
隣国領主との謁見の日、領主は死んでいることになっている故に、娘が場に立ち会うことになる。
娘だと油断しきっている隣国の領主は、無用心にも二間程の余裕も無く謁見を許した。
杯を交わそうとするタイミングで、隣国領主城内へ兵が押し寄せる。農民に扮した金将の兵であった。
虚を突かれた隣国領主、だが気付くのには少々遅すぎた。隣国領主は娘の隠し持った匕首に喉下をズブリと、刺し貫かれていた。
返す刀で護衛を一人斬り、二人斬り、ほぼ同時に金将が娘を確保する。
実質、城を攻め落とすのと同義であった。
父の死をブラフとして扱い、かつ領土の拡大を図る娘の行動は他国にとっては感心できるものではなかった。
だが、領国の民はこの娘の苛烈な行動に憧れを抱く者さえいたのである。
戦国を駆ける、幼い娘の国獲り合戦が今ここに始まったのである。
256 猪(メイド服) sage 2006/12/21(木) 04:49:11.21 ID:l8lHKM0k0
王は幼女派のSSに対抗してギャルゲの主人公風の>>19-20の続編
面倒臭いから俺に統一にした
主「父上、ただいま戻りました」
王「ご苦労」
最近父上は何かと忙しそうだ。
寝る間も惜しんで仕事に取り組んでいる。
体を壊さなければ良いのだけど･･････。
鉄「失礼致します」
下がろうとしたら、ちょうど鉄厳が入ってきた。
鉄厳の声を聞くとつい体が引いてしまう。
王「鉄厳と、金と銀もか」
見ると鉄厳の後ろに二人の少女
一人は金。もう一人は初めて見る顔だ。
二人揃って父上に頭を下げた。
俺が初めて見る少女を見ているのを鉄厳が気付いた。
鉄「おぉ、若様は銀と会うのは初めてでしたな」
銀「鉄厳の娘の銀と申します。以後、お見知りおきを」
また深く頭を下げる少女についこちらも頭を下げてしまう。
つまり、金と銀は姉妹なのか。
なるほど、二人を見比べると感じが似ている。
王「それで、何の用件だ？」
鉄「はい、それは･･････」
鉄厳はちらりと俺を見た。
俺は金と目を合わせて
主「俺はこれで下がります。金、ちょっと剣の稽古をつけてもらえるか」
金「わかりました、では私もこれで。銀、一緒についてきなさい」
銀「はい」
俺は金と銀と共に部屋を後にした。
257 猪(メイド服) sage 2006/12/21(木) 04:49:29.47 ID:l8lHKM0k0
主「ヤッ！」
金「ハァッ！」
初めて金と会った時から、俺はときどき金に剣の稽古を頼む。
俺も多少の剣の心得があったものの、金は俺よりも数段上手い。
俺と稽古をするときは、金は少し加減しているようにも思えた。
銀は縁側で俺たちのことを眺めていた。
退屈そうな顔ではないが、何かに興味があるような顔でもなかった。
主「そろそろ終わりにしよう」
金「私はまだ大丈夫です」
金はある意味自分本位なところがあるようだ。
俺が疲れていても自分が疲れていなければ稽古を続けるようだ。
生真面目なのかなんなのか
主「そうじゃなくてそろそろ話が終わる頃だろうって事だ」
金「では父が来るまで」
･･････金はマジメな奴だな。
ふと銀を見ると、少し笑っているようにも見えた。
340 黒豆(七粒) 2006/12/21(木) 23:17:33.49 ID:l8lHKM0k0
「準備はいいか？」
「ええ」
私は銀と話を合わせ、敵陣に攻め入る準備を整えた
「チェストォオオオ！！！」
銀が陽動している間に、私は敵の後ろから回りこむ。
それにしても、やけに敵が手薄だ…。
「チェストォッッ！」
これは、味方の銀の声ではない。
図られた、伏兵か！
どうする、あの敵の銀は、あまりにも邪魔だ。
どう処理する…どう、私は動けばいい。
341 黒豆(七粒) 2006/12/21(木) 23:17:46.78 ID:l8lHKM0k0
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│△竜│＿＿│＿＿│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│▼歩│＿＿│＿＿│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│▼歩│▼銀│▼玉│△銀│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│△歩│＿＿│＿＿│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
持ち駒 金
三手でつ
458 黒豆(八粒) 2006/12/22(金) 23:34:23.93 ID:0jRhEci30
とまぁこんな流れも読まずに投下
「くっ・・・！」
敵の勢いは止まることを知らないらしい
次々と大駒を送り込んでくる
王を守りきれるか？
「金！大丈夫か！？」
「な、なんとか」
しかし、このままでは確実にやられる
どうすれば･･･。
「きゃっ！」
目の前の防衛線が破られたのが見えた
「覚悟っ！」
あまり、考えている暇はなさそうだ。
459 黒豆(八粒) 2006/12/22(金) 23:34:42.41 ID:0jRhEci30
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│▼角│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│▼桂│↓�え◆押襖◆押襖◆押襖◆押襖◆押襖◆押襖◆押襖�
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│△歩│▼香│�ァ襖◆押襖◆押襖◆押襖◆押襖◆押襖◆押襖�
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│� 襖↓◆襖□ざ皋◆押襖◆押襖◆押襖◆押襖◆押襖◆押襖� 持ち駒
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 歩
│△香│△王│��＿│△香│▼竜│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
仲間外れを探そう
もしギャルゲーになるとしたらこんなストーリーであろうって奴書いてみたんだが
好評かどうかは（´・ω・｀）
まぁ参考ぐらいに捕らえておいてくれ
19 猪(ギター) 2006/12/20(水) 02:20:13.92 ID:sjW2pxq70
主「もー嫌だ」
鉄「これ若様。まだ学ぶべきことはたくさんあるのですぞ？」
主「そうはいっても鉄厳、もうかれこれ半日も勉強しているのだよ？」
鉄「それはこの国の為、そして貴方ご自身の為でも御座いまする。そもそもこのお勉強の……」
また始まった、長い説教だ。
鉄「民も兵も皆もっと苦しいのです。主君が苦しまずに、国を……」
ガサゴソ
鉄「また、米がどのくらい取れるのか、それを知らずに……おろ？」
主「上手く行ったな」
鉄厳の説教は勉強以上に退屈だからな。身が参る前に退散退散っと。
城内をしばらく進むと、中庭から威勢の良い掛け声が聞こえる。
主（同じ位の年の子でもいるのか？）
昔から城で暮らしていたせいか、周りは皆大人ばかり。
こんな若い声を聞くこと自体、とてもひさびさだ。
少し胸を躍らせながら廊下を進む。
？「ハッ！」
中庭に出ると、自分と同じ位の少女が大人相手に剣の稽古をしていた。
剣の稽古なら自分だっていつもやっている。しかし
主「……すごい」
まだ剣が未熟な自分にも分かる。
大の大人相手に物怖じすることもなく、むしろ相手が押されているようにも見える程の腕だった。
そして何より、その黄金のような美しい髪に包まれた真剣な表情を、俺は一生忘れる事は無いだろうとさえ思った。
20 猪(ギター) 2006/12/20(水) 02:20:28.62 ID:sjW2pxq70
鉄「あれは某の娘の金で御座います」
主「おぉ！？」
鉄厳、いつのまに……。
鉄「将来、若様の命をお守りすることになりましょうぞ」
鉄厳はそう言うとちょうど稽古の区切りがついた金に手招きをした。
金は小走りで縁側まで走ってきた。
近くで見れば見るほど見惚れてしまう、それほど美しい少女だった。
金「若様。鉄厳の娘、金で御座います。以後、お見知りおきを」
金はペコリと頭を下げると、早々に稽古に戻ってしまった。
鉄「さて、若様」
ガシッと襟首をつかまれる感覚
こ……これは。
鉄「お勉強の残りを済ませてしまいましょう」
ズルズル
主「わ、わかった。ちゃんと歩くから離せ！」
俺が初めて金と会ったのは、こんな感じだった。
28 お年玉(げんこつ) 2006/12/20(水) 02:39:59.45 ID:ixlpOc5J0
身の丈に合わぬ刀を両手で担ぎ、思う。
この刀を振るえるようになるころ、余はどのような人生を生きてるのだろう、と。
王族として、立派にその座についているか。はたまた殺されてしまっているか。
どちらでも文句は無い。それが人生というもの。
まこと無常の世の中よ。
「と、このように考えたのじゃが、金！ お主の考えを教えるのじゃ！」
「……頑張って考えましたね」
「むぅー！ 余は真剣じゃ、何か微笑ましいものを見るような目つきで見るな、頭を撫でるなーっ！！」
「はいはい」
両手を広げ、背伸びをいっぱい。
＞12を書いてみようと思ったら、ほのぼのした。うん。これはこれでいいと思った。
75 猪(はげ) 2006/12/20(水) 20:41:30.52 ID:IPT23o7uO
俺は男女混合派。なおかつ駒同士フラグ希望
以下妄想流出
角が、初めて戦に出た日の前日
飛｢本当にいいのか？角｣
角｢私は獣人よ？貴方よりも十分強い｣
飛｢強さの問題ではない。お前は…自分の姿が……
竜馬になることを恐れていないのか？｣
角｢……正直怖い。でも、一緒に戦ってくれるんだろう？
私がおかしくなったときは、ちゃんと止めくれ｣
飛｢あぁ、ちゃんと止めてやる―――――――
だが、自分の体ぐらい自分でなんとかしろよ。
好きな人を傷つけたくない｣
角｢ハハ……って………お、お前はこんなときに………
そんなぁ………｣
229 猪(ほろよい) 2006/12/21(木) 02:42:22.92 ID:4YER51sb0
試しに王将の設定案を考える。 （幼女Ver）
男皇子のみに世継ぎをさせてきたが、子宝に恵まれず、結局娘のみが生まれることになった。
女にはまともな政治はできぬと考えていたが、一縷の願いを込めて、親交のある寺に預けることにした。
娘を託された住職は娘にこの領地の未来を保てるだけの裁量を授けようとし、教育にあたる。
数ヵ月後、領主は病に倒れ、その噂は草（諜報員）によって近隣諸国に知れ渡る。
世継ぎがいないと知られているこの国では、その噂の流布は他の国に侵攻を許すことと同義である。
娘が頭角を現すのはその時であった。
娘は領主の死を、隣国一国へのみ伝えるよう進言する。もちろん領主はまだ死んではいない。
そして我が国はその国の傘下へ入るとほのめかすように話をつけてこいという。
初めは誰もが怪訝な顔をしたが、住職はその読みを見抜く。この娘は覇道を以って王道を行こうとしていると。
隣国領主との謁見の日、領主は死んでいることになっている故に、娘が場に立ち会うことになる。
娘だと油断しきっている隣国の領主は、無用心にも二間程の余裕も無く謁見を許した。
杯を交わそうとするタイミングで、隣国領主城内へ兵が押し寄せる。農民に扮した金将の兵であった。
虚を突かれた隣国領主、だが気付くのには少々遅すぎた。隣国領主は娘の隠し持った匕首に喉下をズブリと、刺し貫かれていた。
返す刀で護衛を一人斬り、二人斬り、ほぼ同時に金将が娘を確保する。
実質、城を攻め落とすのと同義であった。
父の死をブラフとして扱い、かつ領土の拡大を図る娘の行動は他国にとっては感心できるものではなかった。
だが、領国の民はこの娘の苛烈な行動に憧れを抱く者さえいたのである。
戦国を駆ける、幼い娘の国獲り合戦が今ここに始まったのである。
256 猪(メイド服) sage 2006/12/21(木) 04:49:11.21 ID:l8lHKM0k0
王は幼女派のSSに対抗してギャルゲの主人公風の>>19-20の続編
面倒臭いから俺に統一にした
主「父上、ただいま戻りました」
王「ご苦労」
最近父上は何かと忙しそうだ。
寝る間も惜しんで仕事に取り組んでいる。
体を壊さなければ良いのだけど･･････。
鉄「失礼致します」
下がろうとしたら、ちょうど鉄厳が入ってきた。
鉄厳の声を聞くとつい体が引いてしまう。
王「鉄厳と、金と銀もか」
見ると鉄厳の後ろに二人の少女
一人は金。もう一人は初めて見る顔だ。
二人揃って父上に頭を下げた。
俺が初めて見る少女を見ているのを鉄厳が気付いた。
鉄「おぉ、若様は銀と会うのは初めてでしたな」
銀「鉄厳の娘の銀と申します。以後、お見知りおきを」
また深く頭を下げる少女についこちらも頭を下げてしまう。
つまり、金と銀は姉妹なのか。
なるほど、二人を見比べると感じが似ている。
王「それで、何の用件だ？」
鉄「はい、それは･･････」
鉄厳はちらりと俺を見た。
俺は金と目を合わせて
主「俺はこれで下がります。金、ちょっと剣の稽古をつけてもらえるか」
金「わかりました、では私もこれで。銀、一緒についてきなさい」
銀「はい」
俺は金と銀と共に部屋を後にした。
257 猪(メイド服) sage 2006/12/21(木) 04:49:29.47 ID:l8lHKM0k0
主「ヤッ！」
金「ハァッ！」
初めて金と会った時から、俺はときどき金に剣の稽古を頼む。
俺も多少の剣の心得があったものの、金は俺よりも数段上手い。
俺と稽古をするときは、金は少し加減しているようにも思えた。
銀は縁側で俺たちのことを眺めていた。
退屈そうな顔ではないが、何かに興味があるような顔でもなかった。
主「そろそろ終わりにしよう」
金「私はまだ大丈夫です」
金はある意味自分本位なところがあるようだ。
俺が疲れていても自分が疲れていなければ稽古を続けるようだ。
生真面目なのかなんなのか
主「そうじゃなくてそろそろ話が終わる頃だろうって事だ」
金「では父が来るまで」
･･････金はマジメな奴だな。
ふと銀を見ると、少し笑っているようにも見えた。
340 黒豆(七粒) 2006/12/21(木) 23:17:33.49 ID:l8lHKM0k0
「準備はいいか？」
「ええ」
私は銀と話を合わせ、敵陣に攻め入る準備を整えた
「チェストォオオオ！！！」
銀が陽動している間に、私は敵の後ろから回りこむ。
それにしても、やけに敵が手薄だ…。
「チェストォッッ！」
これは、味方の銀の声ではない。
図られた、伏兵か！
どうする、あの敵の銀は、あまりにも邪魔だ。
どう処理する…どう、私は動けばいい。
341 黒豆(七粒) 2006/12/21(木) 23:17:46.78 ID:l8lHKM0k0
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│△竜│＿＿│＿＿│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│▼歩│＿＿│＿＿│
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持ち駒 金
三手でつ
458 黒豆(八粒) 2006/12/22(金) 23:34:23.93 ID:0jRhEci30
とまぁこんな流れも読まずに投下
「くっ・・・！」
敵の勢いは止まることを知らないらしい
次々と大駒を送り込んでくる
王を守りきれるか？
「金！大丈夫か！？」
「な、なんとか」
しかし、このままでは確実にやられる
どうすれば･･･。
「きゃっ！」
目の前の防衛線が破られたのが見えた
「覚悟っ！」
あまり、考えている暇はなさそうだ。
459 黒豆(八粒) 2006/12/22(金) 23:34:42.41 ID:0jRhEci30
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│
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├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│▼桂│↓�え◆押襖◆押襖◆押襖◆押襖◆押襖◆押襖◆押襖�
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│△歩│▼香│�ァ襖◆押襖◆押襖◆押襖◆押襖◆押襖◆押襖�
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│� 襖↓◆襖□ざ皋◆押襖◆押襖◆押襖◆押襖◆押襖◆押襖� 持ち駒
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 歩
│△香│△王│��＿│△香│▼竜│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
仲間外れを探そう
2006年12月29日(金) 23:44:57 Modified by ID:GD4z93ce4g