第43話

第43話「心!サドンリー・ズームアウト・コンチネンタル」


あらすじ

世間ではハードキャッシュ社が開発した「ワンコインボーグ」が大流行。
ワンコインボーグとは1個100円でお手軽にボーグバトルができる小さなカブトボーグの事である。
それ故にバトルが終われば捨てられてしまうため、リュウセイはこれに違和感を覚える。
そんな中、リュウセイ達はボーグ職人の坂東株右衛門と出会う。坂東は戦後から需要が減り、ワンコインボーグの追い討ちで商売あがったりだと言う。
リュウセイは坂東を救うために立ち上がったが、思うように成果が上がらず。坂東は自信作「オールドノスタルジックパフューム」をリュウセイに託し、去っていった。

しかしリュウセイの歌った「ふりむけばカブトボーグ」が大ヒットしたのをきっかけに、リュウセイはハードキャッシュ社の社長村正彦と対面し、ボーグバトルで決着をつけることに。
「愛情と情熱のかけらも無いお前なんかに、俺が負ける訳がない!」果敢にも立ち向かうリュウセイだが、相手ボーグにその攻撃は通らず。
「確かに俺はカブトボーグに対する愛も情熱も無い。でもお客さんが楽しんでくれる事には、誰にも負けない努力をしてんだ!」「安い大量生産だって1つ1つ社員の想いが詰まってるのよ」社長はお客に喜んでもらえるために社員達と血の滲むような努力をしてきた。その努力の結晶であるボーグは、リュウセイの予想以上に手ごわい相手だったのだ。
窮地に立たされたリュウセイ。しかし、
「しょせん、お前が残してきたものはワンコインボーグのゴミの山じゃないかー!!」いつもの精神攻撃で村社長をひるませるリュウセイ。
「いくぞ!オールドノスタルジックパフューム!リアルタイムアナザーロングタイムアゴー!!」
「それなら!コンテンポラルインディベンデントヘッドハンティング!!」
互いの必殺技がぶつかり合う。勝利したのは、天野河リュウセイ。
「時代は流れる。…でも、情熱は終わらない!!」
こうして、カブトボーグの伝統は守られた。

後日、ハードキャッシュ社を訪れるリュウセイ。リュウセイ達を待っていたのは、新たにハードキャッシュ社の社長に就任した坂東株右衛門だった…

各話ごとの登場人物



バトル

名前の前の丸で○=勝ち●=負けを示す

  • バトル形式
    • チャー1(チャージ1回)
    • フリエン(フリーエントリー)
    • インバト(インスタントバトル)


  • バトル形式
    • チャー1
    • フリエン
    • インバト

2010年06月18日(金) 23:31:25 Modified by ID:Ti35qnx3Xw




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