Wabカメラ1つを使用する場合

Wabカメラを肩の位置あたりに設置する。
デスクトップ用マーカーがDetectできたら、CCursor::FixAll()関数でマーカーを固定する。
これでデスクトップ用マーカーの変換行列の再計算は行われずに、安定した動作環境での操作が可能になる。

利点:動作環境が安定する。Wabカメラが一つあればよい。
欠点:Wabカメラが動かせない。

メモ:マーカーを固定しなくても動作するが、オブジェクトがマーカーから離れるほどブレが生じる。

Wabカメラ2つとヘッド・マウント・ディスプレイを使用する場合

Webカメラとヘッド・トラッキング用マーカーをヘッド・マウント・ディスプレイに固定する。このとき、ヘッド・トラッキング用マーカーは逆さまにしてWebカメラの座標系に合わせる。
ヘッド・トラッキング用WebカメラをPCのモニターの上など、顔が撮影できる場所に設置する。頭から20〜30cmほどの距離で斜め上から頭を狙える場所が最適。
Wabカメラ1つを使用する場合と同じく、デスクトップ用マーカーがDetectできたら、CCursor::FixAll()関数でマーカーを固定する。

HMD工作法

利点:目の前に仮想オブジェクトが!
欠点:お年玉2年分ほどお金がかかる。

settingファイルの記述解説

#the number of cameras (1 or 2)
 Webカメラの数です。1または2と記述します。

#the number of buttons
 ボタン用マーカーの数です。

#the number of cursors
 カーソル用マーカーの数です。メインカーソル、サブカーソル等種類は問いません。

#head tracking mode (0: disable / 1:ht marker mode)
 ヘッド・トラッキング・モードの設定です。0ならオフ。1ならオンです。

#head mount display smoothing (0: disable / >=1:able)
 ヘッド・トラッキングのスムージングの設定です。0ならオフ。1以上ならオンです。


マーカーの記述について
#cursor 1
 コメントです。
HandA.CMainCursor
 クラス名です。
mainCursor
 名前です。
Data/patt.char_d
 パターンファイルのアドレスです。
25.0
 マーカーの幅です。
25.0 35.0
25.0 -65.0
-25.0 -65.0
-25.0 35.0
 マーカーの四隅のポジションです。
25.0 -35.0
 マーカーのセンターポジションです。


ヘッド・トラッキング用マーカーは最後に記述しておくと便利。

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