Eclipseは、いろいろな言語の開発を支援する無償の「統合開発環境（Integrated Development Environment: IDE）」です。
Eclipse Foundationでメンテナンス、リリースが行われています。
言語もJavaに限定されず、C（使ったことありません）、Ruby、PHPなどなどの開発をすることができます。

Eclipseは、いろいろなモジュールをプラグインすることができるため、様々なプロジェクトから無償のプラグインが提供されています。
また、デフォルトで構成管理ツールCVSのプラグイン、単体テストJUnitのプラグイン、Antのプラグインなどがバンドルされています。

Javaに関していえば、「Eclipse以前」と「以後」で、大きく開発効率に違いが出ていると感じています。「以前」ではJBuilderとかVisualAgeとかありましたが、重たくて使いづらい有償ツールでした。
Eclipseはこれらのツールに比べて、軽量に動作することが特徴の一つです。
現在は、「こんなに便利なものがタダで使えるなんて」と大変ありがたく思っています。一度使うと手放せなくなります。

Eclipse本体と基本モジュールのダウンロード

私自身はとりあえず以下を、基本セットアップしています。

Eclipse SDK: Eclipseの本体
NLpack: 日本語化のためのパッチ
WTP(Web Tool Platform)：Webプログラミングのための基本モジュール
GEF(Graphical Editing Framework)：Eclipse上でイメージを描画するのに使うモジュール
EMF(Eclipse Modeling Framework)
JEM(Java EMF Model)

このうちGEF以下は、他のプラグインを使用する際に前提になることがあるので、最初に入れてしまっています。

2007/2/26時点でEclipseの最新バージョンは3.2.2です。

以下のファイルをダウンロードしました。

モジュール	ファイル名
Eclipse SDK	eclipse-SDK-3.2.2-win32.zip
NLpack	NLpack1-eclipse-SDK-3.2-win32.zip
WTP	wtp-R-1.5.3.zip
GEF	GEF-SDK-3.2.2.zip
EMF	emf-sdo-xsd-SDK-2.3.0M5.zip
JEM	JEM-SDK-1.2.3_jem.zip