タグ検索で(シリーズ)忍者時雨丸8件見つかりました。

忍者時雨丸 8

653 :名無しさん@ピンキー :2008/04/24(木) 01:53:57 ID:Kt4j/SrW 9. 悲鳴を聞きつけ集まってきた狐面のくの一たち。頭領である般若面のくの一をのぞく四人全員がその場にいた。 首をひねり折られたくの一と腹部に苦無が刺し込まれたくの一、彼女たちが駆けつけた時にはどちらも既に息はなかった。 「クソっ」 「こんな簡単に……」 「そ、そんなぁ」 仲間の死に怒りと、そしてその死が自らにおとずれるかもしれぬという恐怖が彼女たちを支配していた。 そう、四人の中で三人はそのような思いを…

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忍者時雨丸 7

563 :名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 20:04:11 ID:gLhzT8sL 8. 多対一では不利と考えたか、時雨丸は逃げつつも一人ずつ確実に屠る方法をとった。 頭領たる般若面のくの一は動こうとせず、なりゆきを見守っていたが、 残る六人のくの一は、二人一組となって屋敷内を探索している。 あたりをキョロキョロと見回しながら時雨丸を探し出そうと躍起になっている。 「どこだ」「どこにいったの」「隠れてないで出てきなさい」「怖気づいたか」 くの一たちは口々に挑発するものの、そこ…

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忍者時雨丸 6

402 :名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 00:23:57 ID:6MJWwknI 7. 「何者だいっ」 そう時雨丸にむかって叫ぶ般若面のくの一。 「時雨丸……おまえらの悪逆非道を許さぬ者…。天に代わって誅してやる……」 ただ、それだけを言って時雨丸は刀を構えなおす。 「アヒャヒャヒャッ、時雨丸とやら。おおかた藩お抱えの忍といったところだろうが舐めた口を聞くじゃないか。  今まで、私の仲間を殺ったのはどうせ闇討ちか不意打ちってなところだろうに。  よーくみてごらん。ここにゃ…

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忍者時雨丸 5

48 :名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 03:53:18 ID:I/gohUlW 6. 屋敷でめぼしいものがないかと物色していたくの一は、 娘を犯しているくの一の喘ぎ声が悲鳴へと変わったことに気づき、慌てて縁側に飛び出た。 彼女が眼にしたのは、無惨にも尻から刀を深く突き入れられ娘に倒れこむように絶命している仲間の骸、 そしてその横で自分を睨みつけている血に濡れた鎧を着込み口元を隠した男の姿であった。 男は刀を裸のくの一に突き刺したままで空手である。 殺るなら今かと思ったが、そ…

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忍者時雨丸 4

555 :名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 03:11:14 ID:Ud8fw4WH 5. 狐の面というのは一見、滑稽である。 しかし、そんな面をしている奇妙な姿の女に闇夜でいきなり出会えばやはり恐怖を覚える人が多い。 稲荷や狐の怪異などという神・妖怪とのつながりを連想せずにはいられないからかもしれない。 ただ、たいていの男は一瞬ビクついたあとに、彼女たちの肉体が持つ魅力に負け逃げるどころか抱きついてしまうだろう。 その末路が、たとえ無惨な骸をさらすことだとしても…… さて男で…

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忍者時雨丸 3

503 :名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 04:16:09 ID:9JyFuRar 3. 時雨丸が屋根伝いに狐面のくの一達を探し歩いていた矢先、 大商人の蔵の前でソワソワと、何やら落ち着かない様子のくの一が眼に入った。 すぐさま、彼女を真下に覗くことのできる場所へと移動し、状況の把握につとめる。 まず蔵からかすかな灯りが漏れているのがわかった。彼女の仲間が中にいるのかもしれない。 そうなれば、あのくの一は金目の物を物色している間の見張りのようなものかと時雨丸は納得し一人小さくう…

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忍者時雨丸 2

491 :名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 02:43:21 ID:r4QNh3BN 2. 瓦屋根の上を器用に歩く狐面のくの一。 歩くたびに乳首が胸元を隠せないほど小さな胴衣に擦れ合い、その刺激からかコリコリに勃起している。 胸がある程度大きければ乳房の大部分が露出することになるこの衣装はもちろんわざとであり、 捕り方の油断を誘うためである。 しかし、今夜、彼女たちが対峙する相手はそんな甘い感傷など一切持ち合わせていなかった。 次なる屋根に飛び移らんと屋根の際まで寄った瞬間、…

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忍者時雨丸

447 :名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 09:15:08 ID:9Mpspm2c 顔に狐面、背中に忍者刀、袖が肩までしかなく歩くたびに白褌がチラチラとみえる短い黒装束。 彼女たちの外見の特徴をいくつか挙げるだけで、どれだけ奇抜な格好であるかはすぐにわかろう。 しかし、彼女たちを一目みれば、その視線はとぼけた狐面でも、露出した太股でもなく……胸にいく。 特に男となれば十人いれば、少なくとも八人は間違いなく胸に注目せざるを得ない。 何故なら闇夜の城下町を徘徊する彼女たちの柔らかく大…

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