コンシステンシー

【コンクリート】
〜コンシステンシー〜
土、アスファルト、まだ固まっていないコンクリートなどの、軟らかさ、硬さ、粘っこさなど施工にかかわる性質を総合した性質のことです。
コンシステンシーを表す直接の数値はありません。 consistencyの元の意味は整合性とかですが、いろんな性質が都合よく調和しているかを言う言葉

コンシステンシーは主として水量の多少によるコンクリートと軟かさの程度で示される性質です

〜ワーカビリチー〜
コンシステンシーによるコンクリートの打ち込み易さの程度、及び材料の分離に抵抗する程度を示す性質で、コンクリートの運搬、打ち込み,締き固め、仕上げなどの作業の容易さを表します。

〜プラスチシチー〜
型枠に簡単に詰めることができる性質と、型枠は外すとゆっくり形を変えるが、崩れたコンクリート材料が分離したりすることのない性質をいいます。

〜フィニッシャビリティー〜
粗骨材の最大寸法、細骨材率、細骨材の粒度とコンシステンシーなどの軟かさによる仕上げの程度をいいます。


http://www.wakayama-u.ac.jp/~murata/lab/concrete/t...

【土】
〜コンシステンシー限界〜
土だと、液性限界、塑性限界、収縮限界などで表し、全部ふくめて【コンシステンシー限界】あるいは【アッターベルク限界】と言います。
液性限界と自然含水比との差を塑性限界で割った値をコンシステンシー指数と言って、これが >1なら、比較的安定、0に近ければ、強度低下の可能性があるとされています。
2007年04月11日(水) 02:06:31 Modified by ID:HAKfz2J39w




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