ポアソン比

(ポアソンはフランスの数学者・物理学者Poissonによる)物体にのびまたはちぢみを与えたとき、それと垂直方向に生ずるちぢみ、またはのびの、もとのひずみの大きさに対する比。



"横の伸び"と"たての縮み"の比

長さ L の棒が ΔL だけ伸び,それによって幅 b が Δb だけ縮んだ時,"横の伸び"と"たての縮み"の比は,

σ = [Δb/b] / [ΔL/L]

で求められ、この比(σ)をポアソン比という。





http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~masako/exp/ewing/01...
より




ポアソン比 (ポアソンひ)
Poisson's ratio
物体の一軸方向に外力が作用するとき,伸びのひずみとそれに対し直角方向に収縮するひずみとの比.ポアソン数の逆数.[材・構・環]

ポアソン数 (ポアソンすう)
Poisson's number
引張力を受ける棒などにおいて,軸方向の伸びが生じるときに横方向に生じる収縮ひずみと軸方向の伸びひずみとの比は定数で,この定数を1/mとおくときmをポアソン数という.[材・構・環]
2007年04月10日(火) 12:45:16 Modified by watanabe81




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