南山堂の医学英和大辞典第11版をみると、"allodynia" は「異痛〔症〕」とあり、"hyperalgesia" は「痛覚過敏」とある。
しかし、これだけでは2つがどう違うのかよく分からない。
そこで、小山なつ先生の『痛みと鎮痛の基礎知識(上)』を読むとわかりやすく、2つの状態の違いが説明してあった。
本の内容をそのままは引用しないが、"allodynia"と"hyperalgesia"の違いは、次のように要約することができる。
"allodynia" とは「普段は痛みが生じないような感覚入力によって痛みが生じるような状態」のこと。たとえば、羽で皮膚をなぜただけでも痛みを感じるような状態であれば、それはallodyniaになる。
一方、"hyperalgesia" とは「感覚入力によって生じる痛みの程度が増強されるような状態」のこと。たとえば、5℃のお湯に手をつけたとき、普段なら10段階で5程度の痛みなのに、それが7や8ぐらい、あるいはそれ以上の強さの痛みに感じるならば、それはhyperalgesiaということになる。
しかし、これだけでは2つがどう違うのかよく分からない。
そこで、小山なつ先生の『痛みと鎮痛の基礎知識(上)』を読むとわかりやすく、2つの状態の違いが説明してあった。
本の内容をそのままは引用しないが、"allodynia"と"hyperalgesia"の違いは、次のように要約することができる。
"allodynia" とは「普段は痛みが生じないような感覚入力によって痛みが生じるような状態」のこと。たとえば、羽で皮膚をなぜただけでも痛みを感じるような状態であれば、それはallodyniaになる。
一方、"hyperalgesia" とは「感覚入力によって生じる痛みの程度が増強されるような状態」のこと。たとえば、5℃のお湯に手をつけたとき、普段なら10段階で5程度の痛みなのに、それが7や8ぐらい、あるいはそれ以上の強さの痛みに感じるならば、それはhyperalgesiaということになる。
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