火乃坂 紫煙（ひのさか しえん） 
27歳・男 身長１８５cm 体重７８kg
「また、勘違い野郎か･･･このまままっすぐ帰るのと、俺の拳でまっすぐ帰るのどっちがいい？」
煙草屋「燻り」の店長。数年前に父親から代替わりした。
重度の愛煙家である父親に名づけられた名前は、本人としては非常に不本意らしい。
趣味は体づくりで日々のトレーニングは欠かさない。
高身長と相まって、彼に正面に立たれた時の威圧間は相当なものである。
体を動かすことが好きなので、時々少年野球団に顔を出しては、子供たちの指導をしている、
特定のチームだけに顔を出しているわけではなく、気が向いたときにフラッとバイクで出向くので、
市内の小中学生に顔が広く慕われている。愛称は「煙兄（えんにぃ）」「煙（けむり）のお兄ちゃん」
この愛称には、コンプレックスも相まって思うところもあるのだが、相手が子供なので、強く言えないでいる。
気に入らない理由は至って単純で、「安直」「女みたい」である。中学時代前半までは、
身長が低く童顔だったため、本人の素性を知らない他クラスの男子の数人から、
ラブレターをもらったのは有名な話である。
この事件がトラウマとなり、以後鬼神のごとく体を鍛え始め、その結果が現在の彼である。
また、その反抗精神からか、煙草屋を営むも自身は一切煙草を吸わない。
といっても、嫌煙という訳ではなく煙管などから上る紫煙を見ていると落ち着くらしい。
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