ようこそ横田市へ - 轟輪

轟輪(とどろき りん)


轟流忍郡次期頭首”轟轟”の妹。あだ名は「輪ゴム」。神煎狐那とは同級生。
忍者なんて時代遅れ…というかとんだ世迷言と思いつつも
お家柄と根が真面目な所為で、忍術の勉強も怠らずにやっている。

武術関連の忍術は正確に合わないらしく(単純に運痴とまではいかないまでも運動が苦手)
理屈では学んでいるが、体が追いつかない。
薬草などを使った”幻術”が一番好き。これは趣味で育てているハーブのおかげだろう。
薬草の配合などを独自でアレンジして、こっそりどこかで試しているという。
基本的にお兄ちゃん子、雪とは面識はあるが前述の所為で、雪の前では時々そっけない態度をとってしまう。
とはいっても、重度ではなく総合的に見れば懐いている。

祖父(先々代頭領)に非常に可愛がられており、一度、輪に手を出そう輩が近づこうものなら
常に潜ませている、轟流の尖兵に愉快な目にあわされることだろう。
この待遇を輪は嬉しく思いつも、だいたいは迷惑している。
ちなみに、「輪ゴム」というあだ名をつけた小学生当時の同級生”菖蒲 龍太郎(あやめ りゅうたろう)”君は
千獄山のご神木に三日三晩簀巻きにして吊るされるという処遇を受けた。

また、その際に輪がブチ切れし、実行犯の下忍3人を一時的に幼児退行させるほどの目に合わせたため、
これを機に、輪に手を出した者への制裁はだいぶ緩和されたという。
狐那とは中学時代に知り合い、今もなお友好な交友関係を継続している。
狐那からは「リン」と呼ばれ、狐那のことは「こなちゃん」と呼んでいる。

轟家の家事全般担当。