ようこそ横田市へ - 瑞慶山 深淵

瑞慶山 深淵(みずけやま みふち)


身長173cm B.W.H:91・60・90

「そんなにいいもんかねコレ?あたいは邪魔なんだけどねぇ」

千獄山の中腹にロッジを建てて一人で暮らしている。
生活に必要なものはほぼ自給自足で、あまり人とは関わらない。
ただし「蒸気煎」のコーヒーを大変気に入っており、週に2回は必ず町に顔を出す。

日々の生計を担っているのは、木材の卸しと廃材を使って作る木製細工。
大きなオブジェから動物を象った小物まで作るものは幅広い、
粗野な外見からは想像しがたいが手先はかなり器用である。
細工自体は半ば趣味のようなもので、特に販売目的を持って作っているわけではないのだが、
動物を模した小物などは町の女子高生などの間で結構な人気と指示率を誇っている。
本人はあまり熱心ではないのだが、以前下山したときに気まぐれで小物露店を開いた際に、
狐那と輪にいたく気に入られ、定期的に売りにくるようにと強く求められ、
しぶしぶながらも、珈琲を買いにくるついでと割り切り町の方にも週二回顔を出すようになった。

過去、自分に対してとても良くしてくれた人物をとある理由で亡くして以来、
極力外界との接触を避けてきた深淵だったが、人と振れる機会を減らす為に来たはずの辺境横田市で
狐那と輪に、半ば強引に振り回されることになり、少しずつその身に落とした影を晴らしていく。