ようこそ横田市へ - 青猫軍曹

青猫軍曹(あおねこ・ぐんそう)

何処にでもいて何処にもいない、暗躍する都市伝説

2m近い長身に貫禄のある体躯を備えた謎の男性。
黒字に白いピンストライプの入ったスーツに、先の反り返った黒いドレスシューズを履き、
上半身には青みがかった猫の毛を思わせるウールのトレンチコートを羽織っている。
手には革の手袋を嵌め、髪の毛はざんばらで伸び放題、首には白いネッカチーフを巻いている。
左眼は緑色に輝いており、その顔の半分を髑髏の鼻から下を模したマスクで覆っている。
夕方や夜に現れると言われ、太陽や光源を背にして現れる事が多く、その表情を窺い知ることは出来ない。
暗闇から現れる際に髑髏のマスクが笑っているように見える。

神出鬼没で何かの事件の裏で常に暗躍していると言われており、その目的は不明。


横田市における『青猫軍曹』

界隈でその存在が囁かれている『謎の怪人』と呼ばれている存在。
出会った者は何処かへと連れ去られてしまう、という漠然とした噂によってのみ伝えられている。
その姿はまちまちで異なり、2メートルを超える長身の大男という説や細面の青年であるという説、
果ては男装した女性である、という説まであり、判然としない。

僅かながら外見に関する噂を総合すると、以下のような共通する特徴にまとめられる。
・黒いスーツの上から丈の短いコートを季節を問わず羽織っている。
・先の尖った靴(革靴?)に黒い手袋をはめている。
・顔はハッキリしないが、その目は猫の瞳に酷似しており、金色に輝いている。

横田市で『青猫軍曹』を名乗った人間は複数人存在する。
鏑木優世(通称『R』)―当人の項目を参照。
・板橋智(通称『C』)―女性。鏑木とほぼ同じ服装。『物体を書き換える』能力の代わりに『不可視の衝撃波を飛ばす』能力を有する。
・???―コートと同生地と思われるパーカーに髑髏のバンダナで顔半分を覆い隠した謎の青年。