２．累乗

　WORDには「上付き」という機能があり、それを使えば2乗、3乗なども表現できます。ただし、これにちょっと手を加えると、ぐっとよりかっこよく見えます。

◆累乗をかっこよく見せるポイント

(1) 「上付き」にする
(2) 位置を「3pt（ポイント）上」に上げる

　上付きだけではとなるところが、3pt上にすることでになります。ただの上付きだと、累乗を表現するには低すぎるようです。

◆Tips

○「上付き」にするには、WORD上部にあるツールバーの「書式」から「フォント」を選び、その中から文字飾りの「上付き」のところにチェックを入れてください。

○位置を変更するには、やはりツールバーの「書式」から「フォント」を選ぶと出てくる画面で、「文字幅と間隔」のタグを選択します。「位置」の右にあるボックスで「上げる」を選ぶと、そのさらに右の「間隔」が自動的に「3pt」になるはずです。

○なお、「上付き」にもショートカットが用意されています。せっかくですから「下付き」と共に紹介しましょう。
　　上付き　　　　Ctrl＋+（Ctrlを押しながら+、実質Ctrl＋Shift＋;と同じです）
　　下付き　　　　Ctrl＋=（Ctrlを押しながら=、実質Ctrl＋Shift＋-と同じです）
　下付きは数列でa₁、a₂などとするときに重宝します。数列のときの添え字は、位置を変えないほうが見栄えがよいようです。

◆Note

○後に分数やルートの出し方も扱いますが、その際、位置は3pt上ではなく、もっと上にした方が見栄えがよくなります。「こうすればうまくいく」というものでもないので、試行錯誤しながらちょうどいいところを見つけてください。