AIR-PCM352は、アンテナを上にしたとき、APの無指向性アンテナから放射される電波と同じ垂直偏波になります。左右にアンテナを装備して、送受信の状態が良い方のアンテナを利用して通信を行うダイバーシティ方式に対応しています。アンテナが2つあるのでカードの右側または左側から飛んでくる電波に敏感になるような指向性があります。

　外付けアンテナのコネクタは装備していませんが、↓のようにすれば、外部アンテナを繋ぐことができるようです。

http://www.mrx.com.au/wireless/AironetModification...
http://www.mrx.com.au/wireless/ConfierModification...

コントローラー Cisco
動作電圧 5V 送信：450mA 受信：270mA スリープモード：15mA
16bit PC Card
感度 若干高め
WEP暗号化で、速度は低下しない
WPAは、Cisco-TKIPのみ対応、普通のTKIPには対応しない
送信出力　50mW (ThinkPadに組み込まれているMPI350は、100mW)
100mWぐらいあれば、10mW/MHz程度になるそうです。50mWしかないので、RCR STD-33A、ARIB STD-T66のリミット10mW/Mhzよりは、弱い電波強度しかえられないようです。他社のWLAN PCMCIAアダプタは、30mW程度らしいので、それよりはマシなのでしょう。

VendorID:ProductID 015F 000A

製品情報

Aironet ワイヤレス LAN の安定接続要件

ちなみに、NTT東の「光電話用のルーター」WebCaster V110Mに無線LANアダプタを装着して、無線LANルーターとして使用している場合、近くでAIR-PCM352を装着したPCを稼動させると、WebCaster V110Mは、勝手にリセットがかかって、再起動を繰り返しますので、ご注意。たぶん、IP電話対応ルーターWebCaster V110に無線LANアダプタを装着している場合も同様なトラブルが発生するものと思われます。

http://www.geocities.jp/mswfw311/cisco.htm