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なんかabout-16.7-3からの続き




●2016.8.1 間違いだらけのフィッシンガー

なんかたまーに釣りに出かけるような、我々にわか釣師、名づけてフィッシンガーとしましょう。
フィッシンガーは本やネット情報もろくに見ず、試行錯誤するものです。
自分だけかもだが。

今日は糸付きリールを買いに行きました、前回は千円で買った中古の1000番リールに東レの銀鱗だっけ、5号を購入してつけたけど。
とにかく50メートルしか巻けないので50メートル約五百円のを巻いたが、その後にやっぱ長さ不足に思えてきて、けっきょく糸付きリールを買いに行ったわけです。

最寄りの上州屋に行きましたが、買わずに退出。
理由は色です、ダイワだったかSZMだったか忘れたけどとにかく色がゴールドで、そんなリールが売れるんだという疑問はともかく、買わないで次の店に移動。 こんどは中原駅の近くにある、まあ地元民なら知ってる釣具屋。
ここにはバケットに入った糸付きリールがあったが、5号のはなくてまた退出。

けっきょく、上州屋元石川店だっけ、あっちに移動。
渋滞してたいへんだった・・・最初からそこ行けば良かったとつくづく思う。
ここでは糸付きリールが豊富で、5号ラインだと四種類もあってどれか迷う。
お値段は税抜きで1500円台と2000円台で、安い方を選べば二種類に絞れた。
あとは大きさか・・・でかいほうは5000番で5号ラインが230メートル、小さいほうが120メートルだっけ。
小さいほうがいいのだが、ここでまた色の問題が。
つや消しのグレーというカッコいい5000番、妙に銀色光沢で安っぽい4000番、どーするか・・・ラインの方にも色があって、コレが逆に5000番のは水色の安っぽいカラー、4000番のは川の水に溶け込みそうなグレーで、ホント理想の糸付きリールってなかなかないね。

 ↑このくらい渋い色ならいいのに

けっきょく、5000番の馬鹿でかいの買ったのだが・・・コンパクトロッドとの組み合わせは微妙すぎる。
色の方は悪く無いコーディネートだが、ラインは水色だし、ホントに微妙だ。
現在の釣具はカッコいい、という魅力があるのに、これはなんかね。 まー230メートルラインは一生分? 使える長さなんで助かるが。

さらに言うなら、そもそも最初に5号ラインでの仕掛けを作ったのが間違いな気がしてきた。
3号を想定して作っちゃけば、何もかもが安く済むし、なにより選択肢が多くて助かる。
糸付きリール&コンパクトロッドのセット製品は、多くが2〜3号なんで。
つまり糸付きリールの選択肢がかなーり多いのだが・・・それ以前にコンパクトロッドセットを買えば良かった。
このたびコンパクト投げ竿と糸付きリール別々に買って、合わせて税抜き4000円位だが、3号ラインのコンパクトセットなら2000円以下で買えるよ。 そうすればすんだ話。


ま、結果的にワンランク上のが揃ったんでいいか。
ワンランク上ゆうてもどんぐりの背比べみたいな底辺の話で、でもだからこそ重要。
レベル低いと力やスピードがひとつ上がれば強く感じるからねRPGでも。

余談ながら今回の釣具屋巡りで知ったのだが、ミミズ(たぶんキジだと思う)が今じゃ一箱360円だってさ。
もう200円とかのミミズはない模様。

釣りって金がかかるよ〜、餌を大盤振る舞いすればもうね。
鯉釣りだと吸い込み釣りのダンゴとかで大量消費するし、ヘラブナでも海釣りでも撒き餌をすれば散財だ。
海のばあい、バケツに入ったオキアミを買い求めることもある。 釣りを眺めていただけで自分は買わなかったが。
道具も鯉釣りあたりが境目で、ここから大物狙いとか向上心をもったら最後、反比例グラフのように費用がかさんでゆく。
本気で大きな鯉を狙うなら、ほんと〜ならデカい玉網が必要なんだけどね、あるいは直径330ミリ以上の磯網とか?
それだけで数千円の出費や。 まあ自分はしばらく1300円台の伸縮網を使うけど。

しかし夏はいろいろあって金欠だ。
とゆうわけで、次の多摩川鯉釣りには手持ちのスイミーなど、少しだけ持ち出すのだが、同時にミミズを掘ろうかと思う。
そのために昔懐かしいエサ箱と、百均スコップも買っておいた。
まさか今になってミミズ釣りを敢行することになろうとは。
これも節約です、仕方ない。
「釣りが趣味です」とも言い切れない、昔ながらのついで娯楽みたいなところがあるのが我らフィッシンガー。
いきおい、道具もありあわせや安物になってきます。



ともあれ無事にミミズ穫れますようにと祈るばかり。

あいやミミズじゃなくて鯉を釣りに行くんだけど。


●2016.8.1 5号はいらんかった

なんかなんも釣れず、四連続ボウズです。
だがしかし収穫はあったというのもいつも通り。
我々フィッシンガーは、釣果だけを求めているわけじゃないんです。

まず、今まで準備してきた道具だけど、竿に関しては2.1メートルのコンパクト投げ竿で良かったと判明。
別にコンパクトが必須ではないが仕舞寸法が小さいほうが楽だし、フルサイズが必要なわけでもないんでこれでいいのだ。
あとは2.1メートルだけど、正直それ以上の長さは多摩川に不必要な気がする。 飛距離もそうだけど、後ろが広いとは限らんのです。
そして長い投げ竿が扱えるのか問題なのだが・・・。
そこ、順を追って話してみる。


順を追うゆうか結論から言うと今日は1時間くらいか、オモリだけで投げ練習してました。
投げ竿ってこんなに難しかったっけ? つうくらい、目の前にボチャンとオチたり右にそれたりして、納得がいくまでやってました。
いちおう基本を大切にするタイプなんで、そーした基礎練習は積まないと的な発想で、とにかく投げまくりました。
狙い目である20メートル正面先に落ち着くまで、やりこみました。
投げる前に後ろを確認するという動作も、自動車教習所のつもりで完璧にやっときました。 身体が覚えるまで。
言い方をかえると、1時間くらい練習が必要なくらい難しかった。
そしてそんな練習が出来ただけでも、多摩川にやってきた甲斐があった。

 ↑竿受けは、中古三百円の三脚でじゅーぶんでした

で、ここから竿の長さやラインの話に。

そーいや1.65メートルのロッドでもよく失敗してたような気が・・・ともかく、竿が長ければ投げるのも正比例して、そんだけ難しかろうとゆうわけ。
逆に長いほうが、タイミングとりやすい可能性もあるので断言はできないが。
投げ以外にも、扱いやすさは短いほうが楽ですねいろいろと。
根掛かりが三回ほどあったが、そんなトラブルも短いほうが気持ち的に負担が少ないような。
長竿でなんかあったらパニクるよきっと、でも2.1メートルの竿なら落ち着いて対処できる・・・長さ関係あるのかなコレ。

まあそんな感じで竿はいいもの選んだと思うのだが。
問題はリールですね、5号ラインで仕掛け作るという計画だったので、それにもとづいて糸付きリール買ってきたのだが。
5000番で5号ラインが230メートル・・そんないらなかったです。
120メートルくらい付きの、小さい方買えばよかったですはい。
でも仕方ないところがあって・・写真を見てもらいたい。


つや消しのグレーみたいな見事な塗装でカッコいい仕上げ。
コレで選んだら結果的に5000番、230メートルラインだったという話。 色のコーディネート問題だもん、しょーがない。
しかしデカい! 5000番つうのは何の数字だろうね、スプールの大きさ?  とにかくデカい!
コレは困ったもんだ。

あと、コレまたじゅーよーな発見なのだが。
5号ライン、そんな必要か? という・・・・・。
今日は三度ほど根掛かりと言ったが、そのさいに常套手段として、竿をまっすぐにして引っ張る方法をとった。 根掛かりに関してはプロなんで、落ち着いてかように対処した。 地球を釣ってるんだよオレは! くらいの気持ちで。
そのさいに、いままでなかった現象が。
使用した針は鯉スレ10号くらい、ハリスは3号。
これが切れずに、針が曲がって根掛かりから外れた次第。
あー、ムリに引っ張っても切れねえんだ5号ラインと3号ハリスって。
かえって針のほうが曲がって根掛かりを抜けると・・なるほどね。


道糸というものがそんなに丈夫だとは思わなかった。 そういやこれまで、道糸が切れたことってないよなと記憶をたどる。
ならば、ラインは3号でよかったんだといまさらになって気づく。

市販の格安キットが2号から3号で組まれているのも、めったに切れないからなんだ、知らなかった・・。
昔の(70年代と思われる)本を古本屋で買って、そのデータが頭に入っているのだが、フナは基本1号、鯉が3号から5号と覚えていて、でも今の釣り糸はもっとしなやかで切れにくいのかもね。

ならば。

中古で買ったリョービのCYNOS1000番でよかったんだ。
あれで3号ラインが100メートルは巻けるぞ、そんだけあれば必要十分。
なんつても1000番リールは軽くて楽そうだし、過去にいちど新品を買って、使い慣れているはずだし。

また釣具屋に行って、もし安い3号ラインがあったら、買っときます。
そして手持ちの1号ラインでハリスを結び直します。
とにかく、タックルは小さいほうがいい、小さいほうが何もかも楽。 根掛かりしたハリスを切るのも楽。
1000番リールに3号ラインの仕掛け、こんな扱いやすい組み合わせを見逃す手はない。


まーそんな話。
順を追って話せたかどうか・・・ともかく、教本にあるようなデカいタックルは必要なくね? という。
竿は2.1メートルので上等でしたし、リールも小型で間に合う、ラインも百メートル前後で良くて、さらに3号でも大丈夫みたいな。
なんせ利根川じゃないんだ、多摩川なんだということ。

あとは余談。

道具は今回、かなーり使い慣れました。
椅子と三脚、その他いろいろ。
登山家など、アウトドアマンたちがキャンプ道具を揃えたら家の庭や自室、または公園、学校で練習を重ねるように、こうして釣れなくても道具に馴染むことができてよかったと、そんな感じ。 つかこれら道具もって出かけるだけで楽しいわ。
釣れればもっと良いのだが。


そうそう、釣り餌問題も。
十年くらい前っぽい九ちゃん、使えるようです。
目の前に鯉が悠々と泳いでいたんで、九ちゃんちょいと放り込んでみたのだが・・・1メートルくらい離れていても気づいて食うみたいな。
スゴい集魚力だな! 賞味期限切れているだろうに。
ここに針を下ろせば釣れたな、きっと。 見える魚を釣るのは本意ではないのでやらなかったが。


最後にミミズですが。
陣取ったのは登戸駅のこっち側、川崎から多摩川をみて左側です。
昔は右側が絶好の釣り場だったんですが、現在は人跡未踏のジャングルに覆われて今は勇猛果敢な探検隊でないと入れません。
トラ撃ち銃くらい用意しないと危険と思われる大森林地帯です。 まあ大森林地帯とゆうのはともかく、ネコ科の猛獣らしきものはいました。
いや寝てばかりで猛獣かどうかは確認できませんでしたが・・・。
だから、登戸駅から左の方に陣取ります。
だがここにはミミズを掘れるような場所がない・・・。
今は工事中で、それ以前は何かのグラウンドで、そうでなくてもランニングのコースで踏み固められていて、それ以外はコンクリートか石で敷き詰められているという・・ミミズは土が湿って柔らかいところにいるんですが、両方を満たす場所がまったくない!
さらに言うと「掘っていい場所」であることが必要で、誰かの畑とか花壇とかはムリなんで、そうなると周辺にマジでない。
釣り場離れてどこかミミズ採集に行くほどの元気もない。

よって今回、ミミズは諦めた次第。
ネット情報だと、ミミズはよく釣れるらしいんですけどね。



最近観た映画




●アザーズ -捕食者-

長かったゴジラマラソンが終わり、じゃあ海外のB級モンスター映画でも観るかとHULUの新着からコレをチョイス。
なかなか特徴の無い立派なB級具合に満足度は高かったです。

まず原題がブラックジャックスだっけ? 何かの分隊を描いた作品を狙ったらしいが、その部隊の特色とかがわからず。
とくべつ強いわけでもなさそうだし、特殊な任務を専門にしているわけでもなさそうだし。
あとはバイオハザード的に、事故壊滅施設を探検というパターン。 違いはモンスターがゾンビではなく、特に考証とかなさ気な小型ランカーみたいなテキトー怪物であること、かな。 ホントなんで現れたのかが劇中でも分からんとしか言っていないから。
またブラックジャックスは時として非情にもなり、こうと決めた目的は必ず達成する連中で007的な雰囲気も出したいみたいなんだけど。
あまりうまくはいってません。

やたらチャカチャカしてる、ワンカットをさらに分割しちゃうようなスピード演出が、まあ特徴といえばそうかな。
でも二十年くらい前に流行って、今じゃそれほどやってる映画も少なかろうに、まだそんなんで内容を誤魔化そうとするんだ、みたいな。

ま、そんな感じかな。
とくべつ語るほどの何かがあるわけじゃないから。

以上。


●釣りキチ三平

テレビ録画していたものを、最近30分くらいづつちょい観してました。

こんな映画があること、テレビ放送するまで知らなかったんですが、それはいいとして。
出来の方はというと、特撮などではお馴染みの須賀健太くんが三平役で、これは悪くないな。
じっさい原作の三平は躁病というほどでもないがテンションが高く、うまく再現できてます。 容姿に関してはもう、あんな70年代劇画を代表するような顔は現実にいないため、アレでいいんです。

問題があるとすれば、魚紳さんとテーマかな。
まず魚紳さんと三平の距離が近すぎです、もっと大人の風格があるはずで、友達じゃない感じにしてほしかった。
確かに三平は驚くほどの天才なんですが、単純に年の功で魚紳さんのほうが腕もいい、というのが原作でもけっこう重要な設定な気が。
テーマというかストーリーはなんか作為ありすぎで、自然は素晴らしい、東京にはないものがある的な、これまた70年代みたいな論法が延々と続くのですが、とにかく疑問符が連発するような話。
東京なめんなよ、東京だって釣りはできるんだぞ、ヘラブナ釣りもできれば荒川下流で鯉釣りもできるし、海もあるし。

田舎だと釣りしか出来ない、東京だと釣りができない的な歪んで間違った二元論みたいな話だから変なんです。

贅沢を言うなら、そんな押し付けがましいテーマなど放っておいて、淡々と釣りに集中した話にしてほしかった。
いちおう三平の設定は原作通りみたいで、地元の山々で渓流釣りをするのが得意な少年であり、つまり最も難しいとされる渓流釣りの達人なのにルアー、フライフィッシング、海釣りなどなど、他の釣りにはまったくうといのが面白い。
ちなみに里でのマブナ釣り、タナゴ釣りも守備範囲なようです。
そーいやカジカ突き、鮎の友釣り、コロガシなんかもやってますな、地元の伝統的な漁をたしなんでいる、といった風。
そんな様々な釣りを、劇中で紹介すれば面白いのに。

それでもいちおう、映画はいわゆる怪魚/大物釣り編となります。
ここで、今じゃなかなかない和竿+リールみたいなゴツいタックルが見られる次第。
むろん金持ち専用の道楽としか思えない和竿は売ってますけどね、一般的な釣り師はよもや使わない代物。
しかし一平爺ちゃんの一平竿といえば細いヘラブナ竿のほか、仕舞寸法の小さい小継渓流竿なんだけど、そーゆーのは劇中見られなかったな。
つか実用的な印籠継ぎの竹竿なんてネットでさえなかなか拝見できず、せめて映画で観たかったんだが・・・。

そこがちょい惜しいが、ともあれ映画化しただけでも嬉しい作品。
考えても見よ、ドラマ化はほぼ不可能ですよコレ、タイトルだけで何かに引っかかるので「釣りバカ三平」とか改変されそう。
原作はけっこーグロ連続なんでスプラッタシーンは次々カット、魚紳さんの片目が釣れてしまう場面とかどうすんだレベル。
最悪なのは「シロギスの涙編」でイチローくんのどたまを投釣りのオモリが貫通するとこだが、まあアニメでもせいぜい曖昧な表現で誤魔化してましたね、そりゃそうだ。 ちょい補足だがその場面、原作ではイチローくんの後頭部から額にかけてでかい風穴が開いて、そこに糸付きのオモリが通っているという絵が妙におかしくて、印象深いです。
テレビドラマ化するなら、部落の話とか出たらどーすんだよとか、チョンチョン釣りとか自主規制コードに引っかからないかとか、心配の種はつきない。

映画だから、短いエピソードを選んで扱えるんだよなこれ。
そんなわけで、実写化しただけでも有り難いという話でした。

●ポセイドン・レックス

ずーっとゴジラ特集に付き合っていたので、晴れて別な映画をということで。
HULUで見つけました、いい感じのB級を発掘しました。
その名もポセイドン・レックス、結論から言うとUSAゴジラを小さくした感じの、あとはいつも通りなB級モンスター映画。

生物学者が水着美女というとこまでいつも通り。
最後のほうで軍が張り切って「島を空爆する」と言い出すのもそうだけど、今回はうまく避けられたのが斬新かな。
ラストもいつもどおり「・・・・・・・・・・ピシッ!・・・・くわっ!!」みたいな終わり方。
ただまあ、じゃっかんアレンジはされていたが。

PレックスはCGの発達でなかなかの出来ではあるが、ぜーんぶCGだし、コンポジットが妙に雑なシーンがあったりいつも通り。
全体的には完成度が高い方かな、そりゃ2013年だっけ? 新しいのだからとうぜんか。

ま、なかなか楽しめますね、こーゆーB級モンスター映画が好きならば。
いつも通りなのは悪いことじゃないよ、ゆうきまさみ先生や火浦功先生、出渕裕先生の対談での総意だけど、いろいろやって生き残ったのが「パターン」だから、パターンどおりなのは悪くはない。

ゆうてもいつものサメ、肉食魚が恐竜になっただけの映画。
どーゆー出自かよくわからんかったし。

まあホント、B級映画ファンが好んで見る作品には違いないです。


●ポンペイ2014

あとで気づいたが、2014年の映画「ポンペイ」に乗っかった作品だねコレは。
アサイラムの、B級です。
HULUにあったのを何気に視聴しました。

なんか悪い病気かもだが、冒頭でアサイラムの文字を見ただけでトキメキます。
ポンペイ2014は現代劇で、そもそも上出来とは言いがたいがヒット作の可能性があったポンペイ(こちらはローマ史劇:有名なポンペイ最後の日とは無関係なストーリー)に便乗して、なおかつたぶん2012とか、あんなディザスター映画の要素も取り入れたつもりなのだろう。
案の定グダグダの逃避行で、でも映像だけは年々立派になってますなアサイラムは。

でもまあ、いろいろ面白いことやってますよあの会社。
フン族のアッティラ王とか、けっこー楽しめるネタを取り入れて、薄く仕上げるみたいな。
パシフィック・リムに便乗してアトランティック・リム(バトル・オブ・アトランティス)とかすぐに作って、本家がDVD出す前にレンタル店に並んだり。
シャークネードみたいな徹底的にバカで趣味悪い話を作ったり。

ポンペイ2014でしたね。
内容は・・・まー昔からあるディザスターものなんで、特筆すべきことあるかなあ。
噴火するベスビオ山、燃えるポンペイ、逃げ惑う観光客、そして絶対助ける的な元海兵隊員の父親が不可能ミッションを乗り越えてたどり着くが、けっきょくあまり役には立っていなかった気が・・・次の便(救助ヘリ)にまとめて乗っただけじゃん。
特筆すべきというか、ツッコミどころなら多数あるんですけどね。
ニコニコ映画で25ポイント上映したら盛り上がるよたぶんきっとそこそこに。

重曹が防毒マスクになるというのは、いいこと知った。
まあどこまでホントかわからんが、有毒ガスで死にかけたときはダメ元で試します。

とまそんな感じ。


●劇場版 タイムスクープハンター -安土城 最後の1日-

えーっと、これはHULUで観たんだっけ? 昨日のことなのに記憶曖昧。
そーいやありましたね、劇場版タイムスクープハンター。
自分はアレです、確かパシフィック・リム祭りで、その年と次の年の前半までに11回も観に行ってそれどころじゃなかったですが。

今回、テレビで観たけど最初は今ひとつでした、どーも本能寺の変からの、ややこしい諸事情の話のようで・・。
しかも悪いことに、そのとき川崎市に集中豪雨がっ!
すごい音で、ヘッドホンとかしてなかったので冒頭からの話がよく聞こえず、かといって「気楽に観るスタイル」と決めていたんで改めてヘッドホンする気にもならず、困ったもんだ。

ところが途中でテレビシリーズのようないつも通りが一変、急にスゲえわかりやすい展開に。
これは面白いな、最初はタイムスクープ社支給のウェアラブルカメラ、虫のようにぐるぐる飛んでいるカメラだけで話すすめる、擬似ドキュメンタリーとかモキュメンタリーとかファウンド・フッテージ的な感じで進行していたのに、そこから普通の映画のような編集となり、映画版独自の雰囲気になるとゆう。

年末だか正月だったかのスペシャルもそうだったなそーいや。
つても多少、予算は上がっているけど、変な部分もあったりしますね、茶器を回収するいうて、作業している人々の後ろでそーっと手を伸ばしたり・・・ドリフのコントですか、わざと成功率の低い作戦をやってないか? みたいな。
1985年の描写がいい加減だったり。
時代をリサーチ、怪しまれないよう行動、という基本をすっかり忘れてるし。

でもいいですねコレは。
内容としては、珍しくタイムスクープ社の不祥事をとりつくろうために極秘作戦とか、そんな感じの活動を。
成り行きというか、そのついでに、歴史上の謎とされていた安土城炎上の秘密に迫る! と。
そして衝撃の・・・いや笑劇のラスト!! それも三本立て。
確かタイムワープ場面など、テレビにはなかった事があったような気もした。

そんな感じであんがいと分かりやすく、楽しめる映画でした。
ちょい安直すぎる設定、演出などもあるけど、深くは追求しない方向で。
テレビシリーズもいいが、たまには映画もやってほしいね、続編でも違う話でもいいから。



●BLOOD THE LAST VAMPIRE

なんかHULUで発見・・というか実写映画化あったとは知らんかった。
2000年のアニメ、BLOOD THE LAST VAMPIREがオリジナル。

ちょい変更はあるが、基本的にゆうか、可能な限りオリジナルに似せようとしているっぽいのは評価したい。
まずベトナム戦争あたりの日本で、米軍基地が舞台で・・というのが同じ。
またオープニングの電車内バトルも雰囲気ふくめて似せようとしていて、いい感じに。

内容的には、やや変更を加えてますが、これは仕方ないところがあって。
要は、尺を伸ばさなくてはならないという事情があるんでしょうね、オリジナルのアニメは映画にしては短かったから。
いったん変更してボス敵まで行くなら逆に、米軍基地内の話は省略されはじめます。
例えば女教師のエピソードは丸ごとカットとか、同様に日本刀を調達する話もなかったことに。
ともあれ、米軍基地滑走路で海外逃走しようとするヴァンパイアを斬って終わり、ではない話。

あとは・・・ヴァンパイアは増量して、そうとうに大盛りとなっております。
街で大戦争みたいになってきますが、ここはむしろゾンビ映画みたいだ。
そもそも最後まで日本映画か海外なのかがわからなくて、エンドクレジットみたら横文字だらけなんで日本映画ではない、と判明したものの、中国香港フランスの合作であること、あとでウィキペディアで知った次第。
香港にしては、まあアクションのキレはそこそこだったような・・。
ま、そのへん日本でも同じことで、国籍でアクションの質が決まるわけじゃない、スタッフ次第ということ。
日本でも牙狼や東映特撮のスタッフならスゴい人材を集めて目を見張るアクションが可能だが、普通の映画スタッフじゃ無理という。
とはいってもじゅーぶん激しいアクションになってるし問題はないかな。

なかなか濃い目で面白い映画でした。
予算でいうならたぶん、日本映画と同じくらいか・・1970年の日本を、ここまで再現しようとする誠意があることに驚きますが、それよりも「ハリウッド超大作って確かにスゴいけど、実はこのくらいの規模でよくね?」と思わせたことが大きいような。
この映画、CGはショボいけど、話が興味深ければそこは許せるということで。


それと今回の実写化で気づいたことは・・。
やろうとしていることは「ブレイド」なんだなと。
ヴァンパイアを、ハーフヴァンパイアのヒーローが斬りまくる! という・・・むろんゲームなどではおなじみなんだけど、映像化するとブレイドだこりゃ。
なんかアニメのBLOOD THE LAST VAMPIREってオリジナリティがありすぎて気づかんかったわ。
まー華麗なアクションがウリのブレイドと違い、逆にアニメのブラッドがリアリティありすぎて一撃一撃が怖かった印象ですが、実写化でアクション増量したため、ブレイドに近づいてしまったのかもしれない。
他にも吸血鬼ハンターDなんてのもあるが、どれも似た設定なのに個性が強烈、ってもの興味深い。

贅沢を言えばまあ、サヤがもっと可愛ければ言うことなしなんですけどね。
アニメ版もタラコ唇の個性派でしたし、それよりは美形であろうということで、よしとするか。

とまあそんな感じです。


●シン・ゴジラ

とりま、観に行ってまいりました。
例によって港北イオンシネマのレイトショー。
理由は何度も書いたけど、チネチッタなどがある川崎よりも近く、なおかつ無料の駐輪場が魅力で極めて気軽に行けるため。
レイトショーは安い上に、この時間帯だと駐輪場が確実に空いていて、渋滞どころか混雑知らず。

それはいいとして、映画の方は。
観る前に不安だったのが「怖いゴジラ」が2001年(もうそんなになるのか・・)の「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」で、昭和ゴジラ的なヒーローだとギャレス・エドワーズ監督の「ゴジラ2014」でかなり完成されているので、今度はどーすんだよ的な点。
そこはまあ、あんがい無問題でしたね、怖いゴジラでもヒーローでもない、単純に強敵というスタンスは1984年版以来、ずーっと取り組んできたわけで、そんだけ懐が深い素材なんですゴジラって。

ただ、映画としてのまとまりはなさすぎ。
なんつか、盛りすぎみたいな・・・盛りすぎてストーリーが見えにくいです、非常に。
まず目につくのはキャプション付けすぎィ! なとこで、まあつまり1984年版ゴジラでイチイチ「放射能測定器」とか字幕つくけど、アレが悪化したような字幕の氾濫。 最初は読まなくちゃ、と思ったが、そんな必要はないと、この映画独自ルールがわかるまで苦労した。
あとは・・Twitterで聞いたのが「会議映画」という言葉。
その意味が、観て分かりました。
確かに会議だらけの映画ですな、そして登場人物が多すぎ。
さらに言うと台詞が多すぎ。
早口の台詞も多く、最悪なのが最後「ゴジラは〇〇に向かおうとしていた」という説明。
え? どこに向かおうとしていたの? 早口すぎて聞き取れなかったんですけど・・・。

とにかく言葉が多すぎて、ニュースや新聞じゃねえんだぞ、という。
また「宇宙戦艦ヤマト復活篇」において町山智浩氏が「年寄りが監督するとダメだね、みーんな座ってる絵ばかりで動きがない」みたいに評していたが、今回のシン・ゴジラも同じ。 ただ、逆に学生映画みたいな印象がありました。
オレの考えた怪獣映画! という趣きで。
まあじっさいそうなんでしょうけど。

それとせっかく音楽が鷺巣詩郎さん使ってるのに、伊福部音楽流しすぎ。
いやまあ、古くからのファンは聞いていて嬉しいんだけど・・・ゴジラvsビオランテと同じことになるやん。 ビオランテは面白い映画だけど、音楽に関してはせーっかくすぎやまこういちさん起用したのに伊福部音楽アレンジを使って変になったが、同じ轍を踏む結果に。
そういうのも含めて「盛りすぎ」なわけです、はい。

逆にいいところは・・・これまたたくさんあるよ。
そうでなくちゃ、新しいの撮った意味が無いんだけど。

まず、映像的には及第点どころか合格点です、やっと1998年のローランド・エメリッヒ版に追いついたみたいな。
ファイナルウォーズから十数年、映像技術がここまで進歩したのかと感心することしきり。
とゆか、邦画って基本的に製作費が高くて15億、そこまでじっさいにかける例は少ないゆうからシン・ゴジラもそうだと思われ、なれば160億といわれるギャレス・エドワーズ版と比較すると、さすが日本の特撮はコスパがいーなーとそれまた感心した。

で、話がまた面白いゆうか。
日本のゴジラで、昭和29年がなかったことになった作品は、このシン・ゴジラだけではないだろうか。
怪獣そのものが初めての世界、例えていうなら平成ガメラの一作目みたいな・・そんな面白さがあるわけ。
なーるほど、だからシン・ゴジラというタイトルなんだな。

血液凝固剤がまた登場するが「ゴジラvsスペースゴジラ」では誰もが思ったはず、あんなグレネードランチャーの砲弾みたいなサイズで、足りるはずがないと。
ゴジラって小さくても二万トンあるよ、でかいのは十五万トンだっけ? それでちっこい血液凝固弾が足りるわけ無いじゃん、皮膚を貫けないだろというツッコミはさておくとして、浸透してよく効くと仮定してもぜんぜん不足なのは明らかだ。
それが、こんどのシン・ゴジラでよりハッキリした。
何千ミリリットルだっけ? 日本中の製薬会社が総力戦で用意したお薬で戦う、そりゃそーだよなー、あの巨体だもん。
ここが、かなり納得な部分。


あとはゴジラvsビオランテ以来の、自衛隊とスーパーバトルになるわけだが、スーパーXは存在しない現実世界。
通常兵器の運用もまた面白い。 航空隊は特務部隊とかは編成せず、あえてローテーションどおりの人材が出撃というのもじっさいそうだろうな。
ストーリーは基本的に政治の話だけど、これまでリアルに政治を描いても、みーんな極めて有能、という描写だったのに、今回はミョーに生々しい。
やはり2011年の災害を経験したため、見えてきたものがあるんだろうね、じゃっかん執拗に描きすぎだが。

きわめて個人的に楽しんだのは、見知った街である武蔵小杉にゴジラが来たこと。
ココに来たか、ついに近所にゴジラが来たか! と盛り上がり。 まあじっさいの地元は武蔵溝ノ口よりちょい向こうなんですけどね。
そして丸子橋でのバトル!
つい先日、このページの日記で5連続ボウズ(魚が釣れないこと)だとぼやいていたが、その時の釣り場が丸子橋の下だったわけですよ、いちど多摩川でとんでもないスコールに襲われたことがあって、それ以来橋げたに陣取ることが多いので。
あの橋がぶっとんだか! スゲえな怪獣、ってなもんだ。

天体戦士サンレッドで、週に何度も通りかかる武蔵溝ノ口が廃墟になるシーンなど、見知った地元に怪獣やらヒーローが登場するのは嬉しいかぎり。
それだけでも個人的には、価値がある。

まだいろいろ語りたい気がするが、もしなんか思い出したら書き足します。
とりま最後に、ゴジラそのものですが。
ま、そんなに魅力的でもなかったですね、魚っぽくて。
歯並びとかもろに魚ですし。
ただ「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」以来のゴジラビームは見どころだし、風の谷のナウシカで巨神兵のシーンを担当した(うろ覚えだけど)庵野監督ならではの絵は良かったです。

そういうわけで。
かなり「うるさい」映画ではありますが、とくに台詞を聞き流す、字幕キャプションはムリに読まない、という独自ルールさえおさえておけば、楽しめましょう。


日記など



●2016.8.1 最後の手段

なんか今日も、空いた時間に釣りに行って。
やっぱり釣れず。
今度も投げる練習が先決なんで、五時頃行って7時に終わって、実質1時間くらいしか釣れなかったのもあるが。

それにしても5連続ボウズってどうよ、今回はミミズを採集、うち活きのいいふたつを使ってあとはリリース。 残り時間は九ちゃんをちょい練って使ったが・・・アタリさえないよね。
つか東横線のちょい向こうに陣取って対岸の東京都には三人ほど釣り人がいて、暗くなるまで粘っていたが、釣れた様子もなし。
そーゆー季節なのか今は。

 ↑釣り一式 一見デカいが、ヘラブナ釣り師よりずっと身軽

余談ながら昨日今日は遊漁券売りが来なかったので、遊漁料は踏み倒しです。
釣れないのもそうですが、多摩川も区分があって、このへんはコンビニ支払いとかないし、釣具屋で回数券とか売ってる話も聞かないし、当日券しか買えないだろうし、営業努力が足りないのは明らかなんで、自分から進んで払いに行く必要はないです。
便利な手段があれば払いたいけど、ないのに支払うほどマジメではありません。
つかこのたびは、ほとんどが投げ練習でしたし・・。

さらにちょい別な話をすると、上州屋に寄っていちばん安い3号ラインを買って、多摩川についてからリールに巻きました。
スプールに糸をつけるやり方はネットでちゃんと調べると今までの結び方が間違っていたと判明、こんどはしっかり情報どおりに結びました。
それにしても3号ラインが500メートルで税抜き430円か、安いのは有り難いのだが・・そんなに要らないって。
またまた一生分の3号ラインを買ったみたいな・・・どうすんだコレ、400メートル以上余ったぞ。


やっぱり3号は扱いやすいです、ひじょーにしなやかで。
しかし5号だとどーやっても、ムリに引っ張っても切れそうにない雰囲気なのに、3号は急に頼りなくなるな、大丈夫かこれ。
またはリスは1.5とか2号とか買い忘れたんで、とりまハリス1号で結び直した鯉スレ、もしくは中原フィッシングで30円投げ売りだった同じく1号ハリスのヘラスレ使いました。
どのみち現場で針は結ばないんで、買い忘れなくとも1号を使うしかない。

 ↑この1000番リールに巻きました 軽くて使いやすいわコレ

この1号ハリスが根掛かりでよく切れる。
まあ正しい現象なんだけど、針はホント消耗品ですね。 釣りに行くたびに数本はなくす。
3号ハリスだといくら引っ張っても切れないのに、ずいぶん差があるんだなしかし。
やっぱ2号くらい用意したほうがよさ気。

ミミズもあまりいないもんですな、今回は堆肥みたいなのがあったんでそこ掘ったら出たのだが、掘るのもたいへんだ。
しかし獲りたてのミミズは活きがいいので、ブッコミではなく浮かせておけばバスくらい釣れそう。
まあこーゆーとき、スレ針は相性悪いですね、ミミズが外れやすい。
けっきょくは練りエサを硬めにしてつけたほうがいいみたいな。
手軽だし、まあ投げてもそこそこ外れにくいし。

それでも、1時間くらいとはいえ、まーったくアタリがないのは考えものだ。
それが五連続・・・鯉の姿はあるんですよ、こんども水面近くで落ち葉を食おうとして思いとどまっていたし。
多摩川いけば水面を跳ねる魚がいくらでもいるもんで、大きいのはコイだろうと。

じゃあ、アレだ・・・水面近くのコイを狙うか。
つまりパン釣りで。

投げ竿でパン釣りする人は少ないと思う。
ちな、かなり以前にフライフィッシングでパン釣りやってる人がいたが、頭いいなそれ。
だが、ワタクシにもアイデアというものがある。

パン釣り人口が少ないのは、振り込みがたいへんなため。
風でもふこうものなら狙いがままならず、軽いため投げ竿でやる人も見たことないし。
そこで、フツーにオモリを使えばいいと思った。
むろん、オモリを使えばパンが沈むので水面に浮かせるという趣旨に反するのだが・・・。
そこはそれ、オモリとウキの位置を逆転すればいい話。
ウキのすぐ手前にオモリをつける、ウキから下は長ーいハリス、そして針についたパン。
これなら浮く。


じっさい4.5メートルの手竿でこの方法を使い、コイを釣ったことがある。
サメ映画みたいでなかなか迫力あるよ。
コイが水面近くを泳いでいるのを見かけたら、コレが最後の手段だと思う。

しかし・・・ゴム管につけたウキって投げた瞬間、すっとびそう。
じゃあ金具のついたでかいウキを買って、ヨリモドシで可動範囲を決めちゃうか。
思うに海釣りなんかに使う、オモリ付きウキとかないのかね。 高ければ買わないが。
つか他にも、投げ竿でパンゆうと絡まないかが心配だが、そこは現場検証か。

こんど多摩川行ったら、この方法を試そ。
これで釣れなかったらもう鯉釣りやめるわ、一週間くらい。




●2016.8.6 六度目のボウズ

なんかまた、時間を作って多摩川に行きました。
今回は六時についたんで、まあせいぜい一時間勝負ですね、じっさいは45分でしたが。

久しぶりに釣りをはじめて、六回も釣れないとなるとフツー、嫌になるのだけど、なぜか希望は捨てません。
答えがどんどん近づいている気さえします。

ちな、鯉をパン釣りしたいと前に言ったけど、このたびは時間がないのでマブナのシモリ釣りという装備で行きました。
3.6メートルの渓流竿は、自分の中では「メインウェポン」という位置づけなんですが・・・記憶を探るとコレで釣ったことあったっけ? という。


多摩川の登戸駅ふきんですが、今日はモロコだかクチボソの魚群が見えたんで、まあ期待できる感じ。
要はシモリ釣りで結果的にボウズでしたが、どーしてもなんか釣りたければ、もっと短い竿でクチボソ狙えばよくね? という。
一時間勝負ゆうたけど、むっちゃ体調悪くて熱が出たっぽいので結果的に45分で切りあげた次第。

そして発見というか・・・紅サシ(名称は赤サシだと思ってた)が相変わらず安くて、なおかつあんがい活きがいい。


赤虫とか買っても保存きくのかよ、という疑問あるが、紅サシならわりと安心感がありますね、羽化したらエラいことになりそうだけど。
エサ持ちもよく、なにかと楽そう。
ただ、針につけて水に入れると死んじゃうような・・その点はまあ、赤虫のほうが上でしょう。
昔は新聞紙にくるんだ赤虫が定番だったわけですし。

ともあれマブナはぜひとも釣りたいです。
なぜか世の中ヘラブナが人気ですが、マブのほうが面白いと思うんですがね、自分的には。
まー今はコイ狙いの真っ最中なんですが。

ちな、3.6メートルの渓流竿、コレも旧いもので、じゃっかん重いなと感じ始めてます。
そこで、新しい竿とか欲しいですね、旧いものは順次、撤廃する予定もありますし。
テンカラ竿があればねー、よくわからんがきっと軽いに違いない!
2.4-2.7メートルほどのテンカラ竿ほしいわ、それでマブナ釣りたい。 テンカラ竿は先調子もあるそうなんで、マブナ釣りには向いていると思うのだが。
むろん、順当に新しい渓流竿もほしい、小継なのが魅力だ。
それでマブナ釣りたい、元々がマブナ竿と渓流竿はほぼ同じ性能なんで(たぶん)問題はなかろ。
あー、スゲえ細身のトラウトロッドもいいなー、細いラインをリールに巻いて、マブナのブッコミ釣りとかできそう。


マブナはトロいけど、面白そうですからね、ぜひともチャレンジしたい。
繰り返すけど今は鯉釣りチャレンジ期間中、でもマブナとオイカワが基本的に対象魚です。


あとは余談。

以前、使っていた釣り道具も発掘。
しばらく買い足す必要が無いくらい、ハリスとスレ針が出てきた。


とくにお宝なのは、クリップオンリールについた針外しが見つかったこと。
今、このタイプの針外しってあまり店にないんです、以前はレジの前に必ず紙箱に入って売ってたのに。
あっても小と中しか見つからず、バラ売りもなし。
このたび出てきたクリップオンリールについたものは鯉釣りに便利な大でした。
コレが欲しかった・・すでに所有していたのか、というわけ。


ホント、準備は着々ですよね。
あとは釣るだけなのだが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ま、六回ボウズだとて、よく言うじゃないですか、七回目の正直ってね。
六度あることは七度ある、とも言いますけど。

とまそんな感じで。



●2016.8.7 やっと釣れた

なんか六連続ボウズという記録を打ちたてていたけど。
七度目にして、よーやく釣れました。 クチボソとコイです。

クチボソもカウントされるのかって? 今回はスレでもなく針が脳天貫いて殺したわけでもない普通のアタリなのでおkです。
いちおう最初は3.6メートルの渓流竿を使ったマブナのシモリ釣り仕掛けでやってましたが、気持ち的に川の小物釣りという感じなんで、オイカワもかかればいいなーくらいのアバウトさ。 ゆえにちっこいクチボソもカウントされます。
まあクチボソとモロコの区別はつかないんで、モロコかもしれませんが。

 ↑三年ほど前の写真だが、あの橋の向こう側でまずはクチボソ

今日は川風が強かったので、マブナ的な探り釣りは厳しいなーというのと、なんか多摩川に来たとたんマブナ釣りしたくなっただけで、本来はコイのパン釣りに来たんで、かような装備に切り替える。
もう二十年くらい前だろうか、当時はまだ出来立てで水深もあってポイントだった場所が登戸駅からみて右手にありました。
そこ行きたいが今はジャングル(大げさ表現)で、ムリと思ったが、草むらをかき分けるコースの他、川べりにも道ができていたのに気づき、うまい具合に着きました。


上は三年ほど前の写真だけど、ここです。
さらに十年以上前だと、水深もわりとあって良いフナ釣り場だったんだけどね。

もう暗くなってきた時分で、他には対岸にひとりいるだけ。
パン釣りし放題じゃん・・って風が強くて波も荒れてなんだかな。
とりまはじめてみると、見事に自分の方にパンが流れてきます。 じゃあ用水路に投げ込むと・・・これも自分の方に。
だから、釣り場の前に川のゴミがまとまって浮いています、そこを回遊するコイが見えたんで、パン釣りは可能かと。

で、ウキとパンをつけて投げ込んでみたら、確かにパンを食おうとするが、すぐに引っ込む。
なんだろね、人の姿が見えたんかね、管理釣り場のトラウトより警戒心があるなこいつら。
石化けの術とか体得してないし、姿はどーしようもないんで、せめて動かないようにして遠くに投げ、手前に流れてくるのをリール巻きながら待つような感じで、しばらくするとやっと食らいつきました。

さすがにコイはパワーファイターですな、しかしトラウトやバスはジャンプすると聞くが、コイはそこまで厄介ではなく、また雷魚のように長い巨体を川底に潜らせるような習性もなく、ただ単にやたらめったら泳いで遠ざかろうとするだけ。
ゆえに、ドラグさえ緩めれば3号ラインでも釣れるわけ。

時間とかわからんが、十分くらいファイトしてたかな、もっと短いのだろうか。
引き寄せてもまた遠くに泳ぎ去るしぶとさは、ヘラブナとはまったく違うのではなかろうか。
何度も何度もたぐり寄せたが、なかなか弱らない。
これは、楽しいわ。
手竿であれば自然と八の字に泳がせて機会を待つのだが、リール竿だと戦略の幅が広く、精神的に余裕もあり、より楽しめる。
このへんだけは、かなり上手いほうだと自分でも思う。

とことんファイトして、ようやくおとなしくなってきたんで、取り込もうとして問題発見。
用意した網が小さすぎて入らねえwww
頭入れて引き上げようとしたらこぼれたww


あ、写真では網が変な形に見えるかもだが、ダッフルバッグに入りやすいように細長く変形させてます。
買ってすぐに、駐輪場で改造しました。 マブナだったらデカくても35センチなんで、じゅうぶんなのだが。
やっぱり鯉はデカかった。
長さも倍以上、上下幅も厚みもあってボリュームが全く違う。

どんだけ〜ってなもんで。
それにしてもデカい鯉ではあるが70センチはないよな、水面に顔を出した時に圧倒感がないので60センチ程度と思うのだが・・・。
泳いでいるところに網の柄をあてがって大きさを測ろうとしたが、うまくいかなかったみたいな。
まあ柄が60センチなんで、そのくらいだと。
そして今、網の深さを測ったら25センチしかなかった。 これじゃー50センチのコイでも取り落とすわ。
よく吟味して買えば良かった。

結果的に、コイの頭を水面から出して、手を突っ込んで針を外しました。
スレ針だから押せばすぐ取れます、便利です。

ふーむ、魚ってけっこうデカいんだな。
おまけに足場が悪い釣り場も多いし・・・こうなると磯網が欲しいよな。


まあそんなわけで、非常に楽しみました。
竿を立てて引き寄せ、前に倒しながら巻取り・・を繰り返し、時にドラグを緩めて、うまい具合にたぐるのは面白い。

釣れたのだから、これまで踏み倒してきた遊漁料は一度くらい払ったほうがいいかな。
鯉が一匹なら1000円の遊漁料でも納得できるし。
でもまあ、一定の満足があったんで、これからは遊漁料500円のフナ、オイカワに切り替えてもいいかも。
もちっと下流に移動すれば、オイカワなんていくらでもいそうな気がするのだが。

当日、現場にならないと気分がわからんので、次回何を釣りに行くかは現在未定。

とまーそんなわけ。



●2016.8.9 新しい竿が欲しいが


なんか前にも書いたはずだけど、釣り竿は複数あれど、今までのは撤廃予定。

理由は単純に古い、というのもあるが、なんせ釣り竿というものは細いほうがカッコいい、という・・・日本だけかもだが、そんなわけ。
要は新しい竿は、かなり細いんだよね昔に比べて。
これまた前に書いたはずの推論だが、戦後グラスロッドのたぐいは十年に1ミリ位づつ、技術革新で細くなっているっぽい。
うちにある竿はどれもこれも二十年以上前だから、今じゃ2ミリは細くなっていることになる。

これが投げ竿なんかだと、見かけがだいぶん違うよ〜昔と今じゃ。
釣りキチ三平の時代(大雑把に1980年として)から36年以上、浜で見かける投げ釣り師の様相が変化してますから。
釣り竿が細くて軽そう、という印象になってる。
じっさい店頭で見た印象でも同じこと。

でもって投げ竿は子供の頃やっすい(それでも奮発したはず)3700円くらい? の2.7メートルオリンピック竿を買って。
まあそれで何か釣れたという記憶はないのだが・・・。
次に買ったのがたぶん、このまえ押入れから出てきた2ピースロッドなんだろうね、これまた安物だが。
これを4ピースに改造するとか、かなり携帯性に気を使っていた模様。
もう、バイクで移動していた時期だと思うが、だからこそ、コンパクトに持ち運べることにこだわったのかもしれない。

 ↑今でもオリンピック竿ってあるっけ?
 ガイドが金属ではない、明らかに子供向けの入門投げ竿と思われる

次に買ったのがたぶん、今でもお馴染みとなった糸付きリール込みのコンパクトロッドセット。
おそらく1.65メートルでハンドル部分のスポンジがマーブル模様・・ということも覚えているが、押入れというのは奇跡的な幾何学であり得ない量の荷物が文字通り押し込められているため、手をつけがたい。 よってこのコンパクトロッドはまだ未発掘。

まあ言ってみれば、現在の1.65メートル糸付きリール込コンパクトセットでも構わないわけ、代用を考えるなら。
ムリに発掘せず、必要なら新しいのを買ったほうがずっといい。


あとは120センチの小物竿があって、コレは武蔵溝ノ口の東屋で1200円と、ミョーにはっきり覚えている。
使いたいが肝心の小物釣りに使う極小ヘラスレ針が売ってないので保留。
これも1.2メートルにしては細身が足りないんだよね・・。

最近、よく見る番組がGO!GO!九ちゃんフィッシングという、ヤマハがスポンサーかと思うような釣り番組。 むろんじっさいのスポンサーはマルキューです。
コレが、非常に勉強になるんです、現在の釣り道具の現実がよおおおおおぉくわかるんで。
「今使っていた針外し道具はなんだ!?」みたいな。 あと折りたたみバケツの運用も釣り師ごとに自由だとわかるし。
ホントになんでもかんでも「そうだったのか〜」的な感じで・・。
あ、いちばんはサシを入れる容器ですね、フツーのエサ箱じゃなくって、首からぶら下げるサシ虫入れがあるんだ・・という。

その番組で、タナゴ釣りをしてたんだが、タナゴ竿ほっそ! と驚いた。


それと比較して、自分が以前に買った1.2メートルの小物竿はぜんぜん太いと分かった次第。
まあタナゴ釣りは特別ですよ、アレは道具も魚も小さいほうがエラい、という世界で、釣りキチ三平でもそう言ってた。
しかしモロコやクチボソを狙った小物釣りであっても、やっぱり竿が細いほうがいい。

よって今ある小物竿は買い換えたいが、細いものは高い。
他、欲しい竿をまとめると。


・渓流竿、もしくはテンカラ竿
本来の目的通りにも使いたいが、やっぱりマブナやオイカワを狙いたい。 テンカラ竿は繰り返しの振り込みで手の負担が少ないようデザインされていると聞くが、その細身もまた魅力。 できれば硬調で先調子であれば現場で扱いやすいのだが・・・。

・トラウトロッド
いわゆるルアーロッドの細いやつ。 これまた本来の目的通り多摩川のブルーギル、バスも釣ってみたいが、やっぱりマブナやオイカワを狙いたい。 手竿では狙いにくい深みを、小さなブッコミ釣り仕掛けで攻略したい。

・小物釣り竿
できればタナゴ竿がいいが、先述したとおり細いのは高い。
でもいつかは欲しいな。


自分は釣り師ではなく単なるフィッシンガーなので、どーしてもすぐに所望というわけでもなく。
あと、代用できる安いのはけっこうあるもんで、例えば先に言った格安コンパクトロッドのセットでも深みのマブナは狙える。
ただマブナ釣るなら細いほうが似合う、というだけでトラウトロッドを挙げただけで。


また、上州屋本石町店で、ちょっと渓流竿とテンカラ竿の性能をみたのだが・・・。
89gから100g、これは軽い! と驚いたものの、戻ってから自分の渓流竿を測ってみたら130gだった。
あーけっこう軽いんだこの竿。
むろん高い竿にくらべればやや太めなのだが、性能は申し分ない模様。
20年くらい前に買ったんだっけ? 自分の金銭感覚から察して、2500円以上だとは思えないんだけど、なかなかGOOD。

さらに言うとすぐにテンカラ竿とか買えるはずもないんで、その手持ちの渓流竿をカスタムしてます。
買ってすぐだと思うが靴紐みたいなものをグリップに巻きつけて持ちやすくしてありましたが、これはサラサラしてちょい滑る感じ。 先日は風も強く、片手で竿を保持するのも一苦労だったので、さらにその上に竿巻糸を上乗せすることに。
ちょっと包帯も巻いて、その上に竿巻糸をぐるぐるして、さらにマットブラックで塗ったら遠目にはワンランク上かそれ以上の竿とかわらんやん。
ハンドル太めは今風ですし。

 ↑うまく撮れてはいないが、グリップがやや太くなってテンカラ竿と同じくらいなのはわかるかと
 瞬間接着剤で固めてあるんで強度は申し分ないはず
 はず

というわけで要は。
今までの竿をぜんぶ入れ替えゆうても2年はかかると思われ。
渓流竿やヘラブナ竿など、しばらく使えるものは使うという話。



なんか日記だけで尋常でなくページが長くなるので次に移動。
次はabout-16.8-2となります。
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