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春香視点の番外編です。

春香さんも担当Pと付き合っているけどまだ未経験の処女設定。



電話が繋がる直前、なんとなく胸騒ぎがした。
オフで家にいるはずなのに携帯がすぐ繋がらない。
まだ寝るような時間じゃないから、もしかしてなんて思ったとき
電話が繋がって不謹慎な想像を慌てて打ち消した。

不機嫌そうな低音でちょっと鼻声、ということはうたた寝でも
していたのかと思いながら、すぐにいつもの調子に戻ったから
お泊りの約束をして駅近くの洋菓子屋さんで手土産を買う。

チャイムを鳴らすとドアのすぐ向こうでドタバタ物音がして
慌てた感じで千早ちゃんが顔を出した。

うん、まあオフの時にいろいろ無頓着なのは知ってる。
無造作を通り越してざんばら髪なのはとりあえず置いといて。
パジャマ代わりのワイシャツって……それ明らかに男物だよね
インパクトが強すぎて突っ込む余裕もないまま靴を脱いでいると
そう敏感でもない嗅覚が得体の知れない異変を感じとった。

今まで嗅いだことのない微かな生臭さは気のせい

うがいと手洗いをさせられてからリビング兼寝室に通されて
それが気のせいじゃないって確信できたよ。
窓は全開、空気清浄機と換気扇がぶんぶん回っているけど
玄関で感じたのと同じにおいがはっきり残っていたから。

うん、事後ってことだね。
まだ経験のないわたしでもわかるし。

それで千早ちゃんの格好も納得がいったよ。

少し乱れて気だるげな、なんだか色っぽい千早ちゃん。
男物のワイシャツはいいとして、その下の白にはノーブラの
証がくっきり浮かんじゃってるし。
会話もどこか上の空で受け答えも大分ずれてるし。

やっぱそういうことになるもんだね。
あの固くて真面目な千早ちゃんに先こされちゃうなんて。
プロデューサーさんとあんなにイチャラブしてたらならない方が
不自然かもだけど、いざその事実を突きつけられるとちょっと複雑。

それでも千早ちゃんはばれてないと思っているみたい。
あの子らしいっちゃらしいし、それはそれで可愛いんだけど
流石に事後って……やだ、私ったら。
でもこの状況は明らかにそれで間違いないでしょ
今座っているこのベッドで、あの千早ちゃんがあられもない姿で。

うん、考えるのはよそう。
今夜このベッドで寝ないといけないのだし。

シーツ、ちゃんと変えてるのかなぁ。
いや、あの慌てぶりから考えると片付けきれてない可能性がある。
今もほら、なんかすごいこっち見ているし。
しきりにお風呂を勧めてくるのはきっとそういうことなのね。
淹れてもらった紅茶を飲んで、すめられるままお風呂をいただいて
できるだけゆっくり温まってから出てきたんだけど今度はベッドの上で
千早ちゃんが仰向けになって大きく開いた足を持ち上げていた。

何してるのって聞いたのは何してるか分からないからじゃないの。
あられもなさすぎる格好に驚いて素で聞いちゃっただけだから。
何とかストレッチということにはしたけど、心の中では”彼を思い出して
ひとりエッチのイメトレでしょ”って思いながら、最早それ以上突っ込む気力も
なくした私はおとなしくベッドに入って寝ることにしたのです。
私もそういう関係になったら気をつけることにしよう……
ていうかまずは初体験にたどりつかなきゃだけど。
とりあえずゆっくり寝て、今夜のことは全部忘れてしまおう……
そうそう、やっぱりシーツ取り替えてくれてた。おやすみ、千早ちゃん



なんだかエッチな夢を見てたような気がして目が覚めたんだけど
隣を見てその理由が分った。
千早ちゃんが抱きついていて、その手が胸と下半身に伸びてた。
もうしょうがないな、寝ぼけて相手を間違えちゃった
私そんな趣味無いけど、千早ちゃんがどうしてもっていうなら……
なんて冗談だけど、無邪気な寝顔の千早ちゃんも可愛いなと思いつつ
そっと押すとと大人しく離れていった。
あー、私もそろそろ経験してみたくなっちゃうな。
この前いい雰囲気になった時は心の準備ができなくて直前になって
ストップしちゃったけど、次は強引にされてもいいかな……

そんなことを考えながら、とろとろと眠りに落ちかけたときだった。

何かが布団に入ってきたかと思うと重いものが体にのしかかってきて
押さえつけられ、無理矢理こじあけられた足の間に固いものがあたって

「千早、続きするぞ」
「えっ、なに これ、あ、いゃぁああああああああ」
「どうしたの、春香」

私の悲鳴を聞いて目を覚ました千早ちゃんが明りをつけると
私にのしかかっていた男性の顔を見る前に下半身を直視してしまい
あまりに凶悪なブツを見て二度目の悲鳴をあげた。

「プ、プロデューサー」
「は、春香」

二人の顔を見て、それが暴漢などではないと安心はしたけれど
バクバクの心臓はしばらく収まらず、なによりあそこに押し付けられた
あの感触が生々しく残っていた。



「聞いてくれ春香。これには深い事情があって、なあ千早」
「え そ、そうなの。彼にストレッチを頼んでいたのを忘れてて」

ストレッチはもういいよ……ていうかこの期に及んで隠す意味あるの

「事情は分りました……びっくりはしたけど」
「すまなかったな春香」

そういって彼がこっそり目配せしているのに気がついた。
どうせさっきのアレを千早ちゃんに内緒にして欲しいってことだろうけど
笑って済ませるほど寛大な気分になれな……あっ、いいこと思いついた。

「喉かわいちゃった。千早ちゃん、何か頼んでいい」

さて、千早ちゃんは追い払いましたよ、プロデューサーさん。

「……さっきのことだが」
「もう少しで無理矢理……処女を卒業させられるとこでしたね」
「待ってくれ、まさか春香が泊まっているとは思わなくて」
「ふふっ、それは分ってます。だけどいつもあんな乱暴に
千早ちゃんを襲っているのですか」
「それは誤解だ」
「けっこう痛かったですよ 千早ちゃん可哀相かも」
「……春香、何が望みだ」

さすがプロデューサーさん、察しがよくて助かりますってことで
男女の営みをライブで見たいとリクエストしたわけです。
あくまで私の初体験の参考にするためってことで。

「ま、待ってくれ春香。俺はともかく千早が絶対駄目だろ」
「だったらこういうのはどうです」

私だけ別室で寝ることにして、お二人はベッドで営み開始。
それをこっそり通話状態にしたスマホで実況してもらって
千早ちゃんが佳境に入ったところで春香さん登場と。

「……本当にそんなプランで大丈夫か」
「大丈夫ですって。いざってときはフォローしますから」

そうして秘密の打ち合わせを終えると千早ちゃんのいれてくれた
紅茶をみんなで和気藹々と雑談してから再び就寝タイム。
さっさと別室に閉じこもり、スマホを前にして実況待ち。

携帯越しでも音声は思った以上にクリアで、音量をあげると
ちょっとした物音や息遣いまで聞えるから臨場感がある。

最初はさんのサプライズ乱入を責める千早ちゃんのターン。
なんだけど、責めるにしては声が甘いのはやっぱり愛する男性と
一緒に眠るのが嬉しいのかな、なんて思っていると。

「んっ……だめ」

拒否するには声が甘すぎだよ千早ちゃん。

「なぁ、いいだろ ちょっとだけ」
「だめです、春香がいるんですよ」
「疲れてるからすぐ寝ただろ」

千早ちゃん、無言なのはちょっと考えてるね

「まだ起きてたらどうするんですか、あっ、だめですって、んっ」
「声ださなかったらばれないって。な」
「んっ……もう、最後までは駄目ですからね、あっ……」

声だしそうになって、慌てて口を押さたみたい。
しばらくはふーふーと荒い鼻息がかえって生々しいん。
それより千早ちゃん、落ちるの早すぎ。もうちょっと抵抗しても
よかったかな 拒否しようとも快感には抗えず、みたいな。

「駄目っていいながらもう濡れてるぞ、ほら」

やばっ、なんかクチュクチュって音まで聞えてるよ。
ていうか千早ちゃん、いつからそんなエッチな子になったの

「やっ、そんな指いれないで、あぁ、ゆっくり、そこ、あっ」
「千早だって物足りなかっただろ 今夜はいっぱいしてやるから」
「いやらしい……はぁ、はぁ、あぁっ、んっ……やだ、それは駄目」
「邪魔になるし、履いたままだと舐められないんだけど」
「……な、舐めなくていいですから」

うっわー、舐めるんだ、エッチのときってホントに舐めちゃうんだ
なんて思ってたらさらに。

「今日千早に舐めてもらったお返しだから遠慮するなよ」
「遠慮なんて、あぁっ、いきなりやっ、舌いれちゃ、あぁ、あっ」
「美味しいよ千早のおまんこジュース。いっぱい飲ませてもらうぞ」

千早ちゃん、さっきさんのさん舐めてたんだ……
あの清楚な千早ちゃんが、凶悪なあれをお口に含んで……
なんかもう予想を遥かに超えたこの展開、私やばいかも。
音声の実況だけでも興奮しすぎて、あ……私も濡れてる

その間もベッドの実況はエスカレートしていく。
スマホから遠ざかって音は小さいけど、さんがぺちゃくちゃと
音たてて舐めて、千早ちゃんはもはや声だすの我慢できないみたいで
はぁはぁとやらしい喘ぎがとまんないみたいだし。
前戯、それも音を聞くだけでこんないやらしい気分になるのなら
本当のセックスを見たらどうなっちゃうんだろう
そう思うとさんの合図も待てず、ふらふら立ち上がると
足音を忍ばせて二人のいる部屋に近づいていく。



明りが消えた部屋で、二人の体が重なっているのが見えた。
仰向けのさんに千早ちゃんが覆いかぶさっているんだけど
よく見ればさんの股間に千早ちゃんの頭があって……
こ、これって
お互いの性器を舐めあう姿のなんて生々しいことか……
さんは千早ちゃんのあそこを貪るようになめまくっていて
気持ちよさに負けちゃうのか、千早ちゃんは何度も声をだしては
さんをしゃぶるのが中断してしまうみたい。

そのあたりでさんも私の気配に気付いたみたい。
千早ちゃんを舐めながら私の方に視線を送ると、枕元にあった
照明のリモコンですこしづつ明かるしてくれた。
もちろん千早ちゃんは気付くどころじゃない。

「プロデューサー、お願いです、もう焦らさないで」
「最後まで駄目っていったの千早だろ」
「……そんなこといってない」
「千早声だすから春香にばれるぞ」
「大丈夫だから」
「じゃあいっそのこと春香に見てもらおうか」

そんな会話をしながら、千早ちゃんてばさんに跨って
もじもじと腰をさんにこすり付けている。
多分当たっているな、ていうか入れようとしている

「こら、入れていいとは言ってないぞ」
「だって……」
「春香に見られていいなら入れていいぞ」
「………んっ」

凄いよ千早ちゃん、一瞬たりとも葛藤なんてしなかった
あの声出した瞬間にさんを受け入れたのが分るくらい
甘くて切ない声と表情だったよ

普通なら絶対見ることのない、男女が交わる姿。
それが自分のよく知る男性と親友なんだから、頭が沸騰しそうな
くらい興奮してしまう。

さんに跨り、ゆっくりと腰を降ろしていく千早ちゃん。
その横顔がちょっと苦しそうな感じなのはどうして
入れるときはまだ痛かったりするの

だけど全部受け入れてしまうと、ふーっと満足げな溜息をして
ゆるやかに腰がくねりはじめるのが凄くエロい。
そして徐々に動きが早くなり、リズミカルに腰が上下しはじめると
さんが手を伸ばして千早ちゃんの可愛い胸を揉み始める。
そうなるともう、我慢とかばれるとか全然関係なくて
千早ちゃんの喘ぎ声はいつしか高い嬌声になって
じゅぷじゅぷという卑猥な音と一緒に部屋に響き渡る。
そのうち千早ちゃん、最初の絶頂を迎えて動きが止まると
さんが体を起して千早ちゃんの体を優しく抱き寄せた。
これが対面座位か……なんかすごくいい感じだなって見ていると
さん、千早ちゃんの耳元で何か囁いてる。

「…… は、春香いるの」
「えへへ、見にきちゃった」
「やぁっ、待って これはちがうの、見ないで」

この期に及んで何がちがうんだろうね、千早ちゃん。
もう観念しなよって思ったらさんが先に動いた。
千早ちゃんと繋がったまま、ごろんとベッドに押し倒すと
そのまま覆いかぶさって動きはじめたの。
ゆっくりだけど、深くて長いストロークが始まると
私のことを気にするどころじゃなくなったみたいで
奥まで突かれるたびに声が大きく、よりエッチになっていく。

「千早ちゃん、気持ちいい」
「あぁっ、凄い、奥あたるの、あぁまたくる」
「エッチな声も可愛いね」
「春香、あぁ、ごめんね……止まらないの、あぁ、あん」

そのうちさんの動きが激しさを増し、太ももをがっちり抱え込んで
まるで杭を打ちつけるように千早ちゃんのあそこにペニスを突いて
千早ちゃんの足はさんの腰にしっかり巻きついて離さない。

そんな姿を見ながら私も自分のあそこを指でまさぐりながら
二人が同時に果てた瞬間、私も絶頂してしまっていた。



次に目が覚めたのは、別室の布団の中だった。
多分さんが私をここまで運んでくれたのだろう。
あんなことがあって顔を見るのちょっと恥ずかしいって
思いながらリビングにいくと、千早ちゃんはもうおきていた。

「おはよう春香。よく眠れた」
「……うん、ぐっすりと。千早ちゃんは」
「ふふっ、私もよ」

ほんのり頬を赤らめた千早ちゃんに昨夜の痴態は少しも残ってない。

「プロデューサーさんは」
「仕事があるからって先に出かけたわ」

私が気まずくないよう、気を遣ってくれたんだろうと思っていると
近寄ってきた千早ちゃんが不意に私を抱きしめた。

「昨日の夜、何かあったか覚えている」
「さあ、ぐっすり寝てたから。あ、でも夢はみたかな」
「どんな夢」
「うーんとね、すごくエッチで可愛くて……」

それ以上は唇をふさがれちゃって言葉にはならなかった。
千早ちゃんって、大人しそうなふりして意外と大胆なんだ♪



おしまい。

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