合体召喚



タッグデュエル。二人のデュエリストが力を合わせて行う型式のデュエルで、パートナーが1ターンごとに交代しながら召喚やバトルをするというものだ。
だがいま、放浪のデュエリスト遊城十代と、ひょんなことから彼の妻となった美しきヴァンパイアの貴婦人カミューラ。
時空を越えてやってきた未来のデュエリスト不動遊星と、彼のパートナーである麗しき女性デュエリスト十六夜アキが行っているデュエルは、一味違う趣であった。

まず、服装が違う。
男の側、十代と遊星は上着やジャケットこそ身につけている物の、下半身は何も履いて居らず、二人のたくましきペニスが丸出しになっていた。
それも竿の表面には無数の血管が浮き出てギンギンにいきり立っている。
かたや女性の側、カミューラとアキに至っては服を脱ぎ捨てて真っ裸。

「きなさい遊星。遠慮無く奥までね」

アキは遊星の眼前で前傾姿勢となりお尻を突き出す。
並よりも大きなアキのお尻を優しく撫でながら、濡れた花弁を指の表面でさするようにこすった。

「はっああ――」

遊星の指で大切な処を擦られるのを感じたアキは息を吐き出し小さな快感の声を上げた。
ちゅくちゅくと音を立てて溢れてきた愛液が指を伝い遊星の手を濡らしめる。

「はふ…うっ、」

自らの赤い髪に負けないくらいに真っ赤に染まった頬をしたアキ。
中で動く指が肉襞をすりあげて気持ちが良い。

「もういけるかアキ」

「ええ充分… もう中は、しっかりほぐれてるわ… 遊星の思うままに私を貫いて」

「了解だ」



指を抜いた遊星。今度はそびえ立つ男の象徴を挿入するため、アキの濡れた花弁に押し当て、ぐっと腰を押し込む。

「はぐぅぅぅぅ―――!!」

ぐじゅっと奥まで入り込んだ肉の塊は、めしべである肉の園を掻き分けて最も深い場所まで一息に到達。
震動に揺れるアキの魅力的な大きさを誇りし胸を優しく揉みほぐしながら、彼女の身体を起こして引き上げ、片腕で支える。

「ちゅくっ、ちゅくっ、」

重ねた唇を強く押し付け合って、愛を確かめる遊星とアキ。
愛おしげに髪を撫でてくる遊星の背に回されたアキの腕に力が入る。

「さあ、アキ…、合体召喚だ!」

「うん、イクわよ…っ、」

遊星が腰を押し上げて子宮への通路を切り開く。
熱く濃厚な生命の始まりとなる小さな命たちが切り開かれた通路を勢いよく駆け抜けてアキの透明な卵へと取り付いていく。

「イッ…イックゥゥゥゥゥ――――!!」

その数え切れない命の一つが卵の薄い外層を突き破って中へ入り込み、卵と融け合ったことを感じ身を震わせながらアキは絶頂の声を上げる。
瞬間、アキと繋いだ手を空に差し出し腹の底から叫びながら遊星が吠えた。

【合体召喚!スターダスト・ローズ・ドラゴン!!】

合体、射精、そして受精。
アキの中で生まれたこの新たな命が、未知の力を持つ新しきドラゴンを世に誕生させた瞬間であった。


「十代、ワタクシはいつでも宜しいですわ」

腰を前傾に折り曲げたカミューラもアキと同じ様にお尻を突き出している。
彼女の背に流れる長い髪の毛を撫でながら、腰、お尻と手を這わせた十代はしとどに濡れた花弁へと指を差し入れくちゅくちゅと抜き差ししながら膣を弄くり回す。

「ん…、は…あぁ…、」

己の中を指でほじくられたカミューラは頬を朱色に染めて吐息を吐き出した。
花弁の中をある程度ほじくった十代は愛液がしたたる唇にペニスの先端を宛てる。

「こっちも準備はできてる。カミューラもいいな?」

「あ、は…、ええっ、もちろん… 十代のタイミングで来て下さってけっこうですわ」

その体勢でデュエルディスクを構えながらモンスター召喚へとフェイズを移行させる。

「俺はカミューラと合体っ」

カミューラのお尻に叩き付けられた十代の腰。
腰の追突に際したわわに実る彼女の巨乳が髪の毛と共に揺れた。

「んっくゥゥゥ――っ」

ぢゅぷぷううと音を立てて花弁の奥へ進んでいくペニスに、多量の蜜が絡みつく。
おしべとめしべが一つになる所謂合体。
十代は合体を果たしたカミューラの身体をぐっと起こして、大きなそのおっぱいをやわやわと揉み、彼女を片手で支えながら自分にしがみつかせる。

「んっ…ちゅ…」

そして舌を絡ませながらの口付け。
十代はカミューラの頬を触り、髪を触り、精一杯の愛を伝えながら。
カミューラは十代の身体にしっかりと抱き着いて、己が身体の奥まで貫かれた体勢のままに。

「よし、これで準備オッケーだぜ。構えろカミューラ」

「わかりっ… ましたわっ…っ、」

片足で立ち、もう片方の脚を十代の脚に絡めているカミューラは、デュエルディスクを構える手を彼の手に合わせてお互いに手を握り締める。

奥へと刺さった十代の肉の先がぐっと押し上げられて、子を作るのに必要な生命を含む体液が道を駆け上がり、カミューラの子宮に解き放たれる。

「アアぁぁぁぁ〜〜〜っ!」

中に放たれた熱に絶頂へと達したカミューラの嬌声を受け、十代が彼女と絡ませた手を前に突き出し叫んだ。

【合体召喚!E-HERO(エレメンタルヒーロー)シャイニング・ヴァンパイア・ウィングマン!!】

カミューラの卵子を貫き溶け込む長い尾を引いた十代の遺伝子。
精子と卵子の合体受精、そして妊娠。カミューラの胎内で芽吹いた新しい命の息吹が、二人の眼前にニューヒーローを誕生させた。

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