最終更新:ID:DygMqGiAOg 2015年04月03日(金) 18:07:36履歴
節分は豆を食べる
出会いこそ最悪の敵同士であったヴァンパイアカミューラ
しかしヴァンパイアの一族の事情を知り紆余曲折を経て彼女の一族再興を手伝う事になったデュエルアカデミアはオシリスレッドの遊城十代は、カミューラをタッグパートナーとし日夜デュエルの腕を磨いていた
そんなある日のできごと
「なあカミューラ。カミューラって吸血鬼だよな?」
「当たり前じゃない。坊やは私のどこを見れば吸血鬼以外のなにかに見えると仰るのかしら?」
「だよなぁ」
カミューラは吸血鬼
ヴァンパイア
そんなことは今さらな話だ
十代は毎夜カミューラに血を吸われているしカミューラは毎夜十代の血を吸っている
人間には無い牙で首に噛み付かれて
コウモリを操ったり体を霧に変えたり
とにかく人間には不可能な超能力みたいな力を持っている
「で? 私が吸血鬼だからなんですの?」
「うん。ほら今日って2月3日で節分だろ? 節分って言ったら豆まきに鬼は外。吸血鬼のきは“鬼“って書くしさ、ヨーロッパにも節分みたいな風習はあんのかなぁなんて」
「節分は日本の風習でしょう? ヨーロッパにもナマハゲの様な悪い子へのお仕置きをする祭はあるけれど豆を撒いたりはしませんわ。
ついでにワタクシたちヴァンパイアは日本の言い伝えに出てくる鬼とはまったくの無関係ですわ。だから私に豆をぶつけたりしないでちょうだいね」
カミューラは十代を警戒する
豆をぶつけられないように
ただ十代も別にカミューラに豆をぶつけようと思って聞いたのではない
「ぶつけないぶつけない。ただ節分だなって話を振ろうとしただけだって。で節分っていえば豆じゃん?
歳の数だけ豆を食べたりするからカミューラは何個食べるのかなって」
いいながら取り出したのは節分用の福豆
「・・・・・一つだけ注意しておくけれど、女性の年齢を判別しようだなんて失礼極まりないですわね」
歳の数か、または一つ多くの豆を食べると福を呼ぶ。健康になる
もちろん日本に来てそれなりになるカミューラも知ってはいる
「個数ではなく一袋で寄越しなさい」
「ひ、一袋?」
「数百、数千年を生き生気や生き血を吸い続ければ永遠に生きるワタクシたちヴァンパイアには個数では足りないということよ」
せっかくだから節分行事に参加してやろうと思い十代の手から豆袋を引ったくったカミューラは、口に放り込んではぽりぽりと咀嚼
「ぽりぽり、もぐもぐ、意外に美味しいじゃない福豆」
「お、おい、俺のも残しておいてくれよ」
「フフフ、残念だけどこの一袋では足りませんわ」
「じゃあ俺の歳の数マイナス一個だけ残してくれ」
「マイナス一個?」
よくわからない
なぜ歳の数だけではないのか
十代はカミューラより自分の歳の数マイナス一個分の福豆をもらうと一口で食べてしまった
「ねえ、どうして一個だけ少なくしたのよ」
「いやぁ、もう一個の豆はココのを食べようかな〜って思ってさ」
ムニュ
「んはァ!」
不意にドレスの上からカミューラの豊かな胸を鷲掴みにする十代
「い、いきなりなにをするのよ」
びっくりした
でも嫌がってはいない
一族再興のためと毎夜十代と交合を行っているカミューラにとっては胸を揉まれるくらいは今さらであった
「いや足らずの豆を食べようかななんて。別にいいじゃん減るもんでもなし」
乳房の頂きには豆がある
それをいただこうという話だ
「ふふ、そういう意味でしたのね」
だったらとカミューラは露出の多い赤いドレスのスカートをスリットいっぱいまでめくりあげる
「それでしたら、こちらの豆のほうがより熟れていて美味でしてよ」
結局十代は両胸の二つに下の一つと、カミューラが持っている計三つの豆を美味しくいただくのであった
出会いこそ最悪の敵同士であったヴァンパイアカミューラ
しかしヴァンパイアの一族の事情を知り紆余曲折を経て彼女の一族再興を手伝う事になったデュエルアカデミアはオシリスレッドの遊城十代は、カミューラをタッグパートナーとし日夜デュエルの腕を磨いていた
そんなある日のできごと
「なあカミューラ。カミューラって吸血鬼だよな?」
「当たり前じゃない。坊やは私のどこを見れば吸血鬼以外のなにかに見えると仰るのかしら?」
「だよなぁ」
カミューラは吸血鬼
ヴァンパイア
そんなことは今さらな話だ
十代は毎夜カミューラに血を吸われているしカミューラは毎夜十代の血を吸っている
人間には無い牙で首に噛み付かれて
コウモリを操ったり体を霧に変えたり
とにかく人間には不可能な超能力みたいな力を持っている
「で? 私が吸血鬼だからなんですの?」
「うん。ほら今日って2月3日で節分だろ? 節分って言ったら豆まきに鬼は外。吸血鬼のきは“鬼“って書くしさ、ヨーロッパにも節分みたいな風習はあんのかなぁなんて」
「節分は日本の風習でしょう? ヨーロッパにもナマハゲの様な悪い子へのお仕置きをする祭はあるけれど豆を撒いたりはしませんわ。
ついでにワタクシたちヴァンパイアは日本の言い伝えに出てくる鬼とはまったくの無関係ですわ。だから私に豆をぶつけたりしないでちょうだいね」
カミューラは十代を警戒する
豆をぶつけられないように
ただ十代も別にカミューラに豆をぶつけようと思って聞いたのではない
「ぶつけないぶつけない。ただ節分だなって話を振ろうとしただけだって。で節分っていえば豆じゃん?
歳の数だけ豆を食べたりするからカミューラは何個食べるのかなって」
いいながら取り出したのは節分用の福豆
「・・・・・一つだけ注意しておくけれど、女性の年齢を判別しようだなんて失礼極まりないですわね」
歳の数か、または一つ多くの豆を食べると福を呼ぶ。健康になる
もちろん日本に来てそれなりになるカミューラも知ってはいる
「個数ではなく一袋で寄越しなさい」
「ひ、一袋?」
「数百、数千年を生き生気や生き血を吸い続ければ永遠に生きるワタクシたちヴァンパイアには個数では足りないということよ」
せっかくだから節分行事に参加してやろうと思い十代の手から豆袋を引ったくったカミューラは、口に放り込んではぽりぽりと咀嚼
「ぽりぽり、もぐもぐ、意外に美味しいじゃない福豆」
「お、おい、俺のも残しておいてくれよ」
「フフフ、残念だけどこの一袋では足りませんわ」
「じゃあ俺の歳の数マイナス一個だけ残してくれ」
「マイナス一個?」
よくわからない
なぜ歳の数だけではないのか
十代はカミューラより自分の歳の数マイナス一個分の福豆をもらうと一口で食べてしまった
「ねえ、どうして一個だけ少なくしたのよ」
「いやぁ、もう一個の豆はココのを食べようかな〜って思ってさ」
ムニュ
「んはァ!」
不意にドレスの上からカミューラの豊かな胸を鷲掴みにする十代
「い、いきなりなにをするのよ」
びっくりした
でも嫌がってはいない
一族再興のためと毎夜十代と交合を行っているカミューラにとっては胸を揉まれるくらいは今さらであった
「いや足らずの豆を食べようかななんて。別にいいじゃん減るもんでもなし」
乳房の頂きには豆がある
それをいただこうという話だ
「ふふ、そういう意味でしたのね」
だったらとカミューラは露出の多い赤いドレスのスカートをスリットいっぱいまでめくりあげる
「それでしたら、こちらの豆のほうがより熟れていて美味でしてよ」
結局十代は両胸の二つに下の一つと、カミューラが持っている計三つの豆を美味しくいただくのであった
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