章初め

最初に、「ギコ猫騒動」を取り上げます。

ギコ猫騒動は、AAの権利が問題になった最初の大事件です。それ以前にもAAの権利が問題になったことはありますが、ネット界全体を巻き込んだ事件はこれが初だと思います。

この章では次のことを述べます。
  1. ギコ猫騒動の概要
  2. ギコ猫騒動の法的側面
  3. ギコ猫騒動に対する人々の反応
  4. ギコ猫騒動から考える、「AAは誰のものか」という問題
1〜3は、ギコ猫騒動のまとめみたいな物です。4では、AAの基本的な慣習である「AAは共有財産である」がどのような仕組みで出来上がっているのかを書きます。

ギコ猫騒動を知っている方などは1〜3を飛ばして、4から読んでもらってもかまいません。

なお、以下の文章において「ギコ猫」と「ギコ」という表記が出てきます。前者は、キャラクター本体であるAAは含まず、名称だけを指しています。後者は、名称とキャラクター本体であるAA二つを指しています。他の意味を含む場合は、そのつど書いています。

ただし、引用の部分はこの規定に従っていません。

1.ギコ猫騒動の概要*1


2002年6月2日、2ちゃんねる「ニュース速報板」にて【商標】『ギコ猫』はタカラの猫?【申請中】というスレッドが立てられた。内容は株式会社タカラが「ギコ猫」という名称を商標出願していた(資料)、というものであった。

これに対して、2ちゃんねる住民は反発。各板に商標反対のスレッドが立てられる事態となった。そのなかで2ちゃんねる管理人、西村博之氏も反応を示し、タカラに対して質問のメールを送るなどした(資料)。

そして翌6月3日、タカラは自社のホームページ上にて商標出願の取りやめの手続きをしたこと、客・取引先に対する詫び状を掲載した。西村氏に対しては、商標出願の取りやめの手続きをしたこと、西村氏・2ちゃんねる利用者に対するお詫びの返事を出した(資料)


*1 以前、ギコの事件簿(,,゚Д゚) - タカラギコに書いたものを転載

 「ギコ猫騒動の法的側面」
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