2: 2008/07/01 23:33 投稿者：itoh
Bumpyうるしさん
こんばんは、伊藤です。コラボの立ち上げ乙です。
オープンディスカッションのスレに失礼します。
ユーザの作品が一般流通に乗るためのルールを一緒に考えてみましょう。
まず、考え方としては２通りあると思います。
�仝饗�NG
��原則OK
�� は、「原則的にダメです」がデフォルト状態で、権利者との交渉を通して利用許諾する、という考え方です。音楽なら原盤の利用契約とか、漫画やアニメならキャラクターのライセンス契約などがこれにあたると思います。それに限らず、世の中の大体のコンテンツがこのタイプに当ると思います。
それに対して�△蓮◆峺饗�的にオッケーです」がデフォルト状態です。予め決められたルールや対価の支払いに従うなら原則的に利用を拒まない、という考え方です。このタイプに近いのは、JASRACなどの著作権管理団体だと思います。着メロがビジネスとして脚光を浴びはじめたとき、とても沢山の会社が配信事業に参入できたのも、「原則OK」の考え方があったからこそと言われてます。ピアプロのガイドラインも「原則OK」の考え方ですね。
それでは、クリプトンからの許諾・公認を取るための考え方として、どっちが良いと思いますか？皆様のご意見をお待ちしております。
8: 2008/07/02 10:07 投稿者：itoh
桐生琢海＠異界堂さん
おはようございます、伊藤です。
打ち合わせ前なので手短に。
＞＞2 ですが、『「初音ミク」など弊社の著作物を第三者が営利目的で利用するときの手続き方法』について、述べました。
＞ そして、NG、OKというのは「何が」NG、OKなんでしょう。
『「初音ミク」など弊社の著作物を第三者が営利目的で利用すること』を弊社がNG(許諾しない)とするか、OK(許諾する)とするか、です。
とりあえず、ここまで大丈夫でしょうか。。
14: 2008/07/02 18:43 投稿者：itoh
伊藤です。
ようやく噛み合ってきて嬉しいです（＾＾；
さてさて、企業の側からすると、無難なのは�，任后�また、それが極々普通の商習慣かと思います。
（ユーザーに認める権利を、日本国の著作権法の及ぶ範囲に留めておき、それ以上の権利を許諾して欲しいときは、「別途ご相談」という手順を踏んでもらいます）
一方、ユーザー側から見ると、多分�△諒�が使い易いだろうなあ・・・と私は勝手に思ってます。
�，両豺腓蓮�特別公開するようなルールは定めなくて良いです。なぜならば、「別途ご相談」のときに相対で交渉すれば良いからです。
一方の�△鮗存修垢觧伝箸澆鮑遒訃豺隋�公開するルールを予め定めておかなければなりません。なぜならば、基本的に交渉せずに利用できるようにしたいからです。
ここまででご意見如何でしょうか？
20: 2008/07/02 23:22 投稿者：itoh
＞＞19 まうぽんさん
現在進行している議論は、キャラクターを用いた商品化についてです。
キャラクターを全く用いないのであれば（つまり単なる楽器として「初音ミク」等を用いるなら）、議論するまでもなく、作者の自由です。
22: 2008/07/02 23:34 投稿者：itoh
伊藤です。
意外と�‖燭い任垢諭Ｊ垢い討澆襪發里任后�
しかし�，鮨笋絞�にご意見させていただくと、現在公開している「二次創作のガイドライン」、これは既に�△旅佑�方に基づくものです。
http://piapro.jp/contents_guideline/
もし弊社が�△旅佑�方を持ってなくって、動画共有サイトにアップロードする毎に「別途ご相談」だったら、まず今のムーブメントは起こらなかったと思います。
またこのガイドラインでは、非営利目的の利用についての規定であり、販売等の営利目的でキャラクタ等を用いる場合には、当然ながら�，旅佑�方が適用されるべきものです。
ここまででご意見ございましたらお願いします。
26: 2008/07/02 23:58 投稿者：itoh
＞＞24 桐生琢海＠異界堂さん
そもそもVOCALOIDは楽器として提供されているものです。キャラクターを全く排除して単なる楽器音として用いるならば、他の楽器と同様に、楽器メーカーに許諾を取る必要はありません。
http://piapro.jp/help/#q_copyright07
しかし、「初音ミク」等は、楽器としての側面の他に、キャラクターとしての側面を持ってしまったので、キャラクターとして利用するに当ってのルールを決める必要が生じた訳です。それが、弊社の「二次創作のガイドライン」です。
http://piapro.jp/contents_guideline/
＞＞23
＞ であるならば、�△鯀�択しても問題は無いように思われますが、それをしない理由として〜
この「二次創作のガイドライン」は、�△旅佑�方に基づくものです。
28: 2008/07/03 00:39 投稿者：itoh
＞＞27 桐生琢海＠異界堂さん
＞ そうした作品と、明らかにミク（VOCALOID）を用いていると判別できる作品（キャラクター性とダイレクトに繋がる作品）とでは、＞＞26で挙げられた2つの判断基準は使い分けられるのでしょうか？
元の合成音声との可識性は関係ありません。初音ミクの合成音声を一切使っていなくとも、パッケージにミクのイラストを用いるのであれば、許諾が必要になってくるでしょうし、逆に初音ミクの合成音声を使っていても、楽器として用いるだけでキャラクタについての一切の利用を行わなければ、許諾は必要ないでしょう。
50: 2008/07/03 22:24 投稿者：itoh
伊藤です。
会社の引越しは10年ぶりです。荷物をダンボールに詰めていたらこんな時間になりました。それでもまだ半分・・・
さてさて、前向きの意見が多数出てきて、中には核心を突く意見などもあり、とても勉強になりますし良い刺激になっています。
いま議論していることは、きっと今後のCGMのベースになると思います。なので、できるだけ多くの意見が聞いてみたいです。引き続き自由闊達にご意見ください。また後でポストします。
53: 2008/07/03 22:50 投稿者：itoh
＞＞51 アロハさん
弊社では、「メタクリエイター」というビジョン(?)を持っています。クリエイターのためのクリエイターという意味です。DTMの分野ですが、10数年間、その様なことをやってきました。
その考えに基づくと、クリエイターが使いやすい方式をチョイスすべき、と思います。クリエイターが理想と思う仕組みを、弊社がクリエイトすればいいですよね？ もちろん、弊社の著作物について議論していますので、弊社のメリットも調整しなければなりませんが、今回の議論に関しては、ユーザ目線で組み立てるべきかと思います。
私から案を出すこともできますが、まずは意見を聞いてからでないと、無用なバイアスがかかってしまいますので、いまは控えるべきかと思います。
57: 2008/07/03 23:51 投稿者：itoh
＞＞53
自分で書いておいておきながら、ロードマップ位は示すべきかなと思い直しました。
�△了伝箸澆鮗存修垢襪箸靴燭蕁ΑΑ�
・ユーザは、WEBベースの簡便な仕組みを通じて、キャラクタの商用利用申請できる。
・ピアプロは、ユーザの売上の一部をいただくことで、運営資金の一部に充てられる。
・ユーザ作品の購入者は、作品に予め印刷しておくQRコードを通じて、作者であるユーザに「ありがとう」が届けられる。
・第三者は、ピアプロのブログパーツを通じてユーザ作品を広めることができる。また、そこからユーザ作品の購買に結びつけることができる。
あくまでも、「実現するとしたら」の話です。
111: 2008/07/04 17:46 投稿者：itoh
伊藤です。
引越しが佳境ですｗ
＞＞90 Bumpyうるしさん
＞ 仰るとおりで、一番最初に戻ると「一般流通に乗せるためにクリプトン著作物の利用方法をどうすればよいか」というディスカッションなのですが〜
現状では、同人の方も個別対応（＝� 砲任后�
「一般流通」だけ切り出すのではなく、一般も同人もカバーするための単一の仕組みを論ずるべきと思います。
＞＞70 桐生琢海＠異界堂さん
＞ お金と引き換えに作品を売る行為は全て営利だと思ってますが、同人活動における、ほぼ原価相殺に近い形での販売は非営利として認識されているんでしょうか？
金銭授受が伴うならば、営利だと思います。なので、既に公開している「二次創作のガイドライン」の規定に従うなら、例え個人と言えども、作品を販売するにあたり弊社の許諾を伴うでしょう。
ただ、「ほぼ原価相殺に近い形での販売」の様に、ユーザがファン心理に基づき、楽しみや他のユーザとのふれあいのために、作品を作り即売する、同人本来の活動については、尊重すべきと思います。そのために、少数の販売なら、利用料を免除するとか、自己申告の寄付制にするとか・・・何かうまい方法を採用すべきと思います。
なお、同人に係るこの議論については、本スレッドとはズレているかもしれないので、もしそうなら、うるしさん、別スレッドを立ててください。
164: 2008/07/12 19:29 投稿者：itoh
伊藤です。
怒涛の一週間が過ぎて、ようやくここに帰ってきました。
（来週はact.2リリースが控えてます・・・）
＞＞106 azukiさん
＞ メタクリエイターとしてのクリプトン社が目指すところというのは、「卸売り・仲買
＞ といった仲介者がいなくても、製造者当人が楽天やヤフオクに出店できる」というよ
＞ うな意味での、「流通介在業者を経由せずに、クリエイターが直接利益を上げられる
＞ システム」の構築の上で、クリプトン社に判断の煩雑な手間が集中しないようにする
＞ ための枠組み造り、なのではないかと了解しています。
「クリプトン社に判断の煩雑な手間が集中しないように」は、二次的な効果であって、主の目的ではないです。クリエイター側に手間をかけさせないこと、それにより創作がはかどることが、主の目的と捉えてください。
『「流通介在業者を経由せずに、クリエイターが直接利益を上げられるシステム」の構築』の部分は、理想的にはその通りでございます。
一般論です＞ クリエイターもそうですが、キャラクタの版権元も共にハッピーになれる仕組みが現状欠けており、常々「惜しい！」と思っております。ここにある種の利用許諾の仕組みが築ければ、新しいビジネス＆創作のチャンスが生まれると思うのは、私だけでしょうか？
＞＞122 dayamさん
＞ 「出版形式を問わず、ボーカロイド（キャラクター）を利用したということが認めら
＞ れる著作物を、一定以上の数量で作成し、販売する場合はすべて登録、一定比率のロ
＞ イヤリティーをクリプトン社に支払う」
詳しく調べてませんが、一定比率のロイヤリティーを求めると、著作権等管理事業者法に抵触する恐れがあります。ですので、この様な場合は、「個別にご相談」という形にならざるを得ないかもしれません。
＞＞130 dayamさん
ほぼ私の意見を代弁しています。
＞＞137 azukiさん
＞ ロイヤリティを個別徴収するのは、企業に対しては良いのでしょうが、個人による同
＞ 人制作物にそれを課すのは、現実としては難しいかユーザー側に忌避されて、「隠れ
＞ 同人」が増えることになるでしょう。
私もそう思います。
以前にコミケのパンフレットで「写真を撮るときには一声掛けて」という様な注意書きを見ました。多分コスプレをされている方の写真を撮るときは、声を掛けてからにしましょうね、というルールなのだと思います。写真を撮るのは構わないが、マナーとして声は掛けようね、という事前の取り決めですよね。弊社も同じです。
販売を目的とした頒布物は、営利目的を禁じた「二次創作のガイドライン」から外れる恐れがあります。その際に、無断で使用するのではなく、弊社に一声掛けていただいてからご使用いただくというルールにできればと思います。具体的には、必要事項を記入いただいて申請するWEBベースのフォームを用意して、手続きを簡素にできればと思ってます。なお、小規模で利益を伴わない頒布についてまでロイヤルティを頂くという考えはありません。ただ、利益の有無は弊社では分かりませんので、自己申告制の募金という形になるかもしれません。頂いた募金は、ピアプロ運営費の一部に充てさせていただき、ピアプロはクリエイターの作品を世に広めるエンジンになれればいいですよね。
＞ 恐らく、多くの場合、同人関連で気にかけている方が多いのは、「ささやかではない
＞ 規模の同人をどう扱うか、罰則や制限を設けるべきか」であるように思うのですが、
＞ 「問題があるかどうかを事前に判断する」という方法を用意しておくのは非常に難し
＞ い（ルールを作ったとしても守られない場合の対策を考えよう、という話題だからで
＞ す）ので、「ルール違反の疑いがあるものを通報してもらう」という仕組みを用意す
＞ ることで、ある程度解消できるのかな、と思わなくもありませんがどうでしょう。
コミュニティによる自浄作用が働くことを信じてます。またその様な仕組みを用意できればと思います。
ここまでで一回上げます。
165: 2008/07/12 21:00 投稿者：itoh
伊藤です。
長文連投失礼します。
＞＞138 azukiさん
＞ もし、クリプトン社が「商品（初音ミク：ソフトウェア）の周知普及のための宣伝効
＞ 果」として捉えるなら、「初音ミクというキャラクターとされているものが、ＤＴＭ
＞ のためのソフトウェア商品である」ということまでを、二次創作された商品に記載さ
＞ れる（例えば、一律のチラシを作って販売物に同梱するとか）というだけでも、十分
＞ な広告効果が得られるだろうと思います。
同感です。宣伝バーターに限らず、コンテンツを有料配信するお手伝いを弊社で行うとか、いろいろな共存関係を築ければ良いですよね。
＞＞147 おふせさん
＞ くだんのギロカクでは、ボカロを音源として使用しているコンテンツに限って使用権
＞ を無償で供与する（キャラの使用権はボカロのCD購入時に既に購入しているという解
＞ 釈）でいいんじゃないのか、みたいな話になっていますが、この場合クリプトンさん
＞ 側でどんな不都合があるのか解説を頂けると助かります。
ご質問の意味が良く分かりません・・・キャラクタの使用料をVOCALOID製品に上乗せして販売したらどうか、というご提言でしょうか？ それだと、音源だけに注目して購入した方には無用な負担になると思います。
＞＞151 azukiさん
＞ ・クリプトンはメタ・クリエイターではあるかもしれないが、コンテンツビジネスの
＞ プロであるようには見えない
失礼ながら、弊社はサウンドコンテンツの流通を行ってきて、現在14期目に入る会社です。まがりなりにも、サウンド分野で実績を積んできているコンテンツのプロ集団です。
では「プロであるようには見えない」としたら？理由は簡単です。今まで誰も行っていないことをしている／しようとしている、からです。例えばキャラクタービジネスには先人がいっぱい居ます。簡単に済ませようとするなら、彼らのビジネスモデルを真似すれば良いわけです。しかし残念ながら、先人のビジネスモデルは「�仝饗�NG」の考え方なので、100%それを弊社で取り入れる訳にはいきません。試行錯誤の渦中に居りますので、ご理解いただきたくお願いいたします。
＞＞152 azukiさん
＞ 「同人（一般の個人）でも、既存の一般流通を使って楽曲や物品の売買が、一般の企
＞ 業と同じレベルでできる」
＞ というのを目指しているのであれば、僕はむしろこの考え方には賛成です。
私も、才能のある個人が正当に認められる環境が達成できれば良いと思ってます。
＞ そう考えた場合、「一般と同人を分ける」よりは、「一般流通で、個人が同じように
＞ 商品を売るには？」「そこにどうやって権利者（クリプトン）が、利益を得られる仕
＞ 組みを用意できるか？」という切り方で考えたほうが、クリプトン的にはいいのか
＞ な？と思います
権利者は何もクリプトンだけとは限りません。所謂派生キャラだって、プログラムなどの技術だって、作者に還元できる仕組みが欲しいですよね。それにより、更なる創作が湧いて出てくるでしょうし。
＞＞153 azukiさん
＞ 「一般流通の便利さを、組織や企業に属さない個人も活用できるようになり、そのた
＞ めの手続きが最小で済む（もしくは手続きがフロー化公開される）」なら、クリエイ
＞ ターにとっても、それを消費したいリスナーにとってもWin-Winになります。その手
＞ 続きのどこかに権利者としてのクリプトンが加わり、手数料なりロイヤリティなりを
＞ 得ることができれば、それはそれでWin-Win-Winです。
そして開発者としてのクリプトンが、クリエイターのためになるサービスを開発できれば良いと思います。。。
なお、頂いたご意見を考慮しつつ、「��原則OK」を実現する仕組みを現在突貫で開発してます。恐らく来週前半には何とかしたいと思ってます。
なお、私もベストな答えが最初から見えている訳ではありません。恐らく試行錯誤しながら、クリエイター側にも企業側にも有益な、新しいビジネスモデルを模索するのだと思います。答えが見つかるかどうかも分かりませんが、怖がってやらずにいたら何も得られません。「初音ミク」を世に出してしまった以上、そういう「実験」をする運命なのだと思って頑張りますので、皆様もどうかご協力ください。
Bumpyうるしさん
こんばんは、伊藤です。コラボの立ち上げ乙です。
オープンディスカッションのスレに失礼します。
ユーザの作品が一般流通に乗るためのルールを一緒に考えてみましょう。
まず、考え方としては２通りあると思います。
�仝饗�NG
��原則OK
�� は、「原則的にダメです」がデフォルト状態で、権利者との交渉を通して利用許諾する、という考え方です。音楽なら原盤の利用契約とか、漫画やアニメならキャラクターのライセンス契約などがこれにあたると思います。それに限らず、世の中の大体のコンテンツがこのタイプに当ると思います。
それに対して�△蓮◆峺饗�的にオッケーです」がデフォルト状態です。予め決められたルールや対価の支払いに従うなら原則的に利用を拒まない、という考え方です。このタイプに近いのは、JASRACなどの著作権管理団体だと思います。着メロがビジネスとして脚光を浴びはじめたとき、とても沢山の会社が配信事業に参入できたのも、「原則OK」の考え方があったからこそと言われてます。ピアプロのガイドラインも「原則OK」の考え方ですね。
それでは、クリプトンからの許諾・公認を取るための考え方として、どっちが良いと思いますか？皆様のご意見をお待ちしております。
8: 2008/07/02 10:07 投稿者：itoh
桐生琢海＠異界堂さん
おはようございます、伊藤です。
打ち合わせ前なので手短に。
＞＞2 ですが、『「初音ミク」など弊社の著作物を第三者が営利目的で利用するときの手続き方法』について、述べました。
＞ そして、NG、OKというのは「何が」NG、OKなんでしょう。
『「初音ミク」など弊社の著作物を第三者が営利目的で利用すること』を弊社がNG(許諾しない)とするか、OK(許諾する)とするか、です。
とりあえず、ここまで大丈夫でしょうか。。
14: 2008/07/02 18:43 投稿者：itoh
伊藤です。
ようやく噛み合ってきて嬉しいです（＾＾；
さてさて、企業の側からすると、無難なのは�，任后�また、それが極々普通の商習慣かと思います。
（ユーザーに認める権利を、日本国の著作権法の及ぶ範囲に留めておき、それ以上の権利を許諾して欲しいときは、「別途ご相談」という手順を踏んでもらいます）
一方、ユーザー側から見ると、多分�△諒�が使い易いだろうなあ・・・と私は勝手に思ってます。
�，両豺腓蓮�特別公開するようなルールは定めなくて良いです。なぜならば、「別途ご相談」のときに相対で交渉すれば良いからです。
一方の�△鮗存修垢觧伝箸澆鮑遒訃豺隋�公開するルールを予め定めておかなければなりません。なぜならば、基本的に交渉せずに利用できるようにしたいからです。
ここまででご意見如何でしょうか？
20: 2008/07/02 23:22 投稿者：itoh
＞＞19 まうぽんさん
現在進行している議論は、キャラクターを用いた商品化についてです。
キャラクターを全く用いないのであれば（つまり単なる楽器として「初音ミク」等を用いるなら）、議論するまでもなく、作者の自由です。
22: 2008/07/02 23:34 投稿者：itoh
伊藤です。
意外と�‖燭い任垢諭Ｊ垢い討澆襪發里任后�
しかし�，鮨笋絞�にご意見させていただくと、現在公開している「二次創作のガイドライン」、これは既に�△旅佑�方に基づくものです。
http://piapro.jp/contents_guideline/
もし弊社が�△旅佑�方を持ってなくって、動画共有サイトにアップロードする毎に「別途ご相談」だったら、まず今のムーブメントは起こらなかったと思います。
またこのガイドラインでは、非営利目的の利用についての規定であり、販売等の営利目的でキャラクタ等を用いる場合には、当然ながら�，旅佑�方が適用されるべきものです。
ここまででご意見ございましたらお願いします。
26: 2008/07/02 23:58 投稿者：itoh
＞＞24 桐生琢海＠異界堂さん
そもそもVOCALOIDは楽器として提供されているものです。キャラクターを全く排除して単なる楽器音として用いるならば、他の楽器と同様に、楽器メーカーに許諾を取る必要はありません。
http://piapro.jp/help/#q_copyright07
しかし、「初音ミク」等は、楽器としての側面の他に、キャラクターとしての側面を持ってしまったので、キャラクターとして利用するに当ってのルールを決める必要が生じた訳です。それが、弊社の「二次創作のガイドライン」です。
http://piapro.jp/contents_guideline/
＞＞23
＞ であるならば、�△鯀�択しても問題は無いように思われますが、それをしない理由として〜
この「二次創作のガイドライン」は、�△旅佑�方に基づくものです。
28: 2008/07/03 00:39 投稿者：itoh
＞＞27 桐生琢海＠異界堂さん
＞ そうした作品と、明らかにミク（VOCALOID）を用いていると判別できる作品（キャラクター性とダイレクトに繋がる作品）とでは、＞＞26で挙げられた2つの判断基準は使い分けられるのでしょうか？
元の合成音声との可識性は関係ありません。初音ミクの合成音声を一切使っていなくとも、パッケージにミクのイラストを用いるのであれば、許諾が必要になってくるでしょうし、逆に初音ミクの合成音声を使っていても、楽器として用いるだけでキャラクタについての一切の利用を行わなければ、許諾は必要ないでしょう。
50: 2008/07/03 22:24 投稿者：itoh
伊藤です。
会社の引越しは10年ぶりです。荷物をダンボールに詰めていたらこんな時間になりました。それでもまだ半分・・・
さてさて、前向きの意見が多数出てきて、中には核心を突く意見などもあり、とても勉強になりますし良い刺激になっています。
いま議論していることは、きっと今後のCGMのベースになると思います。なので、できるだけ多くの意見が聞いてみたいです。引き続き自由闊達にご意見ください。また後でポストします。
53: 2008/07/03 22:50 投稿者：itoh
＞＞51 アロハさん
弊社では、「メタクリエイター」というビジョン(?)を持っています。クリエイターのためのクリエイターという意味です。DTMの分野ですが、10数年間、その様なことをやってきました。
その考えに基づくと、クリエイターが使いやすい方式をチョイスすべき、と思います。クリエイターが理想と思う仕組みを、弊社がクリエイトすればいいですよね？ もちろん、弊社の著作物について議論していますので、弊社のメリットも調整しなければなりませんが、今回の議論に関しては、ユーザ目線で組み立てるべきかと思います。
私から案を出すこともできますが、まずは意見を聞いてからでないと、無用なバイアスがかかってしまいますので、いまは控えるべきかと思います。
57: 2008/07/03 23:51 投稿者：itoh
＞＞53
自分で書いておいておきながら、ロードマップ位は示すべきかなと思い直しました。
�△了伝箸澆鮗存修垢襪箸靴燭蕁ΑΑ�
・ユーザは、WEBベースの簡便な仕組みを通じて、キャラクタの商用利用申請できる。
・ピアプロは、ユーザの売上の一部をいただくことで、運営資金の一部に充てられる。
・ユーザ作品の購入者は、作品に予め印刷しておくQRコードを通じて、作者であるユーザに「ありがとう」が届けられる。
・第三者は、ピアプロのブログパーツを通じてユーザ作品を広めることができる。また、そこからユーザ作品の購買に結びつけることができる。
あくまでも、「実現するとしたら」の話です。
111: 2008/07/04 17:46 投稿者：itoh
伊藤です。
引越しが佳境ですｗ
＞＞90 Bumpyうるしさん
＞ 仰るとおりで、一番最初に戻ると「一般流通に乗せるためにクリプトン著作物の利用方法をどうすればよいか」というディスカッションなのですが〜
現状では、同人の方も個別対応（＝� 砲任后�
「一般流通」だけ切り出すのではなく、一般も同人もカバーするための単一の仕組みを論ずるべきと思います。
＞＞70 桐生琢海＠異界堂さん
＞ お金と引き換えに作品を売る行為は全て営利だと思ってますが、同人活動における、ほぼ原価相殺に近い形での販売は非営利として認識されているんでしょうか？
金銭授受が伴うならば、営利だと思います。なので、既に公開している「二次創作のガイドライン」の規定に従うなら、例え個人と言えども、作品を販売するにあたり弊社の許諾を伴うでしょう。
ただ、「ほぼ原価相殺に近い形での販売」の様に、ユーザがファン心理に基づき、楽しみや他のユーザとのふれあいのために、作品を作り即売する、同人本来の活動については、尊重すべきと思います。そのために、少数の販売なら、利用料を免除するとか、自己申告の寄付制にするとか・・・何かうまい方法を採用すべきと思います。
なお、同人に係るこの議論については、本スレッドとはズレているかもしれないので、もしそうなら、うるしさん、別スレッドを立ててください。
164: 2008/07/12 19:29 投稿者：itoh
伊藤です。
怒涛の一週間が過ぎて、ようやくここに帰ってきました。
（来週はact.2リリースが控えてます・・・）
＞＞106 azukiさん
＞ メタクリエイターとしてのクリプトン社が目指すところというのは、「卸売り・仲買
＞ といった仲介者がいなくても、製造者当人が楽天やヤフオクに出店できる」というよ
＞ うな意味での、「流通介在業者を経由せずに、クリエイターが直接利益を上げられる
＞ システム」の構築の上で、クリプトン社に判断の煩雑な手間が集中しないようにする
＞ ための枠組み造り、なのではないかと了解しています。
「クリプトン社に判断の煩雑な手間が集中しないように」は、二次的な効果であって、主の目的ではないです。クリエイター側に手間をかけさせないこと、それにより創作がはかどることが、主の目的と捉えてください。
『「流通介在業者を経由せずに、クリエイターが直接利益を上げられるシステム」の構築』の部分は、理想的にはその通りでございます。
一般論です＞ クリエイターもそうですが、キャラクタの版権元も共にハッピーになれる仕組みが現状欠けており、常々「惜しい！」と思っております。ここにある種の利用許諾の仕組みが築ければ、新しいビジネス＆創作のチャンスが生まれると思うのは、私だけでしょうか？
＞＞122 dayamさん
＞ 「出版形式を問わず、ボーカロイド（キャラクター）を利用したということが認めら
＞ れる著作物を、一定以上の数量で作成し、販売する場合はすべて登録、一定比率のロ
＞ イヤリティーをクリプトン社に支払う」
詳しく調べてませんが、一定比率のロイヤリティーを求めると、著作権等管理事業者法に抵触する恐れがあります。ですので、この様な場合は、「個別にご相談」という形にならざるを得ないかもしれません。
＞＞130 dayamさん
ほぼ私の意見を代弁しています。
＞＞137 azukiさん
＞ ロイヤリティを個別徴収するのは、企業に対しては良いのでしょうが、個人による同
＞ 人制作物にそれを課すのは、現実としては難しいかユーザー側に忌避されて、「隠れ
＞ 同人」が増えることになるでしょう。
私もそう思います。
以前にコミケのパンフレットで「写真を撮るときには一声掛けて」という様な注意書きを見ました。多分コスプレをされている方の写真を撮るときは、声を掛けてからにしましょうね、というルールなのだと思います。写真を撮るのは構わないが、マナーとして声は掛けようね、という事前の取り決めですよね。弊社も同じです。
販売を目的とした頒布物は、営利目的を禁じた「二次創作のガイドライン」から外れる恐れがあります。その際に、無断で使用するのではなく、弊社に一声掛けていただいてからご使用いただくというルールにできればと思います。具体的には、必要事項を記入いただいて申請するWEBベースのフォームを用意して、手続きを簡素にできればと思ってます。なお、小規模で利益を伴わない頒布についてまでロイヤルティを頂くという考えはありません。ただ、利益の有無は弊社では分かりませんので、自己申告制の募金という形になるかもしれません。頂いた募金は、ピアプロ運営費の一部に充てさせていただき、ピアプロはクリエイターの作品を世に広めるエンジンになれればいいですよね。
＞ 恐らく、多くの場合、同人関連で気にかけている方が多いのは、「ささやかではない
＞ 規模の同人をどう扱うか、罰則や制限を設けるべきか」であるように思うのですが、
＞ 「問題があるかどうかを事前に判断する」という方法を用意しておくのは非常に難し
＞ い（ルールを作ったとしても守られない場合の対策を考えよう、という話題だからで
＞ す）ので、「ルール違反の疑いがあるものを通報してもらう」という仕組みを用意す
＞ ることで、ある程度解消できるのかな、と思わなくもありませんがどうでしょう。
コミュニティによる自浄作用が働くことを信じてます。またその様な仕組みを用意できればと思います。
ここまでで一回上げます。
165: 2008/07/12 21:00 投稿者：itoh
伊藤です。
長文連投失礼します。
＞＞138 azukiさん
＞ もし、クリプトン社が「商品（初音ミク：ソフトウェア）の周知普及のための宣伝効
＞ 果」として捉えるなら、「初音ミクというキャラクターとされているものが、ＤＴＭ
＞ のためのソフトウェア商品である」ということまでを、二次創作された商品に記載さ
＞ れる（例えば、一律のチラシを作って販売物に同梱するとか）というだけでも、十分
＞ な広告効果が得られるだろうと思います。
同感です。宣伝バーターに限らず、コンテンツを有料配信するお手伝いを弊社で行うとか、いろいろな共存関係を築ければ良いですよね。
＞＞147 おふせさん
＞ くだんのギロカクでは、ボカロを音源として使用しているコンテンツに限って使用権
＞ を無償で供与する（キャラの使用権はボカロのCD購入時に既に購入しているという解
＞ 釈）でいいんじゃないのか、みたいな話になっていますが、この場合クリプトンさん
＞ 側でどんな不都合があるのか解説を頂けると助かります。
ご質問の意味が良く分かりません・・・キャラクタの使用料をVOCALOID製品に上乗せして販売したらどうか、というご提言でしょうか？ それだと、音源だけに注目して購入した方には無用な負担になると思います。
＞＞151 azukiさん
＞ ・クリプトンはメタ・クリエイターではあるかもしれないが、コンテンツビジネスの
＞ プロであるようには見えない
失礼ながら、弊社はサウンドコンテンツの流通を行ってきて、現在14期目に入る会社です。まがりなりにも、サウンド分野で実績を積んできているコンテンツのプロ集団です。
では「プロであるようには見えない」としたら？理由は簡単です。今まで誰も行っていないことをしている／しようとしている、からです。例えばキャラクタービジネスには先人がいっぱい居ます。簡単に済ませようとするなら、彼らのビジネスモデルを真似すれば良いわけです。しかし残念ながら、先人のビジネスモデルは「�仝饗�NG」の考え方なので、100%それを弊社で取り入れる訳にはいきません。試行錯誤の渦中に居りますので、ご理解いただきたくお願いいたします。
＞＞152 azukiさん
＞ 「同人（一般の個人）でも、既存の一般流通を使って楽曲や物品の売買が、一般の企
＞ 業と同じレベルでできる」
＞ というのを目指しているのであれば、僕はむしろこの考え方には賛成です。
私も、才能のある個人が正当に認められる環境が達成できれば良いと思ってます。
＞ そう考えた場合、「一般と同人を分ける」よりは、「一般流通で、個人が同じように
＞ 商品を売るには？」「そこにどうやって権利者（クリプトン）が、利益を得られる仕
＞ 組みを用意できるか？」という切り方で考えたほうが、クリプトン的にはいいのか
＞ な？と思います
権利者は何もクリプトンだけとは限りません。所謂派生キャラだって、プログラムなどの技術だって、作者に還元できる仕組みが欲しいですよね。それにより、更なる創作が湧いて出てくるでしょうし。
＞＞153 azukiさん
＞ 「一般流通の便利さを、組織や企業に属さない個人も活用できるようになり、そのた
＞ めの手続きが最小で済む（もしくは手続きがフロー化公開される）」なら、クリエイ
＞ ターにとっても、それを消費したいリスナーにとってもWin-Winになります。その手
＞ 続きのどこかに権利者としてのクリプトンが加わり、手数料なりロイヤリティなりを
＞ 得ることができれば、それはそれでWin-Win-Winです。
そして開発者としてのクリプトンが、クリエイターのためになるサービスを開発できれば良いと思います。。。
なお、頂いたご意見を考慮しつつ、「��原則OK」を実現する仕組みを現在突貫で開発してます。恐らく来週前半には何とかしたいと思ってます。
なお、私もベストな答えが最初から見えている訳ではありません。恐らく試行錯誤しながら、クリエイター側にも企業側にも有益な、新しいビジネスモデルを模索するのだと思います。答えが見つかるかどうかも分かりませんが、怖がってやらずにいたら何も得られません。「初音ミク」を世に出してしまった以上、そういう「実験」をする運命なのだと思って頑張りますので、皆様もどうかご協力ください。
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