ある晴れた日に(蝶々夫人)

地元の音楽系の大学の卒業生が数人集まってコンサートをやった時にこの曲を歌いました。この時はアンサンブル、二重唱、ソロとやりましたが丁度ソロで歌うのがメンバー全員がプッチーニのオペラ・アリアだったのを覚えています。これ、別にプッチーニのアリアで統一させようか・・・?って決めたわけでもなかったですけど・・・(^^;)

この曲って、はっきり言って超有名な曲でオペラにふれる機会が殆ど無いこの地域の人もこの曲は知っていると思います。だから余計にしっかり歌わねば・・・って感じでした。

この蝶々夫人って、このキャラの設定年齢は15歳(まぁ言えば今の中学3年生くらい)の歳なんですけど・・・実際歌っている歌手は、はっきり言って中学生のお母さんくらいの年齢(?)のソプラノ歌手が歌っている事が多いと思います。
年齢は15歳といっても、この曲は凄くドラマティックな感じで感情表現も案外激しい所もあるし、声の豊かさも要求されそうな雰囲気の曲だから声がまだ成長段階の途中の本当の15歳の少女では声がまだついていけません。。。

けど、この曲は(プッチーニのオペラ・アリアは殆どそうですが)テンポがかなり動くんですよネェ(^^;;)だから伴奏合わせが大変なんです。とにかく合す前に伴奏者と打ち合わせをしないといけないって感じ・・・(ちょっと大げさかも)
何せ感情表現が・・・ヒロインがアメリカに帰ってからなかなか日本に戻ってこない恋人を待っているのだけど、絶対に帰って来るという自信がある反面、周りからは「帰って来ない」って言われているのでその不安も曲想の中に表れている様な感じで切なさも現れています。
まぁ、そんな感じでテンポなんかが動いてるものだと思います。
伴奏合わせは大変ですが仕上げたら凄く歌いがいのある曲だと思いました。


「蝶々夫人」超簡単Storyはこちら
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オペラ・アリア勉強レポート
2005年08月25日(木) 22:58:17 Modified by yuki-178




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