私は芸術の神の僕(アドリア−ナ・ルクヴルール)

この曲を歌ったのは去年(2002年)の地元の市民音楽祭に出場した時に歌いました。
市民音楽祭にソロで出場したのは、実はこの時が初めての出場だったのです。出場のきっかけは、私は公民館でコーラスも指導しているのでコーラスは何時も出場するし、丁度この年はコーラスを指導し始めて2年目だったのでコーラスとしては2回目の市民音楽祭の出場で、それでいっそうの事、ソロでも出ようと思ったのがきっかけです。

「アドリア−ナ・ルクヴルール」は日本で上演されているのはあまり聞きませんが、オペラとしては有名なオペラです。
これ、実際に起こった事件が背景になっている様です。

まずは、この曲は1幕で歌われる事になっているのですが、舞台監督に思いを寄せられている主人公の女優アドリア−ナはこの舞台監督には当然興味がないので(何せ恋人がちゃんといるし)、「私が舞台で発する言葉は神の言葉なのです・・・」とか言って上手く言ってのけるって感じです。
けど、アドリア−ナのこれからの物語の展開からすれば、何となく儚さを感じさせられる雰囲気のアリアだと思います。

このアリアはサラリとした雰囲気のあるアリアですが、盛り上げる所とそうでない所の差を上手くつけるのがちょっと大変って感じでした。
あとは、最後の2点As音(だったかな・・・今楽譜が側にない・・・^^;;)を最初から思い切り出すのはまずいので、始めはPの声量で出して、それからクレッシェンド(直接読みしたらクレシェンド)かけてフォルテの声量に持っていくのですが、これって失敗しやすいんですよねぇ(^^;;)
けど、本番はクレッシェンドかけた後に再びデクレッシェンドかけてPの声量に持って行って、そのまま引っ張るのに成功しました\(^0^)/


「アドリア−ナ・ルクヴルール」超簡単Storyはこちら
http://www.doblog.com/weblog/myblog/48216/1322548#...

オペラ・アリア勉強レポート
2005年08月27日(土) 10:35:49 Modified by yuki-178




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