あ な た と 融 合 し た い ・ ・ ・

他人と同化しその一部分を取り込む能力を私は持っている


だからってむやみやたらに他人取り込んだりしない

それに取り込んだ相手を吐き出すことだってできる



でもいきなり能力が発動したりするので物心ついたころから人と触れ合ってない、わけでもない、


私にも友達がいる、

中でも一番の友達と触れ合った

その子は私と同じ性別で同級生だった。

私の能力もなんとも思ってないそうだ



時にその子が私の手、握ってみる?と問いかけたのである



私はもちろん断ったがその子が強引に手を握った。




すると私の手も、その子の手も溶けて交わったのだ



その時その子は驚くだろうと顔を見てみるとなんと顔を赤くしていた


私が〔ねぇ顔を赤いよ?〕と問いかけるとその子は
あなたの手って暖かいんだね…といってきた


そりゃあからだが溶けるから…と言おうとしたその時
ぎゅっ…


なんと抱きついてきたのである


や…やめっ…



言葉を言えた時にはもう遅かった
その子と私の体が癒着しはじめたのである

この融合行為、融合するときは痛いでも痒いでもない、気持ち良いのだ


はあはあと息が漏れる自分だがその子は私の胸に顔と手を押し付けながらさらに自分より息が荒かった

その子〔はあ…はあ…気持ち…いっ…うぅ…はぁう゛…うむっ〕


その子の顔は無惨にも私の胸のなかに埋もれた
んー んーと枕に押し付けたような声が胸から聞こえる


まだ溶けきってないようだ

バタバタと動いていた脚も私の脚と自然重なり癒着していく

ずぶずぶと泥沼に手を突っ込んだかのような感覚が私を襲う

〔あっ…ぐっ…くぅ…〕

足が癒着し二対の棒と化した時にはその子のうめき声も聞こえなくなっていた

するとそのとき!胸に癒着していた手が動き出したのである

あっあっ!と恥ずかしい声が出る
まるでネズミ捕りを胸に張り付けられ引っ張られるそんな感覚が体に走る

んぐっん゛…ぐぁっ…!

ぐいぐい ぐぐーっ

胸と手が30センチくらい伸びきったところで納豆の袋を持ち上げたように切れた

胸から手がネバッーと糸を足らしながら離れた

はあ…はあ…まだ意志があったのか…

その子が動いた理由は知らないがその手は私の後ろにおいてていた手をカップル握りをし癒着しはじめた

ぬちゃっ…ずっ

と溶けていくその子のて

次第にその子の体を取り込み

私のお腹にその子のおしりが来ていた

もはや妊婦のような体つきになり

最後にはぐぷくふと音を立て飲み込んだ



融合するときはこんなにも気持ち良いものなのか…

私はふぅ…とため息をついた

ドクン

するとその時
私の大きな胸からその子の特徴だった小さな胸になり

髪の毛も長く伸びた

あぁっっ
髪の毛が早々とのびる感触は異様であった


また胸も小さく変わったので突っ張りがなくなった


はあ…はあ…んぐっ?
喉から何か通過したようか感じがし

あーと声を出すと
私の声とその子の声を合わせたような声が出た


私はその子を取り込んだ…

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