ようこそ；ロンドンシティガイド
イングランドの本拠地、ロンドン。
霧の街は、女王陛下の威信と臣民の矜持をその懐中に秘めて、
来るべき日への時を静かに刻み続ける……。
大海原へ向かおうとする足をちょっと止めて、周りを見回してみましょう。
ゲームの中では簡略化されていますが、実際のロンドンを連想させる建造物がいくつもあります。
本ページでは、リアルとゲームの両面からシティガイドを試みています。
あなたの散歩のお供となれば幸いです。
もくじ
※ゲーム内で、Ctrl＋Ｇキーを押すか、画面右下のミニマップをクリックすると、街の地図が表示されます。
場所を探したい時には参照してみて下さい。
●Ａ面 ゲーム編
施設
▼広場
- 出航所（広場）から出た目の前に広がる、噴水をその中央に擁するエリアです。
- 広場は、各ギルドの依頼仲介人、食堂、交易所の徒弟など、主要な機能が揃った便利な場所です。
- そのため、噴水を中心として自然にプレイヤーが集まっています。
- 広場は、各ギルドの依頼仲介人、食堂、交易所の徒弟など、主要な機能が揃った便利な場所です。
▼噴水（広場）
- ロンドンに２カ所存在するものが２つあり、そのひとつがこの噴水。もうひとつは教会です。
- ロンドン市民憩いの場。噴水を囲むベンチにはプレイヤーが集まり、日夜雑談やバザールに花を咲かせています。
▼造船所
■造船所の親方- 造船所の親方は、船の購入や売却を担当しています。
- 条件が整えば船のオーダーメイドの仲介もしてくれますが、それは経験を積んでからの方が良いでしょう。
- 様々な船があります。目的や資金と相談しながら、あれこれ悩むのも楽しいものですね。
- 〔船交換〕は出航所で行う方が賢明です。ボタンを間違えて売却してしまう悲劇が、昔から後を絶ちません。
- 様々な船があります。目的や資金と相談しながら、あれこれ悩むのも楽しいものですね。
- 船の艤装の変更や、修理を依頼する場所です。
- 艤装には様々なバリエーションがありますが、近距離航海が多いうちは縦帆性能重視をお勧めします。
- 軽ガレオンやピンネースのように、横帆系の艤装しかない船もあります。少しクセがあるのでご注意を。
- 艤装には様々なバリエーションがありますが、近距離航海が多いうちは縦帆性能重視をお勧めします。
- 修理は、耐久度、帆、舵の３種類があります。
- 帆や舵は修理用のアイテムもありますが、序盤では安くないものなので修理を依頼した方が良いでしょう。
- 耐久度は、補給物資の資材を積んでいれば航海中に少しずつ回復します。修理費を節約したい場合に。
- 帆や舵は修理用のアイテムもありますが、序盤では安くないものなので修理を依頼した方が良いでしょう。
- 造船所前では、毎週日曜日の夜にはユーザによるバザール会『ロンドン日曜市』が開催されています。
- ユーザイベントと言っても、難しい制限は特にありません。
- お一人様でも、お友達と一緒でも。是非お気軽にお立ち寄り下さい。
- ユーザイベントと言っても、難しい制限は特にありません。
▼銀行
■資産管理- 預金の預け入れと引き出し、保険契約、貸金庫という３つの機能を持ちます。
- 当座の資金以外はこまめに預金すると良いでしょう。あなたの資産を守るのは、あなたです。
- 損害が発生した場合、保険で補償される可能性もありますが、全額ではありません。過信なさいませんよう。
- 当座の資金以外はこまめに預金すると良いでしょう。あなたの資産を守るのは、あなたです。
- 貸金庫は、手数料と引き替えに世界どこからでもアイテムを預け入れたり、引き出したりすることができます。
- ただし、最初は利用させてもらえません。地道に名声を積み重ねていけば仲介を受けることができるでしょう。
- 最初に権利を得られるのはたったの２枠ですが、名声や功績に応じて徐々に増えていきます。
- ただし、最初は利用させてもらえません。地道に名声を積み重ねていけば仲介を受けることができるでしょう。
- 性質上、高額な取引となるバザールを開くプレイヤーが多く集まります。
- 目もくらむような金額で売買されている品々は、きっとたまらなく魅力的に見えることでしょうね。
- 始まりは誰も１隻の小舟と50000ドゥカートでした。そう遠くないうちに、あなたも取引に加わる日が来ますよ。
- 目もくらむような金額で売買されている品々は、きっとたまらなく魅力的に見えることでしょうね。
▼商会管理局
- 他ゲームではギルドやクランと呼ばれているプレイヤーの集まりを、このゲームでは「商会」と言います。
- 商会に加入すると様々な機能を利用できるようになります。委託販売品の出展はその代表と言えるでしょう。
- 委託販売品は『ぐーどる』を利用すると楽に検索することができますよ。
- 商会に加入すると様々な機能を利用できるようになります。委託販売品の出展はその代表と言えるでしょう。
▼酒場
食事をして行動力を回復しながら街の噂を聞いたり、酒場娘にクエスト達成の仲介を依頼したりします。■酒場マスター
- 行動力の回復は広場の食堂でもできますが、世界の噂を聞けるのは酒場だけです。
- クエスト進行中は、クエストに関する情報を教えてくれることもあります。困ったら訪ねてみましょう。
- マスターとは直接関係ありませんが、他プレイヤーに「１杯振舞う」ことができるのも酒場ならではですね。
- あなたが十分に成長した時には、片腕となる副官を紹介してもらうこともできるでしょう。
- クエスト進行中は、クエストに関する情報を教えてくれることもあります。困ったら訪ねてみましょう。
- 他の街で受けて達成したクエストは、酒場娘に報告の仲介を依頼することができます。
- ただし、酒場娘も人間です。親しくもない人から、重要な報告を依頼されても請け合ってはくれません。
- 何事にも手順というものがあります。まずはお近づきのしるしに、１杯酌み交わしましょう。
- すると〔プレゼント〕が可能になります。女物の服でも贈れば、きっと親しみを持ってくれるでしょう。
- ただし、酒場娘も人間です。親しくもない人から、重要な報告を依頼されても請け合ってはくれません。
- 船乗りと交易商は、それぞれの世界に通じています。様々な情報を得ることができるでしょう。
- ただし、口の滑りを良くしてもらうのには、やはり然るべきものが必要なようですね。
- 船員の雇用は出航所でも可能ですが、船乗りや交易商に１杯振る舞うと一度に雇える数が増えます。
- ただし、口の滑りを良くしてもらうのには、やはり然るべきものが必要なようですね。
- 販売員は、携帯可能な料理やお菓子を販売しています。
- 料理は、行動力の他に疲労度や壊血病を回復するものもあります。お菓子類は疲労度の回復量が大きめです。
- ただし、販売員が売っている料理は基本的に割高で、値段に見合った効果があるとは言い難いところです。
- 料理は、プレイヤーが生産したものを商会ショップやバザールで探して購入すると良いでしょう。
- 料理は、行動力の他に疲労度や壊血病を回復するものもあります。お菓子類は疲労度の回復量が大きめです。
▼出航所（港前）
- 出航所 役人 はここにしか居ません（他は 案内人 ）。
- 利便性の点からあまり利用されないのですが、クエストやトレンドに関する情報はここでしか取得できません。
- 今はわからなくても大丈夫。機能が同じでも、違う名前のNPCが居ることを覚えておいて下さい。
- ……思い出すことがありましたか？ そう、酒場のマスターと、食堂の主人の関係に似ていますね。
- 利便性の点からあまり利用されないのですが、クエストやトレンドに関する情報はここでしか取得できません。
著名人宅
※王宮の住人や著名人は庶民を相手にしません。それなりの社会的地位か、そう見せる装飾が必要になります。▼ダケット商館
- 大商ダケットが居を構えています。
- 商人とあって、新たな交易路への手がかりとなる「港・集落」に分類される発見物には目がありません。
- 新たな港を発見することができたなら、彼がその報告を高く評価してくれるでしょう。
- （著名人は、それぞれ興味を持つ発見物が違います。興味のないものに対しては、あまり評価しません）
- なぜか、目と鼻の先にあるドーバーの報告も買い取ってくれますが……。
- なお、冒険物の発見と報告は「冒険者」の職業で行うと、獲得できる経験値や名声にボーナスが加わります。
- 商人とあって、新たな交易路への手がかりとなる「港・集落」に分類される発見物には目がありません。
▼ミドルトン邸
- 誰も居ません。
- 実態は、ミドルトンと言う名の幽霊が来訪者を……ご安心下さい、そんなことはありません。
- 国別イベントでのみ使用される施設なので、普段立ち寄ることはないでしょう。
- イベントは、ゲームを進めていればすぐ触れる機会が訪れるでしょう。
- 実態は、ミドルトンと言う名の幽霊が来訪者を……ご安心下さい、そんなことはありません。
●Ｂ面 リアル編
▼王宮
『ウィンザー城』- 実は、城門を通り抜けた瞬間にロンドンの西方へ30kmほどワープしたことになります。
- 現在のウィンザー城では、数千本の『クィーンエリザベス』という品種のバラが栽培されています。
▼出港所
『プール・オブ・ロンドン』- 『グレーター・ロンドン』の中核部である、『シティ・オブ・ロンドン』がテムズ川に接する岸辺です。
- 全ての航海の出発点にして帰着点。いってらっしゃい、さようなら。おかえりなさい、こんにちは。
- 前を流れるテムズ川、西に見えるはロンドン橋、東に望むはロンドン塔……。
- 全ての航海の出発点にして帰着点。いってらっしゃい、さようなら。おかえりなさい、こんにちは。
- 木造船の時代は、天敵である フナクイムシ の被害を避けるため、淡水の流れる場所が良港として好まれました。
- ロンドンの場合、このテムズ川の流れが停泊する船からフナクイムシを払う役目を果たしていたのです。
- ハンブルグも、同様の理由でエルベ川をさかのぼったところに港が存在します。
- ロンドンの場合、このテムズ川の流れが停泊する船からフナクイムシを払う役目を果たしていたのです。
- ゲーム内における「銅張り」「鉄張り」の船体は、本来はフナクイムシ対策のためのものでした。
- 有名な帆船『カティーサーク』も喫水線下を銅板で装っていましたが、完全な対策とはなりませんでした。
- （フナクイムシは巡らされた銅板の隙間を目敏く見つけて侵入し、中を食い荒らしてしまうのだそうです）
- ちなみに、既に鉄製船が主流になった当時、「鉄は茶の味を落とす」との俗説が広くうたわれていました。
- そのため、ティークリッパーだけは、竜骨など限られた部分でしか鉄を使用しなかったのです。
- 有名な帆船『カティーサーク』も喫水線下を銅板で装っていましたが、完全な対策とはなりませんでした。
- マザー・グースに唄われる有名な場所。しょっちゅう炎上したり崩落したりしていたそうです。
■ロンドン塔
- 『女王陛下の宮殿にして要塞（Her Majesty's Royal Palace and Fortress）』
- 宮殿であり牢獄にして動物園。
- レスター伯が、幼馴染みのエリザベス１世と獄中の再開を遂げた場所でもあります。
- 宮殿であり牢獄にして動物園。
▼商館地区
『リーデンホール街』- トマス・グレシャムが王立取引所を創立した由緒ある地で、現在も商業地区として栄えています。
▼銀行
『イングランド銀行』- 大英帝国の中央銀行で、その重厚な威容は「スレッドニードルの老嬢」の異名を取ります。
▼広場前教会
『セント・ポール大聖堂』- ロンドンに２カ所存在する教会のうち、広場出港所に面している方です。
- シティ・オブ・ロンドン内において最も標高の高い地点である、ラドゲート・ヒルの頂部に鎮座しています。
- 「英国は各員がその責務を全うすることを期する」の信号で海戦史にその名も高きネルソン提督が眠ります。
- シティ・オブ・ロンドン内において最も標高の高い地点である、ラドゲート・ヒルの頂部に鎮座しています。
▼シティ地区（西側）とウェストミンスター地区（東側）をつなぐ橋
『ストランド橋』- 眼下を流れるはテムズ川の支流フリート川。はるか北側に見える高い塀はニューゲート監獄です。
- ストランド橋の前後はストランド街と呼ばれ、出版社や新聞社が並ぶ英国印刷業界の代名詞となっています。
- 『シャーロック・ホームズ』シリーズで有名なコナン・ドイルにゆかりの深い地。詳細はwebで。
- ストランド橋の前後はストランド街と呼ばれ、出版社や新聞社が並ぶ英国印刷業界の代名詞となっています。
▼ミドルトン邸宅
『サマセット・ハウス』- 英国海軍本部オフィスが置かれていた区画です。
- ロイヤル・アカデミー、ロイヤル・ソサエティ本部、キングスカレッジのキャンパスなども置かれていました。
- ミドルトンと名乗っていますが、ウィリアム王子の皇太子妃とは一切関係ありません。
- ロイヤル・アカデミー、ロイヤル・ソサエティ本部、キングスカレッジのキャンパスなども置かれていました。
▼噴水（王宮前）
『セント・ジェームズ公園』- ロンドンに２カ所存在する噴水のうち、王宮に近い方です。
- 大航海によって世界中から集められた動物を放し飼いにする動物園としても使わました。
▼教会（王宮前）
『ウェストミンスター寺院』- ロンドンに２カ所存在する教会のうち、王宮に近い方です。
- ウェストミンスター 大聖堂 は カトリック、こちらの 寺院 は イギリス国教会 の建造物です。
- 先にご紹介したセントポール大聖堂はイギリス国教会の建造物で、もはや余所者には何が何やら……。
- ここに葬られるのは国家的栄誉なのだそうですが、現在では墓地としての空きはもうないそうです。
- 学校のチャイムとして有名なのは、隣接するウェストミンスター宮殿の時計塔『ビッグ・ベン』の時鐘です。
- 近年では、ウィリアム皇太子とケイトさんとのロイヤルウェディングの舞台となりました。
- ここに葬られるのは国家的栄誉なのだそうですが、現在では墓地としての空きはもうないそうです。
▼酒場
- イギリスと言えばパブ発祥の地。日本でパブと言うと、なぜか違うイメージを持たれがちですが……。
- パブはpublicの略、すなわち「大衆」の意味で、労働者階級を対象としている酒場でした。
- 注文はカウンターで行い、代金と引き替えに受け取る「キャッシュ・オン・デリバリー」。
- 複数人で訪れた場合は、全員の代金をまとめて持ち回りで支払う「バイイング・ア・ラウンド」。
- 「スタンディング」（立ち飲み）スタイル。
- この辺りが、パブにおける代表的なシステムです。
- 『カティーサーク』と『サーモピレー』の２隻の対決は、パブにおける代表的な話題のひとつでした。
- どちらもその速度を命とするティークリッパー。速さへの憧憬は、今も昔も変わらないようですね。
- 『カティーサーク』はイングランド製、『サーモピレー』はスコットランド製という背景もあるそうで……。
●おまけ『チップス食いねえ！』
※特設『ブリテン島文化圏の酒場』メニュー紹介。▼お飲みものの部
■エール- ギネス！ と言いたいところですが、ホップを使用しているのでゲーム内の説明文と合わないんですよね…。
- 缶入りのギネス・ドラフトは、クリーミーな泡を立てるために中に小さなボールが入っているんですよ。
- 普通のビールが苦手な方は黒ビールを一度お試し下さい（すみませんビールは守備範囲外）。
- 缶入りのギネス・ドラフトは、クリーミーな泡を立てるために中に小さなボールが入っているんですよ。
- ネズミ駆除に猫が愛用されているという点で、船と蒸留所には共通点があります（ウィスキーキャット）。
- 無骨なイメージに反し、実は産地や熟成方法の差によって日本酒やワインなみに繊細で豊かな個性があります。
- 別に用意した水（チェイサー）と交互に、香りを味わいつつストレートでちびちびとじっくり飲むのがお勧め。
- ストレートでは強すぎる場合、１：１の氷を入れない水割り（トゥワイスアップ）をお勧めします。
- （炭酸が抜けたり氷が溶ける心配をせずに済むので、酔い具合に応じてマイペースで味わうことができます）
- 氷などで冷やすと香りが開きにくくなってしまうので、基本的には勧めません。でも口に合うならそれでOK！
- お求めやすいところなら、高名なティークリッパーの名を冠する『カティーサーク』。
- 本格的なスコッチなら、シングルモルトのロールスロイスとうたわれる『マッカラン』が代表的銘柄です。
- 軍人には『ロイヤル・サルート21』。saluteは礼砲のことで、王族などに対する最上級の礼砲を意味します。
- 金に糸目を付けない方は、日本を含めて世界で３カ所しか味わえない『ロイヤルハウスホールド』を。
- 製造過程で ピート（泥炭）を使わないため、それに由来する香りがつかないのがスコッチとの違い。
- ピートの影響は意外と強く、海藻が多く含まれるピートを使うウィスキーにはヨード香が着くほどです。
- スコッチの話ですが、ヨード香で有名なのがアイラ島で生産されるもの。『ボウモア』『ラフロイグ』が有名。
- スコッチほどの銘柄数はありませんが、『ブッシュミルズ』は入手が比較的容易です。
- 「日本の青年がやってきて、１本の万年筆で英国のドル箱であるウイスキーづくりの秘密を盗んでいった」
- 昭和37年、時のイギリス副首相ヒューム氏がこのように称えたほどの品質を、国産ウィスキーは誇ります。
- もちろん、世界的な評価を受けています。『シングルモルト余市』は、その代表格と言えるでしょう。
- ゲーム内ではオランダの特産品ですが、イングランドにもゆかりの深いお酒です。
- 日本でも簡単に手に入り、イングランドを連想できるのは以下の２銘柄。
- ロンドン塔の衛兵 の通称を名に冠する『ビーフィーター』
- 英国統治下時代のボンベイをその名の由来とする『ボンベイ・サファイア』
- 冷凍庫で冷やし、ロックでライムを搾って飲むのがお勧め。ただし翌日は保証いたしかねます。
- 国産品ではニッカの製品が簡単に手に入ります。アルコール度数が低く、量も少ないのでお酒が弱い人でも安心。
- 外国産は見つけにくいです…。
- アルコールがNGな方はリンゴ果汁100％の微発泡性ジュース『アップルタイザー』を。入手は比較的容易です。
- 外国産は見つけにくいです…。
- 交易品の乳は、常温保存で腐らないくせに、液体なのに火事で燃えたりネズミにかじられたり。
- 皆さん何の気なしに召し上がっていると思われますが、実は謎に満ちた代物なのですよこれ…。
- 材料からすると西洋版卵酒のようなのですが、綴りも諸説あって正体がつかめません。
- 「コードル」で検索すると、少しばかりのヒントを得ることができます。
- そして見つけたレシピの一例：
- 白ワイン……２／３カップ（赤ワインの場合は甘口かフルボディを使用するようなので、こちらも甘口でしょう）
- 卵黄……５個（昔の卵は卵黄が小さかった可能性があるので、今なら減らしても良いのかもしれません）
- 砂糖……味を調える程度に適量
- 塩……味を調える程度に適量（日本では海塩が主流ですが、あちらでは岩塩かも）
- サフラン……１つまみ（ゲーム内のヨーロッパで手に入るスパイスとしては妥当）
- 察するに、昔の栄養剤という感じですかね。おいしくゴクゴク飲むような代物ではなさそうです。
- そして見つけたレシピの一例：
▼お食事の部
■オートミールのハギス- 「ハギス！？ ウェー……君は３本脚の化け物を食うって言うのかい？」
- イングランドとスコットランドの確執の歴史はwebでご確認下さい。
- オートミールと言うと耳慣れませんが、実はオーツ麦＝燕麦（エンバク）。「猫草」の正体だったりします。
- ハギスは缶詰もあるのですが、産地における スクレイピー の流行が原因で、日本での輸入は規制されています。
- イングランドとスコットランドの確執の歴史はwebでご確認下さい。
- さて、オーツ麦には興味深いエピソードがあります。
- イングランド人曰く「オーツ麦は、イングランドでは馬を、スコットランドでは人を養う」
- スコットランド人曰く「それゆえ、イングランドは良い馬が、スコットランドは良い人が育つ」
- 是非については、当人達にお任せしましょう。願わくば、彼らが良い人と良い馬の両方を得られますように。
- 名物、フィッシュアンドチップス。
- 味付けのビネガーは、モルト（麦芽）を原料としたものがイギリスでは一般的です。
- お持ち帰りの際は、TIMESのような冷たくお堅い高級紙ではなく、ホットでスパイシーな大衆紙で包むのがコツ。
- （開高健氏の筆による高名なジョークです）
- フードメニューが２品しかないメシマズ大国を見かねてか、今更という時期に追加された元は北欧のメニュー。
- イングランドには里心がつくような郷土料理が存在しなかったため、植民地経営に成功したという説があります。
- 故郷の飯がまずいなら、世界中どこに行ってもうまい飯にありつけると言うこと。そりゃ、海に出るしか。
- イングランドには里心がつくような郷土料理が存在しなかったため、植民地経営に成功したという説があります。
- 百聞は一見に如かずと申します。
- ※注意！ 以下のリンク先には、精神的な被害を受ける恐れがある画像が掲載されています。
- 準備はよろしいですか？
- 本当によろしいのですか？
- 後戻りは効きませんよ？
- ……決意は固いのですね。
- さあ、どうぞ。
- ※注意！ 以下のリンク先には、精神的な被害を受ける恐れがある画像が掲載されています。
本項の編集にあたり、2011年5月8日に開催された「第106回ロンドン日曜市 ３周年記念特別版」内で行われた、ロンドン観光案内のログを参照させていただきました。
イベントを主催されている方と、観光案内の記事を執筆された方に、この場を借りてお礼申し上げます。
参照URL：http://cheapside.blog.so-net.ne.jp/00106
author ; 英国初心者模擬PR
2011年07月11日(月) 22:10:52 Modified by risa2008