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クレジットカード現金化は違法行為なのか?

クレジットカード現金化の法律的見解

貸金業法的に見てクレジットカード現金化のキャッシュバック率と利息であったように、実際の利息として考えてみれば、かなりの高利率です。
過払い金返還請求でも注目された「グレーゾーン金利」を大きく上回り、出資法の上限利息をも超えるような利息になるわけですが、違法にはならないのでしょうか?

クレジットカードのショッピング枠現金化は、商品購入代のキャッシュバックなので、利息制限法や出資法には抵触しません。
あくまでも「キャッシュバック」であるため、このショッピング枠の現金化というサービスは、「もれなく懸賞型」になります。そのため、「景品の最高額は取引価額の10%以下」という規定のある不当景品類および不当表示防止法(景品表示法)は適用対象外となり、景品表示法の規制を受けません。

しかし、商品買取りでは無い業者の場合、クレジットカードで購入した商品の価値について問題が出てきます。
業者が購入させる商品は、数百円・数千円のものである事が多く、そういった商品を数十万で購入させるためクレジットカード現金化には公序良俗違反やカード会社への詐欺行為(現金を騙し取る)等、法に反する行為に繋がる可能性が十分にでてくることになります。

今のところ「違法行為ではなく合法」と言えるクレジットカードのショッピング枠現金化ですが、グレーな面がありますのでしっかりと知識を持っておく必要があります。

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