| 都道府県登録業者 | 財務局登録業者 | 合計 |
2009年3月 | 5705 | 473 | 6178 |
2010年3月 | 3648 | 409 | 4057 |
2011年3月 | 2240 | 349 | 2589 |
2012年2月 | 2040 | 331 | 2371 |
上記表の通り、改正貸金業法施行後、消費者金融業者は、毎年減り続けています。
改正貸金業法の完全施行により、以前までは消費者金融からの借り入れや、カードキャッシングが可能だった人でも、現在では難しくなっています。そのため、従来の貸金業者もお金を貸すことが出来ず、業者の数も半減しています。
そのため、どうしても借りなければならない人は、貸金業者で借りることが出来ないので闇金へ流れているのです。
社会問題となっていた多重債務問題や、苛酷な取り立てを防ぐために、貸金業法は改正されました。
この改正により、社会に警鐘を鳴らし、悪質な業者をなくすことへの一定の役割を果たしました。
しかし、その意図とは逆に、今まで通りであれば貸金業者から借りても返せるような人にヤミ金を利用させてしまうという結果をもたらせてしまったのです。
確かに貸金業法の改正により悪質業者やヤミ金の事業者数そのものは激減したとされていますが、逆に、その中で生き残った極めて違法性の高いヤミ金業者に取引が集中し、ヤミ金の利用者は以前に増して拡大しているというのが現実のようです。
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