対戦格闘カードゲーム『YOMI』の日本語wikiです。

呪われた放浪者、グウェン・グレイソン



グウェンはかつては癒し手であったが、今は陰影疫に冒された身だ。

グウェンは姉のグロリアと一緒に、動物や人を助け癒しながら育った。彼女らは共に格闘技の稽古をし、共にレルムを旅して人々を助けた。

姉のグロリアは何事にも心を沈ませることがないが、グウェンは立ち会った個々の悲劇にしばしば心を痛めていた。彼女らはすべての患者を救うことはできない。とは言え、グウェンは危機的な場面においてはいつも姉よりも優れていた。グウェンの方がより決断力があったからだ。グウェンは、どの患者を手当するか、しないか、という決断はすべてリスク判断だと理解していた。困難な状況においては、なにもしたくないという誘惑に負けてしまう人もいる。裏目に出てしまうかもしれないどんな行動も取りたくなくなってしまう人もいる。
しかし、正しい決断とは、患者が持つ可能性を最大限大きくするような決断であるはずだ。たとえ結果がどうなろうとも。グウェンは、より理想主義的な姉がときに欠いている、実際性というものを持っていた。

パンダランドを訪れたときに、勝機というもの一般へのグウェンの理解は多くの者を驚かせた。誰も他所から来た癒し手たちに、パンダンテ(ポーカー風のゲーム、Sirlin Gamesから現実に発売中)で負けるとは思いもしなかった。けれどもグウェンはパンダたちからたくさんの金貨を勝ち取った。パンダたちは思っても見なかったゲームの流れに興奮し、姉妹は癒しの技のこともあって大いに感謝された。

しかし、ドレッドランドであのアンデッドと遭遇した以後、グウェンは全く別の存在になってしまった。そこで彼女は陰影疫に罹った。彼女の肌は色を変え、彼女の人間性は掻き消え始めた。姉グロリアの癒しの力のみがそれを阻止する事ができた。グウェンは次第に、落ち着かず、いらいらするようになった。ときどき彼女はアドレナリンが過剰になってしまうようだ。グロリアはレルムを渡る旅を止めないかと提案したが、グウェンは自分たちは足を止めるべきじゃない、と強く主張した。グウェンは常に沈着冷静というわけではない。だから、彼女が何を求めているのかは明らかではない、もしかすると、何も求めていないのかもしれない。

グウェンは人間とアンデッドと境界のすぐそばを彷徨っている。そして彼女は敵を素早く打ち倒す準備が出来ている―まだその能力が残っている間ならば。

「全力を尽くしなさい、残された時間にね!」




キャラ概観


どんなキャラ?


基本パラメータ

体力(HP):85
コンボ可能ポイント(キャラCP):6

デッキ一覧

数字順
技別
打撃:2〜6、J、Q、K、A

カード画像

投げ:7〜10、AAA

カード画像

防御:2〜4、9、10

カード画像

回避:5〜8

カード画像


能力解説


キャラクタースキル 『陰影疫』-Shadow Plague-



ドローフェイズに余分にもう1枚ドローし、2ダメージを受ける。

選択の余地はない。
ドロー時は毎回2枚引き、毎回2ダメージを受ける。

キャラクタースキル 『無慈悲の連撃』-Relentless Strikes-

締め(Ender)属性でない打撃が、相手の通常防御によって防御された場合、手札から「赤」と「黒」の通常打撃を1枚ずつ捨ててもよい。
そうした場合、捨てた「黒」の通常打撃はヒットし、戦闘に勝利し、相手の防御札は捨てられる。その後相手は1ドローする。
  • 「赤」とはハートまたはダイヤ、「黒」とはスペードまたはクラブのカードのことである。
  • 通常防御とは技名が付いてない防御である。グレイヴトロックなどはキャラクタースキルが発動するが、防御に技名はなく通常防御である。もちろん防御と関係ない特殊能力を持つ札も数えない。
    • 実際に防御した場合、グレイヴや(『龍変化』中の)ミドリの場合キャラクタースキルは通常通り発動する。トロックの場合防御札が捨てられるため『巨大化』は機能しない。
  • 最初に防御させた打撃が通常打撃だった場合、能力が発動する前に通常打撃ドローでカードを1枚引ける。
  • 2枚の通常打撃を出す前に、相手はエスケープする機会がある。
  • アルガガーグの7能力『防護結界』とバル=バス=ベータのキャラクタースキル『ロングレンジ』は「技が締め(Ender)属性になる」という効果を持つ。これらが発動している間はこの能力は発動し得ないことになる。

技解説


通常打撃


2〜6。ダメージはそのまま2〜6、速度は2.0〜6.0。

通常投げ


7〜10。ダメージは全て6、速度は7.6〜10.6。消費CPは3。

防御

10能力 『グロリアの処方』-Gloria's Remedy-


打撃か金バーストをこのカードで防御したとき、体力を6ポイント回復してこのカードを捨てる。
削りダメージは受けず、防御によるドローは出来ない。
  • 相手が防御や回避を出した場合は、この防御札は通常通り手札に戻る。
  • 能力を打ち消された場合、手札に戻る。

J打撃/J打撃


J打撃 『氷の枷』-Chains of Ice-
速度3.6、ダメージ7、J一枚追加で+7。削り5、消費CP2、始動(Starter)属性。ヒット時能力発動
J能力 『凍てつく毒』-Chillbane-
この札の"Chains of Ice"の面がヒットしたとき、このターン相手は凍結し、戦闘カードを捨ててターンを終える。
相手はこのターン行われるはずのエスケープフェイズやパワーアップフェイズのすべての行動をスキップする。
次のターン、相手の打撃と投げの速度は2.0遅くなる。
  • 凍結したターン、相手は特殊能力も発動できない。ただしアルガガーグの『マークウッドの呪い』、グロリアの『癒しの珠』のような自動発動するものは別である。
戦闘フェイズで直接ヒットさせれば相手のエスケープを阻止してダメージを取れる。
回避からの反撃としてもそこそこ有用。この場合回避を見てからエスケープすることは可能。
J打撃 『氷の鎖』-Links of Ice-
速度4.0、ダメージ6、削り1、消費CP1、繋ぎ(Linker)属性
速度が遅く、完全にコンボ専用の打撃。消費CPが小さいためチェーンコンボの繋ぎに有用。

Q打撃 『影刻み』-Shadow Slice-



速度0.0、ダメージ6、任意のカード一枚追加で+4。削り1、消費CP3、締め(Ender)属性

K打撃 『火炎車』-Burnbarrow-



速度1.2、ダメージ4、任意のカード追加で+4、二枚まで。削り3、消費CP2、繋ぎ(Linker)属性

A打撃/AAA投げ


A打撃 『駆け喰らい』-Dashgorger-
速度1.2、ダメージ8、A一枚追加で+8。削り3、消費CP2、締め(Ender)属性
AAA投げ 『ドレッドランドへの扉』-Dreadlands Portal-
速度4.6、ダメージ22、コンボ不可(Can’t Combo)属性

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