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工藤会トップ裁判で証人を威迫…幹部男に有罪判決

0． kanrinin893 - 21/01/20 20:21:42

　市民を狙った４つの事件で殺人などの罪に問われている、特定危険指定暴力団工藤会のトップらの裁判で、出廷した証人を脅した罪に問われた工藤会幹部の男に対し、福岡地裁は２０日、有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、工藤会傘下組織の組長、鹿子嶋文男被告（６７）です。

判決によりますと、鹿子嶋被告は去年１月から４月までの間、工藤会総裁の野村悟被告らが殺人などの罪に問われている裁判で、不利益になることを証言しないよう、証人として出廷した男性に威圧的に迫りました。

福岡地裁で開かれた２０日の判決公判で、神原浩裁判長は「他の証人に及ぼす影響は看過できない」などと非難しました。

一方で、「証言前の証人を威迫する事案とは異なる」として、鹿子嶋被告に懲役１年、執行猶予３年を言い渡しました。工藤会トップらの裁判では、検察が今月、野村被告に死刑を求刑しています。

警察は今後、証人などの保護対策に万全を期すとしています。