特別緊急ミッション「
戦場の記憶〜追憶の章〜」の試練達成報酬として2017/08/10に配布されたプラチナの
ローグ。同イベントでは狂言回しをつとめた。
現在は
イベントヒストリー中の「戦場の記憶〜追憶の章〜」で☆を1つ以上獲得することで
交換所に登場し、以後恒常的に刻水晶と交換できるようになる。
ローグと言えば基本クラスのひとつだが、サヨはローグの中でも、というより全てのユニットの中でもかなり変わった特性の持ち主。
ローグというより、「義賊サヨという固有クラス」という解釈をした方が良いとまでいわれている。
サヨ本人の能力値は好感度ボーナスの入り方からして耐久寄りだが、攻撃力もそれなりにあるので、差し込みや雑魚散らしなど従来のローグの役割はきちんとこなせる。
その上でも特殊なユニットとされている理由の第一が、覚醒前から持つアビリティ「隠れた同行者」である。
まず
出撃人数に含まれない。出撃可能人数が0人の状態でも配置可能なので、緊急時の差し込みや後逸した敵への対応要員としてより優秀である。
ただし(「隠れた」だけに回復役にも認知されないのか)
味方からの回復を受けられない。通常時の場持ちは期待しない方が良い。
が、そもそも耐久の低いローグが長時間居座ること自体少なく、差し込み時に味方のヒールワークを乱す懸念がないという意味ではむしろ利点でもある。
「編成に1人までしか入れられない」という効果もあるが、この点の先例は
帝国軍師レオナや
純白の花嫁カルマなどがある。
総じて差し込み用途では非常に使いやすい。性能の良い1回きりのトークン(ただし死亡すると☆評価に影響する)とみなした方がわかりやすいだろうか?
第二の理由がゴブリンアーチャーに変身するスキル「変化の術」。ブロック0になり、射程160の遠距離物理攻撃を始める。クラス特性の即死とも相性が良い。
アビリティの効果で回復は受けられないが遠距離攻撃以外ではダメージを受けなくなり、麻痺状態あるいはHP0になるまで効果時間が続く。
変身中にHPが0になるとスキルが解除され、HPが半分まで回復してサヨの状態に戻る。スキル中なら事故が起きても大丈夫である。
効果時間無限スキルとしては例外的に待ち時間が短く、使用回数制限も無いので早々に再変身することも可能。
再変身してしまえばまた倒されても変身が解けるだけで済むため、遠距離攻撃が散発的にしか飛んでこない状況ならば回復不要な支援火力として居座ることもできる。
もちろんサヨの状態でHP0になれば戦闘不能になってしまうので、再発動までの間に倒されないよう注意。
なお敵の姿になっても味方から攻撃されることはないのでご安心を(やはり認知されていないのだろうか)。敵からは攻撃されるが。
因みにCCまでは紫ゴブリン、第一覚醒すると赤ゴブリン、第二覚醒すると黒ゴブリンへと見た目が変化する。
ただし、いずれの形態でも弓兵属性やゴブリン属性は付与されない。
差し込みなどのピンポイント運用に加え、スキル発動による居座りもできるという面白いユニットになっている。
特性を充分に理解することが必要だが、効果的に使っていきたい。
第一覚醒
死亡時に撤退として扱うクラス特性を獲得、星を落とす懸念が無くなり使い勝手が良くなる。
さらにアビリティが「隠れた支援者」に変わり、自身が撤退後、30秒後に再出撃可能になる。
この組み合わせにより、死亡と手動撤退のどちらでも再出撃が可能。
雑に前に出しても回避やスキルの復活で粘り、30秒で自在に場所を変えられ、枠を使わないため出し放題という無限トークンと化す。
差し込みや避雷針などでちょっとした戦力が必要だったりする場合に編成しておくととても便利である。
第二覚醒 エンフォーサー
攻撃速度及びステータスが大幅に上昇するのと引き換えに、第一覚醒以前に持っていた即死特性を失う。
しかし即死が出る確率は低いので、ことさら当てにしない王子にとっては第二覚醒を躊躇う理由はないだろう。
スキル覚醒 ≪変化の術・改≫
ブロック数0で射程180の遠距離攻撃、HPが0になると一度だけ全回復、効果時間無限。
元スキルとほとんど効果は変わらないが、射程とHPの回復量がどちらも上昇する。
待ち時間も変わらないので、積極的にスキル覚醒してよいと思われる。
最大の問題は最大スキルLv15という育成難易度だろう。復刻で入手した王子は
フェスの投入も検討すべきかもしれない。
余談
変身中の攻撃速度
手料理
アップデート履歴
2017/08/10 実装。
2018/08/30 第二覚醒後の立ち絵とドットが追加。
2020/01/23 属性「東の国」追加。
2020/05/14 覚醒アビリティ「隠れた支援者」の自身が死亡時撤退として扱う効果を削除(クラス特性に移行)。撤退後、30秒後に再出撃可能になる効果を追加。