2017/08/24に実装された、亜人を強化するバフを持ったプラチナレアの
メイド。
主人の強化だけでなく戦闘のサポート役としても優れているのが特徴。
バフ対象としては、エルフとドワーフとゴブリンに攻撃、オークにHP、獣人に毒と状態異常への耐性と、役割にマッチしたものが多い。
特にエルフやドワーフは攻撃力に優れる傾向にあり、7%という数値から受ける印象以上の実質増加量を見込める。
またHPが低下することで真価を発揮する
ドゥーラと
アナトリアは、撤退支援があるだけでも使い勝手が向上する。
獣人への毒・状態異常耐性も、麻痺持ち敵を抱えるのに適した獣人こそ少ないが、毒マップで
バシラなどへ回復を付ける必要がなくなり配置の自由度が増すなど便利。
なお属性「ゴブリン」を持つ自分自身も強化対象に入っているため、戦闘中は常に能力値が上昇し、死亡しても撤退扱いになる。
これも何かと便利な特性である。
メイドは全般的に、継続的なバフ目的で後方配置すると枠を食い、かといって前線で敵と戦闘させるには能力値が心もとない傾向にある。
しかしリーナの場合はクラス特性により、実際の攻撃力と防御力は最低でも1.2倍、他のバフ対象が4人以上配置されれば2.0倍になる。
さらに射程280の遠距離攻撃スキルを持っているので後方に置いても戦闘に参加させやすく、覚醒前から戦力として組み込みやすい。
しかもスキル名「黒ゴブリン式速射弓術」から分かる通り、誰もが一度はトラウマを植え付けられたであろう、「あの」黒弓ゴブリンの速度で撃ちまくる。
持続20秒、再使用まで最短30秒と回転もそこまで悪くなく、倍率と速度のおかげで火力自体もそれなりに出るので使いやすいスキルである。
リーナスキル中範囲および攻撃速度 黄金の鎧_中級
第一覚醒
アビリティが「侍女の献身(亜人)」になり、エルフ&ドワーフ&ゴブリンの攻撃力が+7%→+10%、オークのHPは+10%→15%へとそれぞれ強化される。
エルフ、ドワーフ、オークをよく使用する王子であれば積極的に覚醒してしまいたい。
一方で獣人のバフは変わらないので、獣人の毒・麻痺無効をメインに使うのであれば覚醒は後回しでもいいかもしれない。
なお、料理やら酒やらの乗ったワゴンで殴る通常攻撃はとってもシュール。
第二覚醒 バトルメイド
レベル上限が99に引き上げられ、HPと防御力が低下する代わりに攻撃力が大きく上昇、さらにコストが-3される。
耐久力が低下してしまうのは不安材料だが、自前で撤退支援がある上に、元々積極的にブロックするようなユニットではないのであまり気にはならないだろう。
むしろ大幅に上昇する攻撃力とスキルとの相性が良いので、余裕があるなら第二覚醒までやってしまいたいところ。
なお、料理やら酒やらの乗ったテーブルをぶつける通常攻撃はやっぱりシュール。
スキル覚醒 ≪妖魔のおもてなし≫
通常スキルの射程と攻撃速度はそのままに、自身だけでなくアビリティ対象の攻撃と防御も1.4倍になる。
代わりに自身への攻撃力の倍率が少し下がり、また待ち時間も伸びて気軽には使いにくくなってしまう。
こちらのスキルを使うなら、アビリティ対象との組み合わせや防御の強化を活かしたいところ。
自身が攻撃するだけなら通常スキル、アビリティ対象を強敵と戦わせる時のサポートをさせたいなら覚醒スキルと切り替えて使うとよい。
余談
「悪霊の迷宮VI」の「制約:海賊禁止」にて初登場。
実はゴブリンクイーンの実の娘。ゴブリンプリンセス三姉妹の妹で四女に当たる。
他のゴブリンと違う外見で生まれてきたためか、母や姉たちからは虐げられてきたらしい。
クラス詳細
成長段階 | クラス名 | クラス特性 | 備考 |
---|
初期 | メイド | 主人の性能を強化する 配置中、主人が死亡した場合撤退扱い 主人1体配置につき 自身の攻撃力と防御力+20%(5体まで加算) | |
第一覚醒 | メイド長 | |
第二覚醒 | バトルメイド | 出撃コスト-3 HP・防御力減少(中)、攻撃力上昇(特大) |
アーマーメイド | 主人の性能を強化する 配置中、主人が死亡した場合撤退扱い 主人1体配置につき 自身の攻撃力と防御力+20%(5体まで加算) 自身の毒、状態異常を完全に無効化する | ブロック数+1 HP上昇(中)、攻撃力上昇(中)、防御力上昇(大) |
特殊 | ちびメイド | 主人の性能を強化する 配置中、主人が死亡した場合撤退扱い 主人1体配置につき 自身の攻撃力と防御力+20%(5体まで加算) | |
主に献身的に仕える使用人たち。1ブロックの近接クラス。
戦闘よりも主人のサポートに特化した性能を持つ。
共通アビリティ「侍女の忠誠/献身」により、編成するだけで特定のクラス・ユニット(=「主人」)への編成
バフを与える特性を持つ。
さらに配置中に主人が死亡した場合撤退扱いにする(なお主人と言いつつ、一部のメイドは強化及び撤退支援の対象に自身を含む)。
比較的低コストだが能力値は低めで、平常時の戦闘力は貧弱。その代わりスキルは強めの傾向にあり、各人各様の強みを持っている。
さらに主人1体配置につき攻撃力・防御力が20%上昇し5体まで加算、最大時は攻撃力・防御力が常時2倍という凄まじい力を発揮する。
主人を多く集めた編成を組むことで最高のパフォーマンスを引き出せるが、編成と配置の両方の枠を圧迫するため、あまりこだわらず編成を組んだ方が良い場合も多い。
なお強化対象が被った場合の扱いは
鍛冶職人と同様。編成バフは別名ユニットならば加算。
主人指定のバフスキルであれば属性バフ扱いとなり、最も効果の高いもので上書きする。
バフがメインのクラスなので、仕様をきちんと理解して運用するのがポイントになる。
第二覚醒
- コスト-3と大幅な攻撃力増加により圧倒的なコスト対攻撃力を得た攻撃特化の分岐。
ただし代償として、ただでさえ高くない防御力に加えてHPまで減少、耐久力は第一覚醒時より低下する。
この分岐のユニットの多くは被弾しにくくなるスキルや遠距離攻撃スキルを持っているので、それらを活かしてデメリットを回避したい。
- ブロック数が2に増加し、毒・状態異常無効、防御力を中心にステータスが全体的に上昇する汎用・防御型の分岐。
状態異常無効かつ複数ブロックをクラス特性で持つのは希少であり*1、麻痺などの異常攻撃を得意とする相手に対しても強く出られる。
ブロック数が増加するため被弾は多くなるが、コストに対するステータスは高く、また主人を多数配置すれば攻防共に優秀なユニットになる。
アップデート履歴
2015/03/30 最初のメイド・
庭番女官ヒカゲ実装。
2016/07/07 全メイドの出撃コストが1減少。
2016/07/14 全メイドのHPと防御力が上方修正された。
2016/10/06 全メイドの出撃コストが2減少。配置中に限り主人が死亡した場合に撤退扱いとする特性を追加。
2017/05/11 全メイドのHPが増加。
2017/06/09 メイドの第二覚醒クラス「バトルメイド」「アーマーメイド」実装。
2017/08/10 アーマーメイドの攻撃力が増加。
2019/03/14 クラス特性に主人1体配置につき自身の攻防+20%(5体まで加算)が追加。
クラス詳細編集
アップデート履歴
2017/08/24 実装。
2017/11/09 アビリティ「侍女の忠誠(亜人)」と覚醒アビリティ「侍女の献身(亜人)」の対象に属性「ゴブリン」を追加し、攻撃力の上昇の効果を追加。
※上記の調整に伴い、覚醒スキル「妖魔のおもてなし」の効果を調整。
2018/11/01 スキル「黒ゴブリン式速射弓術」の効果時間が15秒→20秒に延長。
覚醒スキル「妖魔のおもてなし」のスキル再使用までの待ち時間が50秒→45秒に短縮。
2018/11/08 第二覚醒の立ち絵が実装。
2021/02/04 属性「弓兵」追加。