編集日時:2014年02月14日(金) 22:36:58履歴
サンドボックス(砂場)です。
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魔物 ミツケタ! コノ女、コロセ!コロセ! |
オデット まったく、しつこいな。 私はお前たちに関わる気はないよ。 放っておいてくれないかな。 |
魔物 ギゲギャ!ギゲギャ! |
兵士 王子! あそこに人が、魔物に襲われています! |
オデット ついてるな。戦わずに済みそうだ。 あれが、噂の王子様か…… |
オデット 君が伝説の英雄の末裔にして 魔物を討伐する軍勢を率いる王子様か。 |
オデット 君も私の秘術が欲しくて 私を探していたのか? |
オデット え!秘術とは何かだって…… まさか私のことも知らないのか。 偶然、通りかかっただけ? |
オデット そんな、馬鹿な… もしや女神の導きなのか。 |
オデット まずは自己紹介させてもらう。 私はオデット、旅の魔術師だ。 |
オデット そして、魔物たちが私を探していた理由だが 魔物は私の受け継いだ秘術が邪魔なのだ。 |
オデット 魔法の力を広範囲に阻害すること それが私の秘術だ。 |
オデット 簡単にいうと、例えば私がいれば 味方全員を魔法の攻撃から守ることができる。 どうだ素晴らしいであろう。 |
オデット しかし、私は王子の味方にはならない。 なぜなら魔物と戦うのは愚かなことだ。 |
オデット 魔物は戦えば戦うほど強くなる。 君たちが経験を積み成長するように 戦いはより強力な魔物を生むのだ。 |
オデット 魔物を根絶やしにする覚悟がなければ 戦うべきではない。 魔物を避け、隠れた方が得策なのだ。 |
オデット 何、その覚悟はできているというのか。 ……まんざら冗談ではなさそうだ。 |
オデット 覚悟のほどはわかったよ。 では、その覚悟にふさわしい実力が 伴っているか試させてもらうよ。 |
アンナ ここです。 この集落ではこの数日、魔物たちの襲撃を 受けており、中には見慣れない魔物もいるそうです。 |
--ゴブリン・ガーゴイル撃退-- |
アンナ これで終わりでしょうか。 あっけないですね。 |
ヴィンセント 油断するな…… ヤツらが近づいてくる! |
アンナ 誰ですかあなたは? 「やつら」ってなんでしょうか? |
--レッサーヴァンパイア出現-- |
ヴィンセント 気を付けろ。 そいつの牙には麻痺毒がある。 攻撃を受け続けると体がしびれて動けなくなるぞ。 |
アンナ なんとか撃退できたみたいですね。 あの見慣れない魔物は何だったんでしょうか。 |
ヴィンセント やつらは、「ヴァンパイア」だ。 といっても、ヴァンパイアの中では最も下級で レッサーヴァンパイアと呼ばれる存在だ。 |
ヴィンセント 本物のヴァンパイアの召使、まがい物のような ものだな……だが油断するなよ。 タフで麻痺毒を持っている、近づかれたら厄介だ。 |
アンナ いろいろと知っているみたいですね。 もしかして、なぜヴァンパイアがここに現れたのかも ご存じですか? |
ヴィンセント やつらは迎えに来ているのさ……花嫁を。 この集落にヴァンパイア血を吸われた女が いるはずだ。 |
カルマ …… |
アンナ 貴方は? |
カルマ 私はカルマと申します。 国を魔物に滅ぼされ、今は放浪の身…… |
カルマ 確かにそこの方がおっしゃるように数日前 に黒い魔物に襲われ、血を吸われました。 |
ヴィンセント 永く生きたヴァンパイアは血を吸うことで 自分の仲間を増やすことができる。 残念だが、あんたはもう手遅れだ。 |
ヴィンセント おそらく、もって2週間、はやければ数日で やつらの仲間だ。 |
ヴィンセント 化け物になる前に殺してやるぜ…… |
ヴィンセント そういえば自己紹介がまだだったな。 俺の名前はヴィンセント。 見ての通りの流れ者よ。 |
ヴィンセント あんたが魔物たちと戦っている。 伝説の英雄の末裔というやつか。 |
ヴィンセント ところで、さっきはなぜ俺を止めた? あの娘、近いうちにヴァンパイアになり 見境なく人を襲うぞ? |
ヴィンセント 最初に犠牲になるのは彼女の近くにいる 親しい人間だ。 そうなる前に殺してやるのが彼女のためだ。 |
ヴィンセント ふんっ、誰も犠牲にしたくないだって? そんな都合の良い方法が…… !!……本気であの子を助けたいというのか? |
ヴィンセント そうだな……方法があるとすれば、 ヴァンパイアからとれる血清が手に入れば…… 助かるかもしれん。 |
ヴィンセント ただし、勘違いするなよ? これは彼女を人間に戻すのではなく ヴァンパイアに対する耐性を高めることで |
ヴィンセント 彼女をヴァンパイア化させる者の命令に 逆らうことが可能になるかもしれないという ことだ。 |
ヴィンセント どのみち、一つや二つの血清ではどうしようもない 彼女を襲ったヴァンパイアの強さ次第では 必要な血清の数も多くなる。 |
ヴィンセント それでもやるというのか? |
ヴィンセント ふん、お人好しにもほどがあるな。 あんたの覚悟が本物か見せてもらおうか。 |
ヴィンセント まあ、心配するな。あんたが失敗したら 俺が責任をもって彼女にトドメを刺してやる。 |
アンナ お墓がこんなに……。 きっと残された民たちが作ったのでしょう。 |
アンナ これだけの犠牲が生まれたのですね……。 |
アンナ ここに眠る人たちのためにも、必ず王国を 私たちの手に取り戻しましょう! |
勝利後 |
アンナ 激しい戦いでしたが、私たちの勝利です。 |
アンナ ここに眠る国民たちの無念を背負って行かねば ならないのです。 負けることなんて、できませんよね。 |
アンナ 王子、鎧を着た魔物が再び迫っています。 戦闘のご準備を。 |
アンナ ……ところで、兵士たちからお聞きですか? あの鎧の魔物。中身が空っぽなのだそうです。 つまり、鎧だけが歩いている。 |
アンナ 無念の死を遂げた戦士の怨念が魔物の障気と 混じり、鎧に宿ってさまよっている、などと 兵のあいだでは噂になっています。 |
アンナ いえ、ただの雑談です。お気になさらず。 |
アンナ でも、考えてしまいませんか? 魔物との戦いに敗れた、王国の兵士たちも もしかしてあの中に……、なんてことを。 |
アンナ 散開した敵の部隊が王城に集結しようとしています。 おそらく戦力を集中したのちに反撃してくるのでは ないでしょうか。 |
アンナ ここで敵が王城に戻るのを待ち伏せして 敵の戦力を少しでも削いでおきましょう。 |
アンナ この熱気! 大変です。 おそらくドラゴンが近にいる*2はずです。 |
アンナ ドラゴンの炎の前では防御力は無効となります*3。 そして、空を飛んでいるため射撃以外では 攻撃することができません。 |