アイドルマスターシンデレラガールズに登場するゆるふわアイドル、高森藍子を紹介するWikiです。

第5話 少女は花に包まれる

あらすじ

ついに迎えた、本番当日。緊張が抜けない藍子と夕美へ
美波は『いい場所』を教える。
それはLIVE会場の花畑、
楽屋花が置かれた部屋だった。花に包まれ、喜ぶ夕美。
リラックスして本番を迎えるために、部屋で寛ぐ
一同だったが、つい時間を忘れて寛いでしまい……?

コミュ本編

本番当日
[美波]
今日は本番ですね。
みんなでステージを頑張りましょう!
女神のように、気高く、美しくなれるように!

[藍子]
はいっ。
なんだか、美波さんはステージに立つとまるで別人に見えますね。

[夕美]
リハーサルでも、まるでホンモノの女神のようだったしね。
キレイだなぁって思っちゃった。

[美波]
ふふっ。恥ずかしいです。
アイドルとしてスイッチがはいると、ついそうなっちゃって……。

[藍子]
すごいですよね。
どうしたらそうなれるんですか?

[美波]
うーん……あんまり考えたことなかったけど……
見られてるって思うと、かな?

[夕美]
見られてると?

[美波]
アイドルとしてみられてると、ちゃんとした、
『新田美波』って言うものが要求されてると思って、
そういう人格を演じようとしちゃうのかも……。

[藍子]
そうなんですね。
いつもの自分と、アイドルの自分がちゃんと分かれてるんだ。

[夕美]
私は演じるのって苦手だなぁ……。
だから演技のお仕事があんまり来ないのかも。
いつも同じ自分でいたいって思っちゃうんだ。

[藍子]
別人になりきるのって大変ですもんね。
かっこいい私を見てもらえるように、頑張らなきゃ……。

[美波]
ふふっ。2人とも、まだまだ緊張が抜けないかな?
じゃあ、良いところを教えてあげますっ。

[夕美・藍子]
いいところ……?
いいところ……?

(移動)
[夕美]
ん〜っ、良い香り……!

[藍子]
ここは……?

[美波]
楽屋花の置き場ですっ。
出演する人が多いから、贈られたお花もたくさんあるんです。
だから、こうして一箇所にまとめてあるの。

[夕美]
まるでお花畑みたいだねっ!
いろとりどりのお花が、こんなにたくさん……すてきー……。

[藍子]
ここなら、リラックスして本番を迎えられそうですねっ。
夕美さん♪

[夕美]
うんっ!
藍子ちゃんも、本番までここで過ごさない?

[藍子]
えぇ、もちろんです。
美波さんも、いかがですか?あ、私、お茶を淹れてきますよ。

[美波]
そう?まぁ、まだ準備までは少し時間あるし……
ちょっとだけなら、いいかな?

[夕美]
ふふっ、やったっ♪
あの、前から聞きたかったんですけど、美波さんって、
普段どんな生活してるんですか?

[美波]
えぇっ、いきなりそんな話?

[夕美]
だって、スケジュールがびっしり埋まってるっていうから……。

[美波]
あぁ、それは……。

(暗転)
[藍子]
お2人とも、お茶のおかわりはいかがですか?
もう少しだけありますけど……。

[美波]
私はもう大丈夫。
だいぶいっぱいお喋りしちゃったから……
って、もうこんな時間!?大変!

[夕美]
まだ、ぜんぜん時間経って……あれ?
こんなに長い間おしゃべりしてたっけ?

[藍子]
お茶をしてると、なんだか時間が過ぎるのって、早いんですよね〜。

[美波]
早く、控え室に戻って支度しなくちゃっ!
ほら、夕美ちゃんも藍子ちゃんも!

[夕美]
もうちょっとだけ、ここのお花の香りを楽しみたいな〜。

[藍子]
お茶、まだ残ってますよ〜?

[美波]
ちょっと2人とも、本番前にそんなゆったりしてないで〜!
クールに演じるんじゃなかったの〜!?


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