高森藍子Wiki

ユニット『フェスタ・フェリーチェ』として活動する
ことになった琴歌、響子、ほたる、藍子、ゆかり。
初仕事は、とある町で開催されるフラワーフェスの
宣伝と現地でのLIVE。5人はフェスを企画した自治体
職員の、町を活性化させたいという熱い想いを知り、
まずはこの町を知ることから始めてみるのだった。

[響子]
う〜ん、いい天気〜っ！
もうすっかり春ですね。
[ゆかり]
外でのんびりお喋りするのにもぴったりですね。

[藍子]
けど、ちょっとびっくりしちゃいました。
まさかみんながもう来てるなんて。
集合時間まで、まだあと一時間はありますよね？

[ゆかり]
みなさんとのお仕事が楽しみで。
ついいつもより早く起きてしまいました。ふふ。

[ほたる]
私も、お仕事の話って聞いてから落ち着かなくって。
そわそわして待ってたんですけど……
すぐに皆さんが来てくれて、ちょっとほっとしました。

[響子]
ふたりの気持ち、わかります！
新しいことがあると、やっぱりわくわくしちゃいますよね。
春って、そういう季節ですし。

[琴歌]
それに、みんなが早く事務所にそろったおかげで、
こうしてカフェでのんびりお喋りができましたわ♪

[藍子]
新しいユニットとして、
これから一緒に活動していくんですよね。
親交が深められて良かったです♪

[響子]
たしか、ユニット名は『フェスタ・フェリーチェ』……
「幸せの祝祭」ってなんだかくすぐったいですね。

[ほたる]
私は、「幸せ」なんて名前がついてると、
ちょっと緊張しますけど……
どんなお仕事をするのか、楽しみです。

[琴歌]
本当に、どんなお仕事が待っているんでしょう♪
……少し早いですけど、
プロデューサー様のところへ伺いましょうか♪

（場面転換）

[プロデューサー]
さて、ユニットの初仕事だけど……
簡単に言うと、とある自治体が行うフラワーフェスの
宣伝が今回のお仕事だ。

[琴歌]
まぁ、フラワーフェス！

[ほたる]
琴歌さん、たしかお花が好きって言ってましたもんね。

[プロデューサー]
その地域は花の生産が盛んなんだ。名産のアピールと
町おこしも兼ねているということで、先方も気合が入ってる。
当日は現地でLIVEもさせてくれるという話だ。

[プロデューサー]
曲が出来次第、そっちのレッスンも増えてくると思うけど……
まずは先方との顔合わせを兼ねて、
一度現地に向かうことになっているよ。よろしくね。

（場面転換）

[藍子]
ここが今回お仕事をする町なんですね……。
落ち着きがあって素敵です。

[響子]
この道を奥に進むと町役場があるみたいですよ。
行きましょうっ！

（場面転換）

[自治体職員]
みなさん、遠くからお越しいただきありがとうございます！
本当にアイドルのかたが来てくださるなんて……
依頼して良かった〜！

[琴歌]
こちらこそ、よろしくお願いいたしますわ♪
このフェスは町おこしの一環だと伺いましたけれど、
そのような目的で？

[自治体職員]
そうなんです！
わたしとしては、このフェスを一回きりで終わらせるのではなく、
何年も続けていきたいなと！

[自治体職員]
……このあたりも人が少なくなってずいぶん経ちます。
若い人は私含めて数人しかいなくて。
でも、だからってただ衰退していくのは嫌じゃないですか。

[自治体職員]
だから遊びにいらっしゃるかたや地元のみなさん、
お年寄りからお子さんまで、全員で楽しめるものに……
そして、地域全体を活性化するのが、私の野望なんです！

[響子]
わぁ、素敵な志ですね♪
そんな大事なイベントの、最初のゲストに呼んでもらえるなんて。
とっても嬉しいです！

[自治体職員]
わかっていただけますか！
いや〜、そう言っていただけて嬉しいです……！
これからしばらくの間、よろしくお願いしますね！

（暗転）

[自治体職員]
……というところで、今日の打ち合わせは以上なんですが、
すみません、プロデューサーさん、
スケジュールや機材まわりで、改めて相談したいことが……。

[プロデューサー]
わかりました。
みんなはどうする？待っていてもいいけれど……。

[琴歌]
あの……でしたら
少し街の中を見てきてもよろしいでしょうか？

[藍子]
いいですね。
フェスのことはもちろんですけど、
このあたりの地域のことを見て、知っておきたいですし。

[自治体職員]
はい、構いませんよ！
きっと町のみなさんも喜んでくれると思います！

（場面転換）

[響子]
職員さん、打ち合わせですっごく張り切ってましたね。

[ほたる]
やっぱり、地元のことですもんね。
私も、このお仕事で失敗しないようにしないと……。

[藍子]
大丈夫ですよ、ほたるちゃん。
5人で力を合わせて、ゆっくり進めば……
きっと、いい結果になりますよ。

[ゆかり]
そうですね。
まだまだ時間はありますから、ひとつずついきましょう。
まずは、この町について知るところから。

[琴歌]
では、参りましょう♪

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