高森藍子Wiki - 第1話 努力☆レッスンデイ

第1話 努力☆レッスンデイ

あらすじ

さっそくレッスンを始めた未央、茜、藍子の3人。
今回のお仕事では、3人にカメラが密着する。
レッスン中であっても、それは同じ。初レッスンを
終えた3人は、カメラの前でも等身大の自分たちで
いようと話し合う。だが、そんな3人を見送る裕子は
カメラにアピールを欠かさないのだった。

コミュ本編

レッスンルーム
[トレーナー]
さぁ、みんな!カメラが入ってるけど、
基本的にオフショットは使わないって聞いてるから。
あんまり意識せず、気負わずに頑張りましょうね!

[茜・未央・藍子]
はいっ!
はいっ!
はいっ。

[トレーナー]
いい返事です。
それじゃあ、曲を流しながら通しでやってみましょうか。
ミュージック、スタート♪

(暗転)

[トレーナー]
一通り踊ってみたけど、どうかしら?

[茜]
はい!
準備運動ですらないですね!
朝飯前のランニング前に靴紐結んでいるくらいです!

[未央]
あかねちん元気すぎ〜。
でも、私たちにぴったりな曲だし、いい感じです!
あーちゃんは、どうだった?

[藍子]
えぇ……。
私は、歌いながら踊るの、少し大変だけど……。
遅れてても。ふたりに追いつきますからっ。

[トレーナー]
うん、藍子ちゃんのやる気は十分ね。
未央ちゃん、ちゃんとふたりのバランスを取っていって。
茜ちゃんは、体力はありそうだけど振りもちゃんと覚えるようにね。

[茜・未央・藍子]
はい!!!
はーいっ!
はいっ。

[スタッフA・B]
……。

[トレーナー]
初めての合わせレッスンとしては、こんなところかしら。
なにか、質問は?

[茜]
あの!
質問があるのですが!

[トレーナー]
なにかな?

[茜]
あ、いえ、トレーナさんにではなく、スタッフさんに!

[スタッフA]
はい?

[藍子]
茜ちゃん、どうしたの?

[茜]
みなさんは、ずっといらっしゃるのですか?
レッスン中も、休憩中も、着替え中も?

[未央]
着替え中は〜……ちょっと困るかな?

[スタッフA]
着替え中以外は、はい!密着ロケですから!
でも、みなさんがお仕事している間だけですよ!

[茜]
なるほど……!
……未央ちゃん、藍子ちゃん。困りましたね。
スタッフさんが一緒だと、こっそり練習もできないのではっ。

[未央]
まぁ、そうだよね。
けど、今の私たちをちゃんと見てもらうってことで、
いいんじゃないかなっ?

[藍子]
上手く踊れないのはちょっと恥ずかしいですけど……。
でも、最後にはちゃんとばっちりなところ、見せてあげますから。
だから、私は大丈夫ですよ。

[茜]
藍子ちゃん……。
すばらしい!私は藍子ちゃんのそういう所が、
一番、藍子ちゃん藍子ちゃんしていると思います!

[未央]
藍子ちゃん藍子ちゃんって……。

[藍子]
あはは……。
でも、素敵なほめ言葉をありがとう♪

[トレーナー]
さて、みんな。お話の途中だけど、いい?
このあともレッスンや打ち合わせがたくさんあるんですよ。
ロケが始まるまでに、歌も踊りも自分たちのものにしなきゃ。

[未央]
そうでしたそうでした!
次の打ち合わせにいかなきゃっ。
トレーナーちゃん、レッスンありがとうございましたっ!

[茜・藍子]
ありがとうございました!!
ありがとうございました〜。

[トレーナー]
うん。この後も頑張ってね。

(移動)
休憩室
[裕子]
おっ、3人とも!
お疲れ様です!レッスン終わりですか?

[未央]
そうなんだ!でも、いまは3人じゃないんだけどね。

[スタッフA・B]
……。

[茜]
スタッフさんたちも、もはや仲間同然です!

[スタッフA・B]
どうも……。

[裕子]
休憩中にも密着とは、なかなか緊張しますね。
むむむ……。

[藍子]
ただ、プライベートなときは、さすがについてこないんですって。
だから、逆に考えると……私たちは今もお仕事中なんです。
うふふっ。

[裕子]
なるほど、藍子ちゃんの考え方はポジティブですね!
さすがっ。

[未央]
そうでしょうそうでしょう。ふふふ。
ウチの藍子ちゃんはさすがでしょう。

[藍子]
もう、なんで未央ちゃんがえらそうなんですかっ。
……うふふっ。

[茜・未央]
はっはっは!
あはははー♪

[裕子]
よく分かりませんが、笑っておきます!
あははははー!

[未央]
それでは、我々はこれから打ち合わせなので!

[茜]
なのでっ!

[藍子]
また、お話してくださいね。

[裕子]
はいっ!みなさん、頑張ってください!
ではでは〜!

[スタッフA・B]
……。

[裕子]
あっ。

[スタッフA]


[裕子]
私を紹介するときの画面テロップは、
『美少女さいきっくアイドル・ユッコこと、堀裕子』
でお願いしますねっ。

[スタッフA]
……は、はい。


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