[巴]
さあ、いらっしゃい!
いらっしゃい!
[仁奈]
サッカーボールの的あて屋さんですよー♪
あっ、プロデューサー!
ちょっと寄っていきやがりませんか?
>寄っていこう
[ありす]
ありがとうございます。
じゃあ、ご案内しますね。
(暗転)
[]
的あて屋には長蛇の列ができている……
[ファン]
せーのっ、えいっ!
ありゃりゃ?
[晴]
あー、惜しいな!
もうちょっとだけ右だったら、当たってたぜ!
[舞]
あの、残念でしたね。
はいっ、頑張ったで賞の握手ですっ♪
[ファン]
舞ちゃん……!
あ、ありがとうございます!
[梨沙]
こら、いつまでも握手してないっ!
終わったら、また最後尾まで並びなさい!
ルールは守るっ!
[ファン]
は、はい〜!
舞ちゃん、またね!
[舞]
はいっ!
お待ちしてますね♪
[ありす]
お疲れさまです。
プロデューサーさんをお連れしました。
[晴]
おっ、プロデューサーも一回遊んでけよ!
>大盛況だね
[梨沙]
当然よ!
全部的が落とせたら、アタシたち全員からサイン!
残念賞でも握手なんだから!
[舞]
えへへっ♪
こんなにたくさんのファンのかたと
握手できて、なんだか幸せですっ♪
[舞]
あっ……。
でも、残念賞なのに幸せになったらダメですよね。
もっとかしこまった感じにしないと……。
[梨沙]
舞ったら、変なトコでも真面目なんだから……。
いいのよ、笑顔で!悲しい顔で握手されたら、もっと悲しくなるでしょ?
[舞]
あ、それもそっかぁ。
えへへ……。
[晴]
って、つい話し込んじまったな。
さ、次のお客さん……お?
アンタはチームあおぞらの……。
[キャプテン]
……一回、頼むよ。
[晴]
……いいぜ。
失敗は2回まで!
チャレンジスタートだ!
(暗転)
[キャプテン]
これで……ラスト!
[舞]
わぁ……!
すごーいっ!
おめでとうございます!
[晴]
おめでとう!
はい、賞品のサインだ!
もらってくれよな?
[キャプテン]
もちろん。
……その、これからも頑張って。
[晴]
またな!
…………ふぅ。
[梨沙]
なーに?名残惜しそうにしちゃって。
前、他の仕事で会った人なんでしょ?
もっと話したかった?
[晴]
からかうなって。
なんか……恥ずいだろ。
[ありす]
さあ、みなさん。
次のお客さまがお待ちですよ。
お仕事を再開しましょう。
[舞]
サインはまだまだご用意してますからっ。
みなさん、頑張ってくださいね!
(暗転)
[ファンたち]
おおーっ!!
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A6話