アジアタッグ大辞典 - タイガーマスク(三沢光晴) 小橋健太

獲得回数


  1回 (第五十一代)

防衛回数


  1回

戴冠日&会場


 1990年4月9日 岡山武道館  ※前王者ダグ・ファーナス ダニー・クロファットを破る。

特徴


 ●全日本における「完全生え抜き」同士による初王者。

 ●小橋初のタイトル獲得。

 ●三年前にPWF世界タッグを獲得していた、タイガーは「上位タイトル経験者のアジア獲得」の最初の例となる。

 ●獲得後に三沢がマスクを脱いだので、初防衛戦は「三沢」の名で行う。(ただしコスチュームはタイガーのまま)

意義


 ●悪く言えば「格下げ」とも取れる、タイガーの異例というより、どちらかといえば、当時から有望な新人だった小橋にタイトルを取らせるための配置といった感じが強い。(いわば前年における馬場との初挑戦からの延長と)

 ●むしろこのコンビが本格化するのは三年後で、「世界タッグ獲得」「最強タッグ三連覇」と、まさに全日本のタッグ戦線の完全制覇を達成することとなる。

 ●「間を置いての上位タッグ獲得」はアニマル浜口 マイティ井上以来だが、「認定団体内」では初。