ラブライブ!派生キャラ のんたぬのAA・SS・イラスト等を保管していきます

絵里「うわあああああああああああああ」
亜里沙「えええええええええええええええ」

のんたぬ「やん?」

―ある日のこと
亜里沙はのんたぬが歌って踊る1分たらずの動画を動画共有サイトに投稿した
友人やμ'sメンバーらが見て楽しむ程度のものだと思っていたのだが
閲覧数やコメントが異常に伸びてしまったのである

亜里沙「どうしよう…まさか1000万再生を超えるなんて…」
絵里「1000万…1再生0.3円の広告収入でも…300万円…ゴクリ…」

当然といえば当然である
二足歩行する動物は少ない。人類の言語を解し使役できる動物は概ね居ないだろう
そんな動物が急に現れたのである。生物学的には正に青天の霹靂

亜里沙「メールもいっぱい…テレビ局や新聞雑誌社から取材の申し込み…動物園や研究所からも…」
絵里「困ったわね…のんと当たり前のように暮らしていたけど…改めて考えると当たり前じゃないわ…」

のんたぬ「や~ん…のんちゃあがにんきもの…やん?」

亜里沙「人気者なだけならいいんだけど…のんちゃん解剖されちゃうかも…」
絵里「解剖は大げさだけど…最悪、もう此処で暮らせなくなるかもしれないわ」

のんたぬ「そっ…それはこまったさんやん…」


亜里沙「どうしよう…」
のにゃぬ「や~ん…」

絵里はユーザーコメントに目を通す
コメントの6割は「かわいい」だの「なごんだ」だの犬や猫の動画に書かれる様なものである
残り3割は「これ本物?」とか「コスプレ?」とかのんたぬの存在についての考察
残り1割はよく分からない。スペイン語やポルトガル語、中国語、理解不能な日本語である

絵里「私に良い考えがあるわ」
絵里「この投稿者コメントに”これは特殊効果とCGによるものです。のんたぬは実在しません”って書いておきましょう」
絵里「幸いなことに、この動画は屋内で撮ったもの。映っているのはのんたぬとカーペットくらいだし…特定なんて出来ないわ」

亜里沙「削除しちゃった方が良くないかな?」
絵里「急に削除すると怪しまれるかもしれないわ。このまま暫く置いて、ほとぼりが冷めたらアカウントごと消しましょう」
絵里「広告掲載料をたっぷり貰ってからね☆(ウインク」

亜里沙「お姉ちゃん…かしこい!」
のんたぬ「や~ん、よくわからないけどえぃちすごいや~ん」

絵里「うふふ…収入が入ったら焼肉を食べましょう」
亜里沙「う~ん…のんちゃんを撮って動画投稿するだけで一生遊んで暮らせるかも…」
のんたぬ「のんちゃあはすーぱーすたーやん!」

絵里「そうね。μ`sより人気でるかもしれないわ。でも…」
のんたぬ「やん?」
絵里「わたしが独占しちゃう(ダキッ」

終わり

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