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 間接照明で薄明るく照らされた部屋にあるベッドの上では、二人の裸の女が絡みついていた。少しだけ高く設定された室温と、たかれた甘い香りのアロマ、そして、濃厚な甘酸っぱいメスの匂いと粘着質な水音で、部屋の中は淫猥な雰囲気を催していた。
 そんな中、小夜丸は肢体をベッドに横たえ、もう片方のマスカレーナは彼女の股の間に座り込んでいた。
「リラックスして、ゆっくり息をして……」
 マスカレーナは何かをたくらむような笑顔で小夜丸の下腹部、子宮があるあたりを両手で優しくマッサージしながらそう言う。
 加えて、二人の股の間からは、にゅちゅ…にゅちゅ…と粘度の高い水音が鳴り響いていた。マスカレーナは細めのペニスバンドを小夜丸の膣内に突っ込んで、それを小刻みに彼女の膣の最奥をトントン…トン……トントントンと、ランダムなタイミングで軽く叩いていたのだ。
「はぁ……ふぅぁ……ふぁっ……ぉぅっぁ……」
 一方の小夜丸は目隠しをされていて表情は解らない。しかし、半開きになった口からはよだれを垂らし、小さく喘ぎ声とも呼吸とも取れない音をあげているのを見れば、我を忘れるほどに深い悦楽を感じているというのは明らかだった。
 体中から汗を噴き出させ、愛液もドロドロとした粘着質なものを吐き出し、大きな乳房の先の乳首や、ペニスバンドが挿入されているちょうど上にあるクリトリスは、触って下さいと言っているかのように赤く勃起しきっていた。
「小夜丸、また、イキそう?」
 マスカレーナはこの夜、小夜丸の膣の奥で子宮の口であるポルチオを徹底的にしつけていた。最初は余裕のあった小夜丸も、数時間もすればポルチオから湧きあがるぬるま湯のような快感と、子宮が溶けて流れ出すような悦楽、二度と降りてこられないような絶頂感に段々と反応が鈍くなって、意識を半ば飛ばし始めてしまっていた。
 一方のマスカレーナも、小夜丸から香る濃厚なフェロモンに充てられて軽くトリップしていた。時々、動きを止めてマスカレーナは体をぶるぶると震わせたかと思うと、大きくため息をつきながら体中から力が抜けて、緩んだ口からよだれを垂らしてしまう。
 そして今現在も、小夜丸とマスカレーナは今日何度目かの深イキと脳イキに達しかけていた。
「力を抜いて……」
「はあ゛っ……あ゛ぁっ……うぁ……」
 マスカレーナが小夜丸の深イキの兆候である腹筋に力が入っていくのを見極めると、彼女はよりリラックスする様に指示を出す。意識を殆ど飛ばし、快楽を感じるだけのメスになっている小夜丸は、そんなマスカレーナの言葉を聞けばそれを忠実に実行し、腹筋や力が入りかけていた太ももをだらんとさせていく。
 そして、力が完全に抜かれ柔らかくなった小夜丸の下腹部を、マスカレーナは両手の親指と人差し指を巧みに使って揉んでいく。膣内でも、細いがシリコン製で先端が柔らかく膨らんだペニバンで、子宮口の裏をトントン叩く。
「あ゛〜〜……っ……っ……ぅ……」
「可愛っいすぎぃ……っ!あはぁっ!」
 小夜丸は子宮から湧いてくる快感と、脳から垂れ流しになる幸福感に体をびくびくと震わせる。それでもなお、マスカレーナの言葉通りにますます力を抜こうと、ぐったりしていく姿に、マスカレーナは目を爛々と輝かせ、自然と腰の動きと手の動きに熱が入っていく。
 一方の小夜丸は、ふわふわと宙に浮いているような、温泉に浸かって体を休めているような心地を覚えていて。しかしそれと同時に、麻薬でも打たれたかのような、激しく、深く深く堕ちて行くような、どろどろに脳みそと子宮を溶かして、ぐちゃぐちゃにするような快感を味わっていた。
「っ!っっ!あ゛はぁっぁあっ…………っ!!」
 小夜丸は息を大きく吐き出し、喉の奥から声にならない喘ぎ声をあげる。そして、一度ビクッと体を痙攣させたかと思えば、すぐに魂が抜けたかのようにだらんとする。
 明らかに深イキをした様子に、マスカレーナはペニバンを入れたまま小夜丸を抱きしめるために覆いかぶさる。肌と肌を合わせ、お互いの胸同士を潰しあうと、汗で濡れた肌はしっとりとくっつきあう。そして、それだけでまた小夜丸はイったようで、「お゛ぁ!」と喘ぎ声をあげる。
「んっ……。よく出来ました」
 恍惚とした顔のマスカレーナはそう言いながら小夜丸にした目隠しを取り上げる。そこには、焦点が合っておらず、潤んで濁ったように見えるエメラルド色の瞳があった。
「ましゅか……れぇなぁ……」
 ろれつが回らない舌で、小夜丸はマスカレーナの名前を呼ぶ。マスカレーナは軽く首を傾げて相槌をうつ。
「なあに?小夜丸ちゃん」
「も、やへて……」
 『もうやめて』確かに小夜丸はそう言った。しかし、その表情は蕩けたままで、明らかに行為の続きを期待している表情だった。マスカレーナはそんな小夜丸に体を快感にぶるりと震わせると、彼女の耳に口を寄せて囁く。
「まだだよ。もっとぐずぐずにしてあげるからね」
「い゛あ゛っっ」
 『嫌』と小夜丸は言ったつもりでも、その顔は感極まっていて、口角が吊り上がっていってしまっていた。今まではペニスバンドをやわやわと締め付けていた膣も、ぐねぐねと動き始めていて、その動きはマスカレーナにも伝わってしまうほどだった。
「か、可愛すぎでしょ……。さ、力を抜いて」
「あ゛……いぃぃ……」
 辛抱できないといった様子のマスカレーナの指示に、彼女から与えられる快楽の虜になっている小夜丸は子供のように従ってしまうのだった。



 次の日の朝、小夜丸はベッドでゾンビのようにぐったりとしてしていた。
「腰の感覚がないよぉ」
 うつ伏せで、枕に顔を押しつけながら涙声でそんなことを言っている小夜丸の横で、マスカレーナはやけにつやつやとした表情で彼女の体の上に圧し掛かる。そして、お尻のちょうど上、仙骨のあたりをさすりながら口を開く。
「今度は仙骨マッサージもしようね」
「んひぃっ!」
 すると、昨日今日で体中が敏感になっていた小夜丸は、簡単に喘ぎ声をあげ、ぷるぷると震えてしまう。しかも全身からメスの匂いを沸き立たせながら両足を無意識に開き、その根元にある秘部からは愛液をとろりと吐き出してしまう。
「…………やっぱ、今からするね」
 明らかに誘っているそんな仕草に、マスカレーナ表情をすっとなくし、昨日散々使ったペニスバンドをまた装着するのだった。
「ひぇ〜!お助け〜!」
 逃げようとする小夜丸だったが、上に圧し掛かられていては逃げることも敵わず、じっくりねっとりと仙骨マッサージをマスカレーナにされてしまうのだった。

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