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[[一般通過きのこマンの小説]]
前編リンク
[[捕食交雑(プレデター・クロスブリード) アトラの蟲惑魔編]]
「まずいね、これは……」
「ごめんねジーナ……。セラが逃げ遅れたせいだよね」
「大丈夫だよ。セラ」
二体の疑似餌が、捕食植物によって拘束されている。
小柄で細身でありながら扇状的な色香を放っているのは、ジーナの蟲惑魔だ。
頼れる姉のような気丈さでセラを励ますが、スキッド・ドロセーラにその四肢を拘束された姿では、言葉に説得力がない。
もう一体は、庇護欲を誘う愛らしさを持った、セラの蟲惑魔だ。
今にも泣き出しそうな表情のまま、その矮躯にサンデウ・キンジーがのしかかっている。
近縁種との間での交配によって新種が誕生するのは、生物社会ではよくある出来事だ。
セラの蟲惑魔もジーナの蟲惑魔も、モウセンゴケ科としての特徴を備えている。
そしてスキッド・ドロセーラもサンデウ・キンジーも、モウセンゴケから発展した捕食植物だ。
であれば、この交雑はある意味必然といえる。
「くぅっ……❤️」
伴侶にするような優しい手つきで、スキッド・ドロセーラの触手がジーナの皮膚を撫でる。
触手に付いた粘着質の液体すら、ジーナには心地よく感じてしまう。
(耐えないとっ……❤️)
目の前のセラを助けられる、その隙を見つけるためにも。
しかし覚悟とは裏腹に、あまりにも的確な触腕の動きに意識が苛まれていく。
「ひぃん……❤️はあっ……❤️」
「あうっ……❤️こわいよぉ……っ❤️」
もはや喘ぎを抑えることはできない。
セラもまたキンジーの寵愛を受けているのか、怯えながらもジーナと共に悦びの二重奏を奏でていた。
「……ああっ!❤️そこはっ……!❤️」
スカートを捲り上げ、花園への道が開かれる。
ムジナモの生殖域に相応しく、そこは湿潤に満ちていた。
「……っ❤️ぃっ……❤️」
濡れそぼった秘裂に、極細の触手が侵入していく。
焦らすように奥へと進むそれはやがて最奥まで達し……雌花の入り口へと辿り着いた。
「ま……まさかっ……❤️あぁんっ……❤️」
触手はその細さを活かし、子宮へと侵入する。
くちゅり……。つぷっ……。
胎内でだけ反響する僅かな音を立てながら……その胎盤・卵巣・子宮膣を作り替えていく。
「ひゃうっ!❤️ひぃん!❤️……つ、つぎはなにをっ❤️」
今なお続く膣改造の最中、同様に細い触手が現れる。
未だ愛撫の続く、薄くも美しい起伏のある乳房に接近し……その頂点へと、挿入された。
「あひゃぁんっ❤️そ、そこぉ……❤️いれるとこじゃっ……❤️」
乳首に挿入された触手は最奥に達し、脈動を始める。
とぷ……とぷ……とゆっくり吐き出される、粘性の液体。
その行為に恐怖を感じるが、その感情も虚しく快感として受容される。
「ひゃうっ❤️クリも……なんてぇ……❤️」
乳首だけでなく、クリトリスの尿道にも触手が侵入する。
同様に液体を注がれ、膀胱が満たされていく。
「……っ❤️ぃっ……❤️ぁ……っ❤️」
いくら意固地に堪えようとも、歓喜を抑えられない。
性器だけではなく、全身を愛でるように撫でられているのだから。
腋。臍。太腿。足裏。
全てを愛おしむかのような触手の攻めは、まるで伴侶への口付けのように優しかった。
「い……ぃく……❤️❤️❤️……ぁぁ……っ❤️❤️❤️」
ぷしゅっ❤️❤️❤️ぷしゃっ❤️❤️❤️
声を堪えながらも、激しい飛沫をあげてしまう。
深く深く絶頂する躰から、本能的に悟ってしまう。
雌花として、膣内が仕上がっているということを。
ぴゅっ❤️❤️❤️ぴゅるるるるっ❤️❤️❤️ぴゅるっ❤️❤️❤️ぴゅるるるるっ❤️❤️❤️
乳房に注入された液体の影響か、乳首から母乳が溢れてくる。
樹液のような甘い香りを放つそれは、ドロセーラの興奮を煽るだけでなく、ジーナ自身をも昂らせてしまう。
「せ……せらは……っ」
それでもなお、気丈に妹分を心配するジーナ。
だが視線をセラへ向けてしまったことを、後悔することになる。
「あひぃいいいいっ❤️❤️❤️らめぇっ❤️❤️❤️いいっ❤️❤️❤️んおおおぉっ❤️❤️❤️」
そこには意味をなさない鳴き声で呻く、セラの姿。
しかしそこには、ジーナの記憶にあった彼女の面影はない。
キンジーの種付けが膨大だったためか、胎は妊婦のように膨らみ。
無垢な少女を思わせる平坦な胸は、シトリス以上に淫靡で大きく肥大化し。
そして何より。
その表情は今まで見たことないほど、悦楽に嗤っていた。
「ぁ……ああ……」
ジーナの顔が、絶望に強張る。
妹分が壊されてしまったという失意すら、もはや存在しない。
彼女の心に残っているのは、自分が今まさにああなってしまうという、恐怖だけだった。
「やだぁ!はなして!はなしてぇ!」
必死に抵抗するも、ドロセーラの拘束は緩まない。
むしろ宥めようと、頭を撫でる始末だ。
そこから感じる愛おしさすら、ジーナにとっては怖くて仕方がなかった。
「んひぃっ❤️❤️❤️は、はいってるっ!?❤️❤️❤️」
愛撫ももう十分だと判断したのか、雄蕊が雌蕊に挨拶を交わす。
「あぁん❤️❤️❤️やらぁっ❤️❤️❤️らめぇっ❤️❤️❤️」
すっかり熟成させられた雌は、雄を悦んで受け入れてしまう。
連続したピストンを繰り返され、その度に歓喜に震える。
そして、凶悪な一突きがジーナの花園を貫く。
「んぼおおおおおっ!?❤️❤️❤️んお゛っっっっ!?❤️❤️❤️」
雄花が、今まで以上に深く突き刺さる。
子宮口を貫き、その奥にある卵巣へと雄蕊を叩きつける。
卵巣がすり潰されるような苦痛だというのに、ジーナの膣は喜んで迎え入れている。
「んお゛っ❤️❤️❤️お゛お゛っ❤️❤️❤️」
あまりの快楽の濁流に、言葉を紡げない。
それでも必死に正気を保とうとしているが、更なる攻めが始まる。
「あびゃっ!?❤️❤️❤️んびっ❤️❤️❤️」
乳首の先端に、触手が食いつく。
かぶり付いた先端部だけ透明になったその器官は、やらしく蠕動を始めた。
ぴゅるるるるっ❤️❤️❤️ぴゅるるるるっ❤️❤️❤️
搾乳。
ただでさえ膣に暴力的な快感を叩き込まれているのに、新たな刺激に脳を灼かれる。
「んむ゛っ!?❤️❤️❤️んんっ❤️❤️❤️……ごくっ❤️……ごくっ❤️」
それだけでは終わらない。
ジーナの可愛らしい口に、似つかわしくない極太がぶち込まれる。
そこからは一定間隔で、甘い甘い樹液が溢れている。
それがジーナ自身の母乳だと、気づくのに時間はかからなかった。
「んぐっ❤️❤️❤️んぐっ❤️❤️んんっ!?❤️❤️❤️ん゛ん゛っ❤️❤️❤️」
受けている全ての刺激が膨大だった。
このままでは許容量オーバーになってしまう。
受け止めるためには、嚥下するしかない。
流されるがままに刺激を受け入れ、受容し、押し流され。
そして一際、大きく爆発した。
ドビュルルルルルっ❤️❤️❤️ビュボボボボボボッ❤️❤️❤️ブボボボボボッ❤️❤️❤️
「んんんっー!?❤️❤️❤️ん゛っ❤️❤️❤️んぐっ❤️❤️❤️」
膨大な花粉が、ジーナの雌蕊に殺到する。
一撃で孕んでしまいそうな量だが、モノともせずジーナの膣は咀嚼してしまう。
まるでその様は、捕食植物さながらの貪欲さのようだった。
吐精が終わると、ジーナの躰に変化が現れる。
お腹や太腿に、黒い紋様が刻まれた。
それは彼女の艶かしさをより際立たせるように、淫靡な印象を携えていた。
ジーナは震えていた。
それが恐怖なのか、快感なのか。
それすら判別できないほど、彼女は憔悴しきっていた。
「あはっ❤️ジーナもたのしんでるねっ❤️」
天真爛漫な声でジーナに声をかけるのは、セラ。
あどけなさは消え去り、淫らに作り替えられた。
そのお腹は臨月のように膨らんでいて。
はち切れんばかりに大きくなった乳房から、母乳を垂れ流しながら近づいてきた。
「せら……?」
ジーナは仲間の呼びかけに、虚ろに反応する。
「むーっ。違うでしょジーナっ」
「……?」
「セラの方がほんの少しだけ早く捕食植物さんに取り込んでもらえたんだからっ❤️
だから今日から、セラがおねえさんっ❤️」
「せら……おねぇちゃん?」
自我が壊れかけのジーナは、何の疑問もなく、セラの無邪気な理屈を受け入れていく。
「んちゅっ……❤️んむっ……❤️ジーナのおっぱい、おいしいっ❤️」
「んんっ……❤️んっ……❤️んっ……❤️おねぇちゃんのこそっ……❤️おいしいっ……❤️」
自然と二人は、お互いの母乳を交換し合う。
味を堪能したあとは、口に相手の母乳を溜め込み……。
「「ちゅっ……❤️んんっ……❤️」」
口付けを交わして、攪拌する。
何の疑問もなく、二人はテイスティングした母乳を、舌技でお互いに嚥下しあった。
「それじゃあジーナっ❤️セラといっしょに、接ぎ木しよっか❤️」
「つぎき……?なにそれ、おねぇちゃん?」
こてんと可愛らしく首を傾げながら、ジーナは『姉』へと語りかける。
「接ぎ木をするとね、セラたちはみーんな一つになれるの。
そうすれば全部いっしょに味わえるの。
食べ物も。気持ちよさも❤️ぜーんぶ❤️」
「ぜんぶ……いっしょ……❤️」
しゅるり、と一本の触手が垂れてくる。
それらは二股に分離し、セラとジーナの姉妹のお腹……正確には臍へと狙いを定めた。
「ジーナも一つになろう?そうすればこわいもくるしいも、みーんななくなって。
ずーっとずーっと……❤️きもちよくなれるんだよっ?❤️」
「うんっ❤️なるっ❤️ぼくのことっ❤️捕食植物のみんなとっ❤️おねぇちゃんとっ……❤️」
一秒だけ、言葉に詰まる。
それ以上はいけない。
理性が否を出す。
しかし、それを受け入れようとは思わなかった。
押し寄せる快楽を我慢するのは、ただ孤独だ。
そんなの耐えられない。
それならいっそ、みんなと一緒の方が……良いに決まっている。
「ずっと……ずぅっと❤️ひとつにしてくださいっ❤️」
ずぷり、と返答の代わりに臍への挿入が始まった。
「あっ?❤️❤️❤️あーっ?❤️❤️❤️」
「ジーナっ?❤️❤️❤️これジーナっ?❤️❤️❤️」
接続されたジーナとセラの、双方の感覚が流れ込む。
先程までお互いがドロセーラやキンジーから受けた寵愛が、記憶として流入してくる。
そして当然ながら、その快感も。
「あひゃあああっ❤️❤️❤️あひひひっ❤️❤️❤️」
「お゛お゛っ❤️❤️❤️あ゛あ゛っ❤️❤️❤️」
絶え間なく流れ続ける姉妹の記憶。
それを整理するように、耳へと触手が挿入される。
触手は脳へと達し、混濁しそうな二人の覚醒させる。
ぐちゅり❤️ぐちゅり❤️
触手は脳を破壊せず、むしろ保全するために動き回っていた。
もっとも、そこから齎される快感はあまりにも膨大なのだが。
「あっ……❤️キンジーさんも、ぼくと一つになりたいんだっ……❤️」
「もうっ……❤️ドロセーラも❤️セラになりたいんだねっ❤️」
先程までまぐわっていた相手が、今度は姉妹入れ替わって交尾を求めている。
「「いいよっ……❤️きてっ……❤️」」
混じり合う意識の中で、二人はシンクロするように答えた。
「んひぃいいいいっ❤️❤️❤️あひっっっっ❤️❤️」
挿入された、はずだった。
いや。間違いなくされている。
しかしジーナは、奇妙な感覚にただ悶えていた。
キンジーの雄花に、激しく攻められている。
これはいい。
だが同時に、ジーナの秘裂をも堪能していた。
それだけではない。
自分の逸物で、姉が悦んでくれている。
ドロセーラの逸物が、こんなに気持ち良いなんて。
自分が雄蕊か。雌蕊か。
姉か。妹か。
快感が混ざりすぎて、訳が分からない。
脳の攪拌によって、かろうじて自分がジーナだという自覚はあるけれど。
それでも、全てが溶け合うようなこの心地は……まさしく極楽だった。
「「ひゃあっ❤️❤️❤️ひぃん❤️❤️ああっ❤️❤️❤️」」
もはや何もかも、どうでもいい。
ただただ一つに。
一つに。
溶け合うことさえできれば。
ビュルルルルルルルルルっ❤️❤️❤️ドビュルルルルルっ❤️❤️❤️ビュボボボボボボッ❤️❤️❤️
吐精し、吐精され。
孕み、孕まされ。
自他の区別も曖昧なまま、ただ捕食しあい繁殖するその様は、まさに自家受粉さながらだった。
「ねぇジーナっ!次のお出かけ予定、聞いたっ?」
「うん、おねぇちゃん。シトリスから聞いたよっ」
数ヶ月後、姉妹は話していた。
その様子はまるで、普通の少女たちが仲睦まじげに話しているようにも見える。
その後ろで繰り広げられている、凌辱劇にさえ目を瞑れば。
「お゛お゛っ❤️❤️❤️すたぺりあさまぁ゛っ❤️❤️❤️あとらに❤️❤️❤️はらみじる❤️❤️❤️おめぐみくだざいっ❤️❤️❤️」
「とりふぃおざまっ❤️❤️❤️とりふぃおさま゛っ❤️❤️❤️このあわれな❤️❤️❤️あてぃぷすを❤️❤️❤️はらみぶくろにじてぐださいっ❤️❤️❤️」
蜘蛛の姉妹が、巨龍の捕食植物に貪られている。
昆虫の蟲惑魔は、ただの鉢植えに。
これが捕食蟲惑魔の森における、生態系のルールだ。
「次は東にある、蕾禍の里だって!」
「その次は六花の園らしいね。
楽しみだなぁ……。おねぇちゃんと、新しいモノ食べるのっ!」
植物の蟲惑魔は、捕食植物と混ざり合い捕食蟲惑魔となり。
更なる進化を求めて、森の外へと侵略を。
「それでね。セラたち、しばらく暇になるんだって」
モジモジと、セラだけでなく、モウセンゴケたちが蠢く。
「遠慮しなくていいよ……。ぼくももちろん、我慢できないんだからっ」
たくしあげたジーナのそこは、濡れそぼっている。
姉がシたいと言うなら、自分もシたいのは当たり前。
何故なら自分たちは、一つの存在なのだから。
「「んんっ……❤️だいすきっ❤️」」
唇を重ねると、二人は捕食されるかのように、蔦の茂みへと呑まれていった。
前編リンク
[[捕食交雑(プレデター・クロスブリード) アトラの蟲惑魔編]]
「まずいね、これは……」
「ごめんねジーナ……。セラが逃げ遅れたせいだよね」
「大丈夫だよ。セラ」
二体の疑似餌が、捕食植物によって拘束されている。
小柄で細身でありながら扇状的な色香を放っているのは、ジーナの蟲惑魔だ。
頼れる姉のような気丈さでセラを励ますが、スキッド・ドロセーラにその四肢を拘束された姿では、言葉に説得力がない。
もう一体は、庇護欲を誘う愛らしさを持った、セラの蟲惑魔だ。
今にも泣き出しそうな表情のまま、その矮躯にサンデウ・キンジーがのしかかっている。
近縁種との間での交配によって新種が誕生するのは、生物社会ではよくある出来事だ。
セラの蟲惑魔もジーナの蟲惑魔も、モウセンゴケ科としての特徴を備えている。
そしてスキッド・ドロセーラもサンデウ・キンジーも、モウセンゴケから発展した捕食植物だ。
であれば、この交雑はある意味必然といえる。
「くぅっ……❤️」
伴侶にするような優しい手つきで、スキッド・ドロセーラの触手がジーナの皮膚を撫でる。
触手に付いた粘着質の液体すら、ジーナには心地よく感じてしまう。
(耐えないとっ……❤️)
目の前のセラを助けられる、その隙を見つけるためにも。
しかし覚悟とは裏腹に、あまりにも的確な触腕の動きに意識が苛まれていく。
「ひぃん……❤️はあっ……❤️」
「あうっ……❤️こわいよぉ……っ❤️」
もはや喘ぎを抑えることはできない。
セラもまたキンジーの寵愛を受けているのか、怯えながらもジーナと共に悦びの二重奏を奏でていた。
「……ああっ!❤️そこはっ……!❤️」
スカートを捲り上げ、花園への道が開かれる。
ムジナモの生殖域に相応しく、そこは湿潤に満ちていた。
「……っ❤️ぃっ……❤️」
濡れそぼった秘裂に、極細の触手が侵入していく。
焦らすように奥へと進むそれはやがて最奥まで達し……雌花の入り口へと辿り着いた。
「ま……まさかっ……❤️あぁんっ……❤️」
触手はその細さを活かし、子宮へと侵入する。
くちゅり……。つぷっ……。
胎内でだけ反響する僅かな音を立てながら……その胎盤・卵巣・子宮膣を作り替えていく。
「ひゃうっ!❤️ひぃん!❤️……つ、つぎはなにをっ❤️」
今なお続く膣改造の最中、同様に細い触手が現れる。
未だ愛撫の続く、薄くも美しい起伏のある乳房に接近し……その頂点へと、挿入された。
「あひゃぁんっ❤️そ、そこぉ……❤️いれるとこじゃっ……❤️」
乳首に挿入された触手は最奥に達し、脈動を始める。
とぷ……とぷ……とゆっくり吐き出される、粘性の液体。
その行為に恐怖を感じるが、その感情も虚しく快感として受容される。
「ひゃうっ❤️クリも……なんてぇ……❤️」
乳首だけでなく、クリトリスの尿道にも触手が侵入する。
同様に液体を注がれ、膀胱が満たされていく。
「……っ❤️ぃっ……❤️ぁ……っ❤️」
いくら意固地に堪えようとも、歓喜を抑えられない。
性器だけではなく、全身を愛でるように撫でられているのだから。
腋。臍。太腿。足裏。
全てを愛おしむかのような触手の攻めは、まるで伴侶への口付けのように優しかった。
「い……ぃく……❤️❤️❤️……ぁぁ……っ❤️❤️❤️」
ぷしゅっ❤️❤️❤️ぷしゃっ❤️❤️❤️
声を堪えながらも、激しい飛沫をあげてしまう。
深く深く絶頂する躰から、本能的に悟ってしまう。
雌花として、膣内が仕上がっているということを。
ぴゅっ❤️❤️❤️ぴゅるるるるっ❤️❤️❤️ぴゅるっ❤️❤️❤️ぴゅるるるるっ❤️❤️❤️
乳房に注入された液体の影響か、乳首から母乳が溢れてくる。
樹液のような甘い香りを放つそれは、ドロセーラの興奮を煽るだけでなく、ジーナ自身をも昂らせてしまう。
「せ……せらは……っ」
それでもなお、気丈に妹分を心配するジーナ。
だが視線をセラへ向けてしまったことを、後悔することになる。
「あひぃいいいいっ❤️❤️❤️らめぇっ❤️❤️❤️いいっ❤️❤️❤️んおおおぉっ❤️❤️❤️」
そこには意味をなさない鳴き声で呻く、セラの姿。
しかしそこには、ジーナの記憶にあった彼女の面影はない。
キンジーの種付けが膨大だったためか、胎は妊婦のように膨らみ。
無垢な少女を思わせる平坦な胸は、シトリス以上に淫靡で大きく肥大化し。
そして何より。
その表情は今まで見たことないほど、悦楽に嗤っていた。
「ぁ……ああ……」
ジーナの顔が、絶望に強張る。
妹分が壊されてしまったという失意すら、もはや存在しない。
彼女の心に残っているのは、自分が今まさにああなってしまうという、恐怖だけだった。
「やだぁ!はなして!はなしてぇ!」
必死に抵抗するも、ドロセーラの拘束は緩まない。
むしろ宥めようと、頭を撫でる始末だ。
そこから感じる愛おしさすら、ジーナにとっては怖くて仕方がなかった。
「んひぃっ❤️❤️❤️は、はいってるっ!?❤️❤️❤️」
愛撫ももう十分だと判断したのか、雄蕊が雌蕊に挨拶を交わす。
「あぁん❤️❤️❤️やらぁっ❤️❤️❤️らめぇっ❤️❤️❤️」
すっかり熟成させられた雌は、雄を悦んで受け入れてしまう。
連続したピストンを繰り返され、その度に歓喜に震える。
そして、凶悪な一突きがジーナの花園を貫く。
「んぼおおおおおっ!?❤️❤️❤️んお゛っっっっ!?❤️❤️❤️」
雄花が、今まで以上に深く突き刺さる。
子宮口を貫き、その奥にある卵巣へと雄蕊を叩きつける。
卵巣がすり潰されるような苦痛だというのに、ジーナの膣は喜んで迎え入れている。
「んお゛っ❤️❤️❤️お゛お゛っ❤️❤️❤️」
あまりの快楽の濁流に、言葉を紡げない。
それでも必死に正気を保とうとしているが、更なる攻めが始まる。
「あびゃっ!?❤️❤️❤️んびっ❤️❤️❤️」
乳首の先端に、触手が食いつく。
かぶり付いた先端部だけ透明になったその器官は、やらしく蠕動を始めた。
ぴゅるるるるっ❤️❤️❤️ぴゅるるるるっ❤️❤️❤️
搾乳。
ただでさえ膣に暴力的な快感を叩き込まれているのに、新たな刺激に脳を灼かれる。
「んむ゛っ!?❤️❤️❤️んんっ❤️❤️❤️……ごくっ❤️……ごくっ❤️」
それだけでは終わらない。
ジーナの可愛らしい口に、似つかわしくない極太がぶち込まれる。
そこからは一定間隔で、甘い甘い樹液が溢れている。
それがジーナ自身の母乳だと、気づくのに時間はかからなかった。
「んぐっ❤️❤️❤️んぐっ❤️❤️んんっ!?❤️❤️❤️ん゛ん゛っ❤️❤️❤️」
受けている全ての刺激が膨大だった。
このままでは許容量オーバーになってしまう。
受け止めるためには、嚥下するしかない。
流されるがままに刺激を受け入れ、受容し、押し流され。
そして一際、大きく爆発した。
ドビュルルルルルっ❤️❤️❤️ビュボボボボボボッ❤️❤️❤️ブボボボボボッ❤️❤️❤️
「んんんっー!?❤️❤️❤️ん゛っ❤️❤️❤️んぐっ❤️❤️❤️」
膨大な花粉が、ジーナの雌蕊に殺到する。
一撃で孕んでしまいそうな量だが、モノともせずジーナの膣は咀嚼してしまう。
まるでその様は、捕食植物さながらの貪欲さのようだった。
吐精が終わると、ジーナの躰に変化が現れる。
お腹や太腿に、黒い紋様が刻まれた。
それは彼女の艶かしさをより際立たせるように、淫靡な印象を携えていた。
ジーナは震えていた。
それが恐怖なのか、快感なのか。
それすら判別できないほど、彼女は憔悴しきっていた。
「あはっ❤️ジーナもたのしんでるねっ❤️」
天真爛漫な声でジーナに声をかけるのは、セラ。
あどけなさは消え去り、淫らに作り替えられた。
そのお腹は臨月のように膨らんでいて。
はち切れんばかりに大きくなった乳房から、母乳を垂れ流しながら近づいてきた。
「せら……?」
ジーナは仲間の呼びかけに、虚ろに反応する。
「むーっ。違うでしょジーナっ」
「……?」
「セラの方がほんの少しだけ早く捕食植物さんに取り込んでもらえたんだからっ❤️
だから今日から、セラがおねえさんっ❤️」
「せら……おねぇちゃん?」
自我が壊れかけのジーナは、何の疑問もなく、セラの無邪気な理屈を受け入れていく。
「んちゅっ……❤️んむっ……❤️ジーナのおっぱい、おいしいっ❤️」
「んんっ……❤️んっ……❤️んっ……❤️おねぇちゃんのこそっ……❤️おいしいっ……❤️」
自然と二人は、お互いの母乳を交換し合う。
味を堪能したあとは、口に相手の母乳を溜め込み……。
「「ちゅっ……❤️んんっ……❤️」」
口付けを交わして、攪拌する。
何の疑問もなく、二人はテイスティングした母乳を、舌技でお互いに嚥下しあった。
「それじゃあジーナっ❤️セラといっしょに、接ぎ木しよっか❤️」
「つぎき……?なにそれ、おねぇちゃん?」
こてんと可愛らしく首を傾げながら、ジーナは『姉』へと語りかける。
「接ぎ木をするとね、セラたちはみーんな一つになれるの。
そうすれば全部いっしょに味わえるの。
食べ物も。気持ちよさも❤️ぜーんぶ❤️」
「ぜんぶ……いっしょ……❤️」
しゅるり、と一本の触手が垂れてくる。
それらは二股に分離し、セラとジーナの姉妹のお腹……正確には臍へと狙いを定めた。
「ジーナも一つになろう?そうすればこわいもくるしいも、みーんななくなって。
ずーっとずーっと……❤️きもちよくなれるんだよっ?❤️」
「うんっ❤️なるっ❤️ぼくのことっ❤️捕食植物のみんなとっ❤️おねぇちゃんとっ……❤️」
一秒だけ、言葉に詰まる。
それ以上はいけない。
理性が否を出す。
しかし、それを受け入れようとは思わなかった。
押し寄せる快楽を我慢するのは、ただ孤独だ。
そんなの耐えられない。
それならいっそ、みんなと一緒の方が……良いに決まっている。
「ずっと……ずぅっと❤️ひとつにしてくださいっ❤️」
ずぷり、と返答の代わりに臍への挿入が始まった。
「あっ?❤️❤️❤️あーっ?❤️❤️❤️」
「ジーナっ?❤️❤️❤️これジーナっ?❤️❤️❤️」
接続されたジーナとセラの、双方の感覚が流れ込む。
先程までお互いがドロセーラやキンジーから受けた寵愛が、記憶として流入してくる。
そして当然ながら、その快感も。
「あひゃあああっ❤️❤️❤️あひひひっ❤️❤️❤️」
「お゛お゛っ❤️❤️❤️あ゛あ゛っ❤️❤️❤️」
絶え間なく流れ続ける姉妹の記憶。
それを整理するように、耳へと触手が挿入される。
触手は脳へと達し、混濁しそうな二人の覚醒させる。
ぐちゅり❤️ぐちゅり❤️
触手は脳を破壊せず、むしろ保全するために動き回っていた。
もっとも、そこから齎される快感はあまりにも膨大なのだが。
「あっ……❤️キンジーさんも、ぼくと一つになりたいんだっ……❤️」
「もうっ……❤️ドロセーラも❤️セラになりたいんだねっ❤️」
先程までまぐわっていた相手が、今度は姉妹入れ替わって交尾を求めている。
「「いいよっ……❤️きてっ……❤️」」
混じり合う意識の中で、二人はシンクロするように答えた。
「んひぃいいいいっ❤️❤️❤️あひっっっっ❤️❤️」
挿入された、はずだった。
いや。間違いなくされている。
しかしジーナは、奇妙な感覚にただ悶えていた。
キンジーの雄花に、激しく攻められている。
これはいい。
だが同時に、ジーナの秘裂をも堪能していた。
それだけではない。
自分の逸物で、姉が悦んでくれている。
ドロセーラの逸物が、こんなに気持ち良いなんて。
自分が雄蕊か。雌蕊か。
姉か。妹か。
快感が混ざりすぎて、訳が分からない。
脳の攪拌によって、かろうじて自分がジーナだという自覚はあるけれど。
それでも、全てが溶け合うようなこの心地は……まさしく極楽だった。
「「ひゃあっ❤️❤️❤️ひぃん❤️❤️ああっ❤️❤️❤️」」
もはや何もかも、どうでもいい。
ただただ一つに。
一つに。
溶け合うことさえできれば。
ビュルルルルルルルルルっ❤️❤️❤️ドビュルルルルルっ❤️❤️❤️ビュボボボボボボッ❤️❤️❤️
吐精し、吐精され。
孕み、孕まされ。
自他の区別も曖昧なまま、ただ捕食しあい繁殖するその様は、まさに自家受粉さながらだった。
「ねぇジーナっ!次のお出かけ予定、聞いたっ?」
「うん、おねぇちゃん。シトリスから聞いたよっ」
数ヶ月後、姉妹は話していた。
その様子はまるで、普通の少女たちが仲睦まじげに話しているようにも見える。
その後ろで繰り広げられている、凌辱劇にさえ目を瞑れば。
「お゛お゛っ❤️❤️❤️すたぺりあさまぁ゛っ❤️❤️❤️あとらに❤️❤️❤️はらみじる❤️❤️❤️おめぐみくだざいっ❤️❤️❤️」
「とりふぃおざまっ❤️❤️❤️とりふぃおさま゛っ❤️❤️❤️このあわれな❤️❤️❤️あてぃぷすを❤️❤️❤️はらみぶくろにじてぐださいっ❤️❤️❤️」
蜘蛛の姉妹が、巨龍の捕食植物に貪られている。
昆虫の蟲惑魔は、ただの鉢植えに。
これが捕食蟲惑魔の森における、生態系のルールだ。
「次は東にある、蕾禍の里だって!」
「その次は六花の園らしいね。
楽しみだなぁ……。おねぇちゃんと、新しいモノ食べるのっ!」
植物の蟲惑魔は、捕食植物と混ざり合い捕食蟲惑魔となり。
更なる進化を求めて、森の外へと侵略を。
「それでね。セラたち、しばらく暇になるんだって」
モジモジと、セラだけでなく、モウセンゴケたちが蠢く。
「遠慮しなくていいよ……。ぼくももちろん、我慢できないんだからっ」
たくしあげたジーナのそこは、濡れそぼっている。
姉がシたいと言うなら、自分もシたいのは当たり前。
何故なら自分たちは、一つの存在なのだから。
「「んんっ……❤️だいすきっ❤️」」
唇を重ねると、二人は捕食されるかのように、蔦の茂みへと呑まれていった。