2011年3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震。負けるな☆ニッポン!ガッツだ☆日本!!

身近なもので飲み水を作る〜その1〜

家屋の倒壊で保存していた飲み水が使えない。出先で災害に見舞われてしまった。
いつどこで災害に見舞われるか誰にも予測がつきません。
いざという時に備えて、身近なもので飲み水を作る方法を覚えておきましょう。

【身近なもので飲み水を作る】
ライフラインが絶たれた状況で水を確保するのは容易な事ではありません。
しかし、飲み水さえ確保できれば、ライフラインが復旧するまでの間、多くの不便生活が緩和されます。子供から大人、お年寄りまで、いざという時に備えて、身近なものを飲み水に変える知恵と方法を身につけておきたいですね。
自分がその状況に遭遇してしまったものとして、可能と思われる飲み水の作り方をぜひ、今のうちに覚えておきましょう。

【晴れた日の朝/朝露で飲み水を集める】
晴れた日の早朝であれば草についた朝露を集めましょう。
集め方としては、ひざ下に、きれいな、または汚れの少ない布(水を吸収しやすい物)を巻き付け歩き回ります。朝露に濡れた草むらを歩き回ることで布に染みこんだ水を絞り、容器に入れていきます。
大人であればおよそ30分で500ml程度の水が溜まります。
しかし、実際の場合は、怪我や病気、空腹なども予想されますので体力消耗の度合いをみて動くことが必要です。

【雨の日/雨水で飲み水を集める】
雨水は一度、地面に触れてしまうと浄化しなくてはなりません。このため雨水を集める際は、地面に触れないようバケツ、鍋、洗面器など受け口が広く深い道具を使うと良いでしょう。
また、テント、ビニルシートなどがあれば四方を木や壁にくくり、たるみを持たせて真ん中に水がたまるようにすれば一度に大量の水が集められトイレ用の水なども確保できます。更に、雨上がりであれば木の葉や枝の雫を揺すってシートに落とすと早く大量の水を確保でき、体力の消耗も少なくて済みます。

身近なもので飲み水を作る〜その2〜

家屋の倒壊で保存していた飲み水が使えない。また、出先で災害に見舞われてしまった。
いつどこで災害に見舞われるか誰にも予測がつきません。
いざという時に備えて、身近なもので飲み水を作る方法を覚えておきましょう。

【雨水、泥水、濁水から飲料水を作る】
ペットボトル、小石、炭(焚き火かす)、砂、ガーゼがあれば、一度地面についた雨水や泥水、濁水からも飲料水を作ることができます。
まず、ペットボトルの底を切り取り注ぎ口が下向きとなるように逆さまにします。次に、小石、炭、砂、ガーゼの順にペットボトルに詰めキャップに小さな穴を開け、雨水や泥水、濁水を入れます。
ガーゼがない場合は薄い布(毛糸、バンダナなでも可)キャップが無い場合はティッシュを代用してもできます。溜まった水は10分ほど煮沸すると雑菌も死んで、飲用水になります。

【雪を飲み水にする】
雪は飲料水をつくる上で一番、簡単といえるかもしれません。
ボールや鍋に雪の塊を入れ、湧きあげると飲料水のできあがりです。湧かす時は、蒸発して湯気にするともったいないですので蓋(無い場合はアルミ箔などあれば利用し蓋にして)をして、煮沸しましょう。
また、雪があるという事は、当然ながら寒さも厳しいですので、煮沸する際のマッチやライター、火をおこす貴重な材料を使い切ってしまうことの無いよう気をつけて行いましょう。

【日頃から飲料水の作り方を学びましょう】
ライフラインが断たれたとき、困るのが食料よりまず、水とトイレと言われます。
日頃から避難用具、防災用具を準備しておいてもいつ、どこで災害に見舞われるかわかりません。
学校、職場、あらゆる場所で起こり得るのです。どんな状況の時であっても、その場にあるもので飲み水を作れるよう、いざという時にパニックを起こさないよう 、日頃から家族や職場で防災意識を高め飲
料水の作り方を繰り返し覚えていくのが非常時にとても役立つ事でしょう。

出展
防災ナビ
http://www.bousainavi.info/

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