Windows上でJWASM(フリーのMASM6互換アセンブラ)と98エミュを使ってのプログラム作成に関するエトセトラ。また、PC-98プログラミング関係の書籍紹介とか自作ソフトの進捗とかも。

構造化アセンブラPASMの製作 MASMをC言語感覚で使うための前処理言語  CQ出版


ループだとかifだとかを表現する簡易言語を作って、MASMを使いやすくしよう!みたいな本です。
アセンブリに/ 命令の形で構文を混ぜてPASMに放り込むとMASMの構文になるので、C言語のような簡易記述が可能になる、というのがその実態。
多少効率が落ちてもC言語より効率がいいということらしいですが、中途半端になりそうな気がします。
とはいえ、アセンブラを使いやすくカスタマイズ、という目の付け所は悪くない気もします。

が、1991年という時代だったから必要性があった本じゃないか、と言えてしまうのが悲しいところ。
MASM6が出るとifとかループといった構造化ディレクティブが実装されて、必要性がなくなっちゃいましたから…。
効率は構造化ディレクティブの方が高いと思われますし…。

なお、無料ソフトのMASM互換アセンブラであるJWASMにも構造化ディレクティブは入ってるので、フリーで環境整備という観点からもほぼ必要ないというこの悲しさ。

以上、今の時代ではもはや不要な技術書、という不憫な一冊としてこの本を紹介してみました。

なお、作者がVECTORでフリーソフトとしてPASMを公開されていらっしゃるようなので、とりあえず実用的か試してみて、使えそうで且つ更に改造を加えたいなら、この本の入手を検討するのがお勧めです。
私は単純にどんな本か興味があったので買ってみた質なのでアレですが。

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