古本屋の100円コーナーにあった92-93年度版ゲーム業界就職読本がある意味面白いと思ったので、適当に紹介します。
大まかな内容は以下の通りです。
�．押璽犇罰Δ領鮖法�必要技能等について
�⇒�名ゲームの製作背景、クリエーターインタビュー
�Ｌ明楝从�とか、就活対策
�ぅ押璽牴饉匸匆�
で、特に受けたのは当然ながら、盛者必衰の理を感じたりする�い覆里任垢�、とりあえずそれは後にして�△砲弔い瞳擇�触れます。
�△離僉璽箸慮�どころは、面白いかは別ですが、クリエーターインタビューのチョイスだと思います。
前座の若手枠はポケモン発売前でクィンティが代表作だった田尻智。
次の中堅枠はドラクエや弟切草などを出して絶頂期を迎えつつあった中村光一。
最後の重鎮枠がゼビウスやドルアーガ等々で歴史を作った遠藤雅伸。
今でも評価の高い超有名クリエーターばかりで、出版のASCIIのセンスの良さが光ります。
なお、このムックは2000年頃まで出ていたようなのですが、この次の年以降にこういうコーナーがあったらその場合の人選はどうだったのだろうかと思うと、俄然他の年のも欲しくなってきます。
まあ通販とかをしてまで入手したいというほどでもないですが。
ちなみにアマゾンには飛び飛びでしかなかったりするので、一式揃えるのは結構大変そうです。
ネタがそんなにある訳でもないので、本題に入りましょう。
この本の(今現在の資料的視点から見た)目玉部分、ゲーム会社紹介でございます。
住所、電話番号、代表者、資本金、従業員数、91年度の年商、代表作、ゲーム以外の事業、求める人材、待遇等々、当時の企業情報、求人情報が簡単に載っております。
91年から92年頃といいますから、時代はファミコンからスーファミへ移り変わろうとし、PCやアーケードもまだまだ元気があったゲーム業界全盛期でございます。
デフレの今とは程遠く、ゲーム一本１万円が普通のご時世でしたし、何より中古ショップが今のようにあちらこちらにある訳でもございません。
ゲームを作れば儲かるものよと有名無名、大小さまざまな会社が乱立しておりました。
その後の時の流れを経て、消え去った会社、生き残った会社、合併した会社等々の、往時を偲ぶことが出来ると思えば。100円の出費は必要経費でございましょう。
適当に例を挙げてみますと。ファミコンの「ペーパーボーイ」が代表作となっております、アルトロンという会社がございますが、当時の社員は5名しかおらず、年商は2億円と載っております。
マイナーメジャーな「ペーパーボーイ」が代表作といいますから、その後がそてもとても、それはとても心配になりますが、こちらの会社、今では社員が40名に増えまして立派に続いているようでございます。
もちろん有名な会社もいくつも載っておりまして、テクノスジャパン、コンパイル、コトブキシステム(ケムコ)なども年商や従業員数がしっかり載っております。
これらの会社が今どうなっておりますかは、このページをご覧の皆様なら言うまでもないでしょう…。
また、アリスソフトが平然と並んでいる上に代表作は案の定闘神都市とランス３だとか、任天堂のその他事業にはやっぱり「トランプ・花札」が一番初めに載っているだとか、採用実績も採用予定もないのに載ってるメーカーがあるだとか、30歳モデル賃金が載っていますけどこの会社あと何年ありましたっけ、だとか、色々な意味で面白い所も多々ございます。
もちろん、ビッグ東海、サン電子、日本物産、スタークラフト、等々の文字列を眺めているだけでも、それはそれは懐かしい心持になれるといったもの。
このことだけでも末端価格100円の価値は十分にございます。
以上、ゲーム業界就職読本の件でございました。
なんて講談調で書いてみましたが、往時をしのぶアイテムとしてはなかなかの一品だと思います。
任天堂とかセガとかSNKとか、ハード事業や別事業を持ってるところはやっぱり年商や人員数が桁違いだったりしますし、PCソフトで大手だと思ってたところが意外と年商が少なかったりしたりとか、会社の数字を見てもなんとなく面白いと思います。
92年当時の代表作がどう見てもクソゲーでヤバイだろとか、そういうツッコミも可能です。
プログラミングに興味のないレトロゲーム好きの方にも(安く入手可能なら)お勧めです。
本当は画像を載せて色々ツッコミをいれたかったですが、著作権の問題があるので控えました。
その辺を無視ってツイッターとかで画像を載せたらレトロゲーム好きで微妙に盛り上がれるんじゃないかと思いました、とＳＮＳをやっていない人間がほざいて今日の締めとします。
ご拝読ありがとうございました。
大まかな内容は以下の通りです。
�．押璽犇罰Δ領鮖法�必要技能等について
�⇒�名ゲームの製作背景、クリエーターインタビュー
�Ｌ明楝从�とか、就活対策
�ぅ押璽牴饉匸匆�
で、特に受けたのは当然ながら、盛者必衰の理を感じたりする�い覆里任垢�、とりあえずそれは後にして�△砲弔い瞳擇�触れます。
�△離僉璽箸慮�どころは、面白いかは別ですが、クリエーターインタビューのチョイスだと思います。
前座の若手枠はポケモン発売前でクィンティが代表作だった田尻智。
次の中堅枠はドラクエや弟切草などを出して絶頂期を迎えつつあった中村光一。
最後の重鎮枠がゼビウスやドルアーガ等々で歴史を作った遠藤雅伸。
今でも評価の高い超有名クリエーターばかりで、出版のASCIIのセンスの良さが光ります。
なお、このムックは2000年頃まで出ていたようなのですが、この次の年以降にこういうコーナーがあったらその場合の人選はどうだったのだろうかと思うと、俄然他の年のも欲しくなってきます。
まあ通販とかをしてまで入手したいというほどでもないですが。
ちなみにアマゾンには飛び飛びでしかなかったりするので、一式揃えるのは結構大変そうです。
ネタがそんなにある訳でもないので、本題に入りましょう。
この本の(今現在の資料的視点から見た)目玉部分、ゲーム会社紹介でございます。
住所、電話番号、代表者、資本金、従業員数、91年度の年商、代表作、ゲーム以外の事業、求める人材、待遇等々、当時の企業情報、求人情報が簡単に載っております。
91年から92年頃といいますから、時代はファミコンからスーファミへ移り変わろうとし、PCやアーケードもまだまだ元気があったゲーム業界全盛期でございます。
デフレの今とは程遠く、ゲーム一本１万円が普通のご時世でしたし、何より中古ショップが今のようにあちらこちらにある訳でもございません。
ゲームを作れば儲かるものよと有名無名、大小さまざまな会社が乱立しておりました。
その後の時の流れを経て、消え去った会社、生き残った会社、合併した会社等々の、往時を偲ぶことが出来ると思えば。100円の出費は必要経費でございましょう。
適当に例を挙げてみますと。ファミコンの「ペーパーボーイ」が代表作となっております、アルトロンという会社がございますが、当時の社員は5名しかおらず、年商は2億円と載っております。
マイナーメジャーな「ペーパーボーイ」が代表作といいますから、その後がそてもとても、それはとても心配になりますが、こちらの会社、今では社員が40名に増えまして立派に続いているようでございます。
もちろん有名な会社もいくつも載っておりまして、テクノスジャパン、コンパイル、コトブキシステム(ケムコ)なども年商や従業員数がしっかり載っております。
これらの会社が今どうなっておりますかは、このページをご覧の皆様なら言うまでもないでしょう…。
また、アリスソフトが平然と並んでいる上に代表作は案の定闘神都市とランス３だとか、任天堂のその他事業にはやっぱり「トランプ・花札」が一番初めに載っているだとか、採用実績も採用予定もないのに載ってるメーカーがあるだとか、30歳モデル賃金が載っていますけどこの会社あと何年ありましたっけ、だとか、色々な意味で面白い所も多々ございます。
もちろん、ビッグ東海、サン電子、日本物産、スタークラフト、等々の文字列を眺めているだけでも、それはそれは懐かしい心持になれるといったもの。
このことだけでも末端価格100円の価値は十分にございます。
以上、ゲーム業界就職読本の件でございました。
なんて講談調で書いてみましたが、往時をしのぶアイテムとしてはなかなかの一品だと思います。
任天堂とかセガとかSNKとか、ハード事業や別事業を持ってるところはやっぱり年商や人員数が桁違いだったりしますし、PCソフトで大手だと思ってたところが意外と年商が少なかったりしたりとか、会社の数字を見てもなんとなく面白いと思います。
92年当時の代表作がどう見てもクソゲーでヤバイだろとか、そういうツッコミも可能です。
プログラミングに興味のないレトロゲーム好きの方にも(安く入手可能なら)お勧めです。
本当は画像を載せて色々ツッコミをいれたかったですが、著作権の問題があるので控えました。
その辺を無視ってツイッターとかで画像を載せたらレトロゲーム好きで微妙に盛り上がれるんじゃないかと思いました、とＳＮＳをやっていない人間がほざいて今日の締めとします。
ご拝読ありがとうございました。
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2023-03-05
2020-09-15