Windows上でJWASM(フリーのMASM6互換アセンブラ)と98エミュを使ってのプログラム作成に関するエトセトラ。また、PC-98プログラミング関係の書籍紹介とか自作ソフトの進捗とかも。

EGCの奇数パリティ書き込み不可について(資料発掘報告)

EGCで偶奇パリティによる挙動が実機では違い、エミュによっても異なることを以前報告しましたが、実機での挙動について古い資料を発掘したので報告します。

結論からいうと、EGC搭載の古い機種(Ceより前?)では奇数番地から書き込みをしても、正常に動作していたようです。
しかし、少なくともCe以降ではEGCの周辺チップが変わり、偶数番地からのみ書き込みとなったようです。

この情報は「CARD BUSTER プログラマ独白記」(同人ゲームCARD BUSTERの付属doc)に記載されていました。
以下、EGCに関する項を引用させていただきます。
〜EGCのバカヤロー〜 CBUSのリメイク時に一つの問題が発生しました。Ce以降の新型のNEC機体で文字のスクロールが暴走するのです。いろいろ検討した結果、EGCの使い方に問題がある事が判明しました。 それまでの、EGC搭載機種では何の問題も無く動作していたのですが、これらの機種では動作しないのです。悩んだ挙げ句、奇数アドレスから書き込みを行うと正常に作動しないという事が判りました。EGCは確かにメーカー非公開の機能ですから、奇数アドレスから書き込み出来ないのは仕様と言えばそれまでですが、今までの機体で正常に動作していたのが、新機種で動作しないのは考え物のような気がします。 ちなみに、動作が異常をきたすのは、EGCまわりがカスタムチップに変更されたCe以降の全ての機種です。もちろん、CBUSの方はそれらの不都合は使用しないように直しているので、問題はありません。


まあ、結局互換性とかを考えると偶数から書き込み安定なわけですが、当時の資料が発掘できたのでとりあえず記事にしてみました。

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