Windows上でJWASM(フリーのMASM6互換アセンブラ)と98エミュを使ってのプログラム作成に関するエトセトラ。また、PC-98プログラミング関係の書籍紹介とか自作ソフトの進捗とかも。

FreeDOS98でCD-ROMにアクセスする方法

PC-98実機でCD-ROMにアクセスするのは割と面倒ですけど、エミュならネットで無料で簡単に揃うもののみでお手軽にできるのが分かったのでとりあえず記事にしてみました。
多分すでに情報としてどこかにあるだろうと思いますが、SNSとかで”出てきたCDをエミュで遊びたい→98のCDにアクセスはMS-DOSなしでは難しい→じゃあ諦めます”の流れを見かけるので、情報拡散として書いときます。

なお、CD-ROMがSCSI扱いで行けるからだと思いますが、T-98Nextでは確認できました。
改造版Np2はCD-ROMがIDE扱いだからなのかなんなのか分かりませんがダメでした。

用意するもの

・必要なもの
FreeDOS98(ttp://bauxite.sakura.ne.jp/software/dos/freedos.htm)から起動フロッピーディスクイメージ
同ページの ※MSCDEX 相当ドライバが別途必要(SHSUCDX が使えます)のリンクからSHSUCDX(適当に最新版を使いました)
Vector等からCD-SDmini
DiscExplorer
T-98NextとCDを使えるようにするモジュール

・あるとベターなもの
FreeDOS98のページの以下の2ファイル
386対応XMSドライバ
EMM386(98) v2.26 (試作):

実行方法

ハードディスクの確保
1.まず、T98にモジュールをいれて、使えるようにする
2.必要な容量のHDイメージを作成(40MBはないと、CDのゲームはインストールできないことがあるので大きめに)
3.起動用FDイメージから立ち上げて、「btnpart」と入力してエンター
4.ハードディスクのデータが表示され、「DA/UAを入力してください」と出るので、データ先頭の2桁の数字を入力
5.以下、Y→エンターでフォーマットが終わります。
システムの転送と、ファイルのコピー
1.一度リセットしてから再度起動用FDから立ち上げ
2.SYS C:と入力してシステムをコピー
3.終了してHDイメージをDiscExplorerで開き、用意したCDSDMINI.SYS(CDSDMINI.98をリネーム)、SHSUCDX.COMをコピー。
4.テキストファイルにCONSIG.SYSと名前を付け、以下の内容で保存
files=20
fcbs=1
lastdrive=D
buffers=10
stacks=0
device=CDSDMINI.SYS /d:CD_101 /I1
dos=high

5.同様にAUTOEXEC.BATを以下の内容で作成
@echo off
shsucdx.com /D:cd_101

6.4,5で作ったファイルもコピー
7.FDイメージを取り出し、HDから起動すればCDが使えます。

インストール可能なものについて

とりあえず手元にあった「ぷよぷよ通」、ネットで公開されている「ツァイメタ女」はインストールが出来ました。
どちらも起動ディスクはMS-DOS前提なので作りませんでしたが、上記のXMSとEMMをconfig.sysで使えるようにしてからHDで立ち上げ、フォルダ移動して立ち上げコマンドを入力すると普通に動きました。
FreeDOSは容量が軽いので、EMSドライバ等を入れておけば、FDから立ち上げる必要はなさそうです。

また、偽典女神転生はインストゥールは可能でしたが、起動ディスクの作成とソフトの動作にMS-DOSのマウスドライバ等が必要になるため、DOSなしで動かすのは(よくて互換ドライバとかを集めたり、下手すると改造しないと)無理だと思います。

今回テストしたコピーするタイプのソフトではCDから直にコピーの方法をとる必要はないかもしれませんが、ファイルにパックされててインストーラで解凍するようなタイプ(そう見ないですけど)だと、今回の方法は有用ではないかと思います。
それでHDイメージにインストールしてしまえばNp2で普通に起動とかもできますので、インストールさえできれば、どっちかのエミュがダメでももう一方で動かせるでしょう。


まあ、この記事を書いた一番大きな理由は、98用のソフトを作っても頒布するときCDのみでも行けるんじゃ、というだけなのですが。(FDが高騰しててもったいない症候群が…)

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