カルチャー>ラジウム・ウラン>医薬品のような何か
主として旧世紀前半にラジウム健康製品が色々出ていたらしい。わりとポピュラーなのがラジウム水をつくるポットやラジウム水そのもの。ラジウムが入ったホメオパシーレメディもあったもよう:
実際のところはホメオパシーではラジウムをレメディのひとつとして位置づけている。今では、放射線を検出可能なレベルのホメオパシーレメディは存在しないと思われるが、当時は、放射線が出ることに意義があると思っていたのかもしれない。
主として旧世紀前半にラジウム健康製品が色々出ていたらしい。わりとポピュラーなのがラジウム水をつくるポットやラジウム水そのもの。ラジウムが入ったホメオパシーレメディもあったもよう:
[ Radium Bromide (ca. 1960) on Radioactive Quack Cures by ORAU ]このレメディも検出可能な量のラジウムが入っていたようだ。
These homeopathic triturations containing radium bromide powder were distributed from a pharmacy in Pennsylvania in the 1960s. The "6X" on one bottle, the "8X" on another, and the "18X" on the third indicate the dilution factors of the radium bromide. Note the lead foil on the bottle to the right - that thickness of lead would do next to nothing to reduce the exposure rates associated with radium.
Sizes: (left to right) ca. 4 1/2" high, 8" high and 5 1/2" high. ~^
臭化ラジウムを含むホメオパシー粉末は、1960年代にペンシルバニア州の薬品会社から販売された。ボトルにある"6X", "8X", "18X"は臭化ラジウムの希釈率である。右側のボトルの鉛ホイルは、その厚みではラジウムからの放射線被曝を削減する効果を持っていないに等しい。
Exposure rates: nothing detectable at one foot, but the two small bottles show approximately 4 uR/hr above background at two inches or so. ~^
30cm離れると何も検出されないが、2つの小さなボトルは5cm離れたところで、背景放射よりも4μR/hrだけ大きな放射線が出ていた。
実際のところはホメオパシーではラジウムをレメディのひとつとして位置づけている。今では、放射線を検出可能なレベルのホメオパシーレメディは存在しないと思われるが、当時は、放射線が出ることに意義があると思っていたのかもしれない。



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