冷戦時代の核実験や民間防衛をめぐるカルチャー

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ロシア右翼

ロシアの伝説の町へと飛ばされるタイムトラベラー


ロシアのタイムトラベラー歴史改変仮想戦記の中には、「伝説の町」を舞台とするもの少しある。
ベロヴォージエの伝説

ベロヴォージエの伝説はロシアでは広く知られた伝説のようである。ただし、「伝説のベロヴォージエ」に到達するのではなく、「伝説のベロヴォージエ」を目指しながら、到達できなかったタイムトラベラーの物語...
Георгий ЛопатинИсход
ゲオルギー・ロパーチンエクソダス (2023)
1570年。ノヴゴロドはついにイヴァン雷帝によって征服された。しかし、住民全員が新政府に屈服する用意があったわけではなく、ゴキブリのように彼らは四方八方に散り散りになっていった。これは、過酷な生活環境によっても助長されていた。寒さ(小氷期が猛威を振るい、飢餓は人食いにまで達し、疫病(ペスト)は蔓延していた。いつものように、この困難な時代に、タイムトラベラーはそこにたどり着く、というか、原住民の一人へと移り住む…
Георгий ЛопатинБеловодье
ゲオルギー・ロパーチンベロヴォージエ (2023)
ベロヴォージエを探して航海に出た異教徒のノヴゴロド人について描いた「エグゾダス」の続編。嵐で船「ヴェレスの星」が沈没したこと、そしてヴェレスの星(超新星ティコ・ブラーエ)自体が既に消滅していたことなど、様々な状況から強い圧力を受け、アレクセイはベロヴォージエを、本来目指していた地ではなく、人々が居着いた地であると宣言せざるを得なくなった。今や彼らは、敵対的な部族に囲まれた北アメリカ沿岸で生き残り、発展していかなければならない。

他にもタイトルに「ベロヴォージエ」が入ったものがあるが、ベロヴォージエの伝説とは関連がない。
キーテジの伝説

見えないキーテジ」ではなく、実際の「キーテジ」攻防戦に参加するタイムトラベラーの物語...
Владислав Стрелков"Огненное зелье". Град Китеж против Батыя
ウラジスラフ・ストレルコフ"火薬"キーテジ市対バトゥ (2015)
もし聖なるロシアに致命的な脅威が迫り、バトゥの軍勢が既に国境諸侯国に侵攻し、北進して行く手を阻むもの全てを破壊しつつあるなら、誰がロシアの地を破滅から救うことができるだろうか?歴史の流れを変え、2世紀に及ぶ軛を防げるのは、現代から来たタイムトラベラーだけだ!彼だけが「火薬」の作り方、大砲の鋳造、ロケット弾の製造、地雷の敷設を知っている。こそが、ホルドに対する防衛を率い、キーテジの城壁で草原の民に決戦を挑むだろう!
イグナートの町の伝説

イグナートの町の伝説は、「キーテジ」や「ベロヴォージエ」よりも、はるかに知名度が低いらしく、タイムトラベラーは出現していない。






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