ロシア右翼, ロシア史教科書
400ページを超える長大な教科書だが、結論は1ページだけ。
なかなか麗しい締めくくりをしているものの....
バルト・東欧諸国にって西欧における第二次世界大戦の歴史観を改変されてしまったことに対する、自らの歴史観を教科書に終わりに記述している。

対象が1945年以降なこともあり、「歴史観の改変」を書く必要はないようで、結論はより短くなっている。
記述そのものは、とても麗しい。これは10学年用と同様。

教科書は174ページで10学年用や11学年用の1/3程度なのだが、結論は4ページと長々しい。
そして、その記述は基本的には「愛国心」の価値・重要性の繰り返しである。歴史より、むしろ「愛国心」を教育したいようにも見える。
そして、9学年用も麗しくも「愛国心とナショナリズムは異なるもの」と記述している。現実にクレムリンが行っている現実とは何の関係もないようだが...
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400ページを超える長大な教科書だが、結論は1ページだけ。
なかなか麗しい締めくくりをしているものの....
この偉大かつ悲劇的な歴史的時代の研究を締めくくるにあたって、我々一人ひとりが、歴史的運命の統一がロシアと、その独自の発展の道を求める何世紀にもわたる闘争と永遠に結びついている民族の生命の継承者であり継承者であることを認識することが重要である。
バルト・東欧諸国にって西欧における第二次世界大戦の歴史観を改変されてしまったことに対する、自らの歴史観を教科書に終わりに記述している。
ロシア文明の枠組みの中で形成された安定した民族共同体は、大祖国戦争の最も困難な試練に耐えた。1941年から1945年にかけて、我々の祖先は祖国の独立を守っただけでなく、ファシズムによる奴隷化の脅威から人類を救った
対象が1945年以降なこともあり、「歴史観の改変」を書く必要はないようで、結論はより短くなっている。
記述そのものは、とても麗しい。これは10学年用と同様。
学校の授業で歴史を学ぶことで、諸君は国民であること、祖国を理解し、感じ、愛することを学んだ。結局のところ、歴史は起こったことを研究し説明する科学だけではない。歴史の知識があれば、過去の出来事を評価できるだけでなく、ある程度未来を予見できる。
教科書は174ページで10学年用や11学年用の1/3程度なのだが、結論は4ページと長々しい。
そして、その記述は基本的には「愛国心」の価値・重要性の繰り返しである。歴史より、むしろ「愛国心」を教育したいようにも見える。
そして、9学年用も麗しくも「愛国心とナショナリズムは異なるもの」と記述している。現実にクレムリンが行っている現実とは何の関係もないようだが...
祖国を尊重するなら、愛国心とナショナリズムを混同してはいけない。愛国心は自分の祖国への愛であり、自然なことである。ナショナリズムは他者、異邦人への憎しみであり、受け入れられない。
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