冷戦時代の核実験や民間防衛をめぐるカルチャー

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ロシア右翼, ロシア史教科書

ロシア史11§37.16 特別軍事作戦とロシア社会


2023年秋学期からロシアで使われている11学年用のロシア史(1945〜21世紀)教科書の、特別軍事作戦を取り上げた部分から、第16節「特別軍事作戦とロシア社会」

雑多な記述が並んでいる節となっていて:
  • ロシア国民は特別軍事作戦にボランタリーに協力している
  • ロシア軍は民間施設を攻撃していない(あるいはウクライナ軍は人間の盾を使っている)
  • ブロガーの記事などのオンライン情報を疑うこと
  • 外国代理人指定は米国にもある

基本的には現実は違っていて
  • 部分動員で国外へ逃げる国民など
  • 積極的にウクライナの民間インフラを破壊している
  • ロシアが欧米のオンライン世論の操作を行っている

外国代理人法については、1938年の米国外国代理人法(FARA)が、外国代理人の構成要件を定めて、「登録及び開示」を義務づけるものとなっている。これに対して、ロシア外国代理人法は改正を繰り返して、現在では外国代理人の構成要件はほぼ何でもありになり、指定された場合も「被選挙権剥奪、公職追放、広告掲載禁止、集会等の活動禁止」など「登録及び開示」とはまったく異なるレベルになっている。

ロシア外国代理人法は当初はNPOを標的としつつも、「FARA (米国の外国代理人法)」のようなものと主張されていたが、実際は名称以外は別物。








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